☆今日も生きているで書☆

すずりん(硯夢)の毎日の血圧と、書道を中心に記録しています。今日も元気に筆を持っていられることに感謝して。

百人一首76 わたの原 こぎいでてみれば 久方の 雲ゐにまがふ 沖つ白浪

2010年12月16日 09時12分36秒 | 百人一首
わた(多)の原
こぎいでて
見れば(盤)久方の(能)
くもゐに(耳)ま(万)が(可)ふ
お(於)きつ しらな
み(三)

広い海原に船を漕ぎ出して、はるかに見渡すと、沖の彼方は大空の雲のある場所と見間違えるばかりに白波が立ち続いており、素晴らしい眺めであることよ。
作者は法性寺入道前関白太政大臣(ほっしょうじにゅうどうさきのかんぱくだじょうだいじん)

詞花集 雑上 382

紙 清書用手漉き料紙 ゆうか 本楮紙うす具引き 半懐紙二分の一 栢美

筆 いたち 渓水 鳴鳳堂

墨 玄泉堂の古墨