恨み(三)わび ほ(本)さぬ
そ(楚)で(天)だにあるものを(乎)
こひ(悲)に(耳)くちな(那)む(無)
名こそをしけ(介)
れ(連)
つれない人を恨み思い悩んで、悲しい涙の乾くひまさえない自分の袖は、濡れて朽ちてしまいそうなのに、その上この恋のために、世の人からあらぬ噂をされるのは、いかにも口惜しく残念なことです。
作者は相模(さがみ)
後拾遺和歌集 恋四 815
紙 清書用手漉き料紙 ゆうか 本楮紙うす具引き 半懐紙二分の一 栢美
筆 いたち 宝研堂
墨 松花 呉竹
そ(楚)で(天)だにあるものを(乎)
こひ(悲)に(耳)くちな(那)む(無)
名こそをしけ(介)
れ(連)
つれない人を恨み思い悩んで、悲しい涙の乾くひまさえない自分の袖は、濡れて朽ちてしまいそうなのに、その上この恋のために、世の人からあらぬ噂をされるのは、いかにも口惜しく残念なことです。
作者は相模(さがみ)
後拾遺和歌集 恋四 815
紙 清書用手漉き料紙 ゆうか 本楮紙うす具引き 半懐紙二分の一 栢美
筆 いたち 宝研堂
墨 松花 呉竹