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海外メンタルヘルスニュース

インターネットとメンタルヘルス

2005年07月14日 | Weblog
数年前のことだが、BBC NEWS等で「ネットサーフィングは拒食症をエスカレートさせます」なるニュースが報道された。これらの報道によれば「拒食症で悩んでる人々が集まるサイトの多くは一見お互いが励ましあい、克服に向けてアドバイスを交し合ってるようで、最終的には互いの書き込みがプレッシャーとなり症状が悪化する」と結論付けられていた。

掲示板がメインのサイトをよくみかけるが、そこでは自分の体重や食べたものを書き込む人が多数います。それを読むことによって「私より体重が少ないのに悩んでるのか…」「この人はこんなに順調に克服しつつあるのに、私なんて全然…」と思い、それがストレスになるケースもある。また一方で、「この人に比べれば私は軽症だからまだ大丈夫」と思い、安心するケースもある。比較対照が存在するために、どちらに転んでも良くない結果に転ぶケースが多く、それが問題となり一時議論されました。しかし、サイトを作成するのも参加するのも本人の自由なので規制することは出来ません。

中には専門化が作成、管理しているサイトもありますが、その類のサイトでも安心は出来ません。自分のサイト(営業所)に人を集めたいため、うまく情報操作をしたり、訪問者の心情を無視しているサイトも残念ながら存在します。

ネット人口の増加により、ネットで情報収集をしてそれを基に自己判断、自己治療を試みる人も増えました。確かに、ネットには有益な情報が溢れています。それをどう利用するかは人それぞれ。皆さん、上手に利用しましょう。

The Osbournes(ザ・オズボーンズ)

2005年07月10日 | Weblog
ここ数年間で最強のドキュメンタリーTV番組と言えば、間違いなく「The Osbournes」であろう。ヘビーメタル界のゴットファーザーこと、オジー・オズボーン一家を24時間取り続けた番組である。MTVJAPANでも放送されていたのでご存知の方もいるかと思うが、知らない方に簡単に説明すると、日本の「大家族番組」みたいなものです。

オズボーン一家は4人だけなのですが、それぞれ個性が凄い。米では社会現象化したほどの番組で、大統領も視聴してた怪物番組(放送はシーズン4をもって終了)

一人息子ジャック、一人娘ケリー。彼らは素人さんのはずなのに「こんな10代いるのか??」と叫びたくなるほどの強烈なキャラクター。アンチも多いが、一方ファンも多く誕生し、この番組がきっかけでケリーはCDデビュー。ジャックもアイドル並みの人気←仏頂面で放送禁止用語連発だけど人気

TVを観てる分には良いが、実際近所に居たら嫌な一家ワースト1位なのも間違いないであろう。実際、オズボーン家のお隣さん、家を売却して引っ越しました……(お隣さんとのバトルの模様も放送された)

さて、なぜオズボーンズを取り上げたかと言うと、子供達がアルコール/薬物依存症なのです。お父ちゃんも奥さんに対する殺人未遂で逮捕されたり(オジーのアルコール依存度の高さも有名)と何かとお騒がせな一家をメンタルヘルスリストを眺めていて思い出したのです。

メンタルヘルスリスト

2005年07月09日 | Weblog
久々に大きなコンテンツをアップしました。

メンタルヘルスリスト如何ですか?こんなにたくさんいるの?と驚いた方も多いのではないでしょうか?心の病気はそれだけ一般的であり、誰でも多かれ少なかれ抱えるものなのでしょうね。結構大人数リストアップしましたが、今は倍位まで増やす予定です。それぞれのエピソードも添えられるとベストなのでしょうが、さすがにこの人数では不可能なので、なるべくメジャーな人か興味深い話がある人を選別してあと少しコラムも増やす予定です。


黒人専用の薬発売なるか?

2005年07月09日 | Weblog
ワシントンポストによると、マサチューセッツ州の薬品会社から出されていた、黒人のための心不全患者用の薬の販売申請を承認する勧告が行われた。この勧告を受け、食品医薬品局(FDA)が正式に販売を承認し、許可が下りれば特定の人種に限定された薬の販売としては初の事例となる。

この薬、実験の結果、黒人患者に対してより効果があることが実証されている。「治療の個人化」と歓迎する関係者もいれば、社会的な差別、または「人種での区別は意味がない」として反対する関係者も多い。


リスクよりも容姿-豊胸(米)

2005年07月08日 | Weblog

人体に害を与えるとして、1992年より禁止されている豊胸用シリコンの解禁を求める声が、女性の間で高まっている。食品医薬品局(FDA)は豊胸用シリコンの一般使用を禁じており、代わりに生理食塩水が使用されている。しかし、危険性がどれだけ指摘されようとも、外観がより自然なシリコンの復活を希望している。

