もろともに
あは(者)れと思へ
山桜
花より
ほか(可)に
知る人も
なし
深山の中で、ひとり咲いている山桜よ、私はお前を見てしみじみといとしく思う。
山奥のここには、花より外に心を語る友とてないのだから。
作者は大僧正行尊(だいそうじょうぎょうそん)
金葉和歌集 雑上 521
紙 清書用手漉き料紙 ゆうか 本楮紙うす具引き 半懐紙二分の一 栢美
筆 いたち 宝研堂
墨 松花 呉竹
あは(者)れと思へ
山桜
花より
ほか(可)に
知る人も
なし
深山の中で、ひとり咲いている山桜よ、私はお前を見てしみじみといとしく思う。
山奥のここには、花より外に心を語る友とてないのだから。
作者は大僧正行尊(だいそうじょうぎょうそん)
金葉和歌集 雑上 521
紙 清書用手漉き料紙 ゆうか 本楮紙うす具引き 半懐紙二分の一 栢美
筆 いたち 宝研堂
墨 松花 呉竹