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海外メンタルヘルスニュース

抗うつ剤-FDAの警告

2005年07月25日 | Weblog


食品医薬品局(FDA)はこの程、抗うつ剤が大人の自殺衝動を強化する可能性があるとして、服用する際は症状の悪化や自殺願望などを慎重に監視するようにとの警告文を発表した。

既に一部の抗うつ剤が子供の自殺衝動を強化する可能性が高い事は明らかになっており、FDAは昨年、薬に警告文を添付するすよう指示した。(この薬を服用すると自殺願望を誘発する恐れがあります)

FDAは今後一年間かけて、有名抗うつ剤について大人の患者に自殺を誘発する恐れがあるか無いかを評価し製品への警告表示等を検討すると発表。今回の警告文はそれまでの短期的な措置と言える。

2004年の調査では、18歳以上の女性の約10%、そして男性の約4%が抗うつ剤を服用していることが分かった。