豊胸手術を受ける女性の数は、禁止された1992年には約3万人。現在は年間約25万人の女性が豊胸手術を受けている。背景にはメディアの影響があり、豊胸を含む美容整形は今やファッションの一部になっている。

ちなみに、シリコンが合法な欧州では90%の女性がシリコンを選択するそうです。母国で禁じられているため、アメリカから欧州へ行って手術を受ける女性も多いとか。
日本もシリコンの選択は可能です

高カロリー競争-ファストフード(米)

2005年07月07日 | Weblog
肥満が社会問題になっているアメリカでは、低カロリーの食べ物が人気だが、その一方で、高カロリー化を進めるファストフードレストランが急激に増えてきた。この背景には、食事制限を伴う低カロリー健康志向&ダイエットに対する不満やストレスの爆発がある。実際、これらの高カロリー食品の売れ行きは好調であり、ファストフード業界は高カロリー競争の様相を見せている。

ハーディーズが発売開始した「Monster Thick Burger」(怪物的厚さのハンバーガー)は150gのバーガー2枚、チーズ3枚、ベーコン4枚&マヨネーズたっぷりの一品で、カロリーはなんとこれ一品で1420キロカロリー、脂肪分107グラム。(成人の1日摂取カロリーの目安は約2000キロカロリー)このレストラン後に450gバージョンの発売し、2004年の決算で5年ぶりの黒字を達成。このバーガーの売り上げが話題を呼び、売り上げも好調だったことから、競争が激化しはじめた。

ピザハットが「XLピザ」発売(定価$13,99だが場合によっては$10以下の時もある)
バーガーキングが「Enormous Omelette」(巨大なオムレツ)発売。(オムレツという名だがオムレツを挟んだでっかいハンバーガー しかも朝食メニュー……)

疾病対策予防センターのとある研究者が「肥満が健康に及ぼす危険度合いは思ったより低い」なる調査結果を発表。この結果を受けて、とある団体が全米の所要新聞に「肥満への不安はおおげさ」とする広告を掲載。食事制限に反発している。

高カロリーと低カロリーの二極化に進みつつあるのですが、低カロリー派も「ダイエットコーラ」「ダイエットドクターペッパー」を飲んで実践してると思ってる方々もいらっしゃいますので、なんとも言えないですね。

本日のエントリーはメンタルヘルス/発達障害に一切関係ないお話でした。



ホイットニーヒューストン&ボビー・ブラウン-双極性障害について語る

2005年07月06日 | Weblog
Sister 2 Sisterという雑誌の企画でホイットニーヒューストン&ボビーブラウンが双極性障害を含むメンタルヘルスについて話し合いました。

まず、ブラン自身が自身の気分障害の体験談、ホイットニーと共に家族カウンセリングにかかっていること、そして現在2番目の子供の誕生を望んでいることなどを語りました。夫婦関係を含め赤裸々に語り合う二人。

ボビーブラン自身が病気と真剣に向き合う必要があると気づいたのは、クリスマスの時でした。どこの家庭も一家で幸せな時を過ごしている中、ボビーはドメスティックバイオレンスを犯し、警察が呼ばれたのでした。しかし、簡単には解決しません。ホイットニーがボビーに双極性障害の薬物治療を強制しようとして、二人はまた喧嘩をはじめました。どこかで認めたくない自分がいたようです。

現在は適切な治療を受けており「かなり落ち着いた状態を保ってる」そうです。

ボビーブラウンは子供の頃ADHDと診断されたそうです。また、ホイットニーヒューストンは薬物・アルコール依存症であったことを認めています。


芸能人/有名人&摂食障害5

2005年07月03日 | Weblog

ヴィクトリア妃(スウェーデン)
ナオミ・ウルフ(作家/フェミニスト)
ミッシェラ・ストラッチャン(女優)
コートニー・コックス(女優「フレンズ」)
サンドラ・ディー(女優「避暑地の出来事」)
エリサ(イライザ)・ドノヴァン(女優「ビバリーヒルズ高校白書」)
オードリー・ヘプバーン(女優「ローマの休日」)

他のセレブについてはサイトのコラムまたは摂食障害のページに記しています。


芸能人/有名人&摂食障害4

2005年07月02日 | Weblog
シンシア・フレンチ/Cynthia French(歌手/作家)

ジェイミー・リン・シングラー/Jamie-Lynn Sigler(歌手/役者「美女と野獣/ブロードウェイ」)

「私は摂食障害のスポークスウーマンよ。確かに話すのは辛いけど、セラピーの一種になるの」

サリー・フィールド/Sally Field(役者「フォレストガンプ」「ER」)

20歳の時に約3年摂食障害に苦しんだ役者さん(現在50歳に近いと思います)
彼女は撮影のストレスから過食になる長年にこの病気に苦しみましたが、克服済みです。彼女は波乱万丈な人生を送っているので機会があればコラムで取り上げたいと思います。

その他のセレブリティズは本サイトで取り扱っています。