☆今日も生きているで書☆

すずりん(硯夢)の毎日の血圧と、書道を中心に記録しています。今日も元気に筆を持っていられることに感謝して。

百人一首66 もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし

2010年07月25日 21時37分52秒 | 百人一首
もろともに
あは(者)れと思へ
山桜
花より
ほか(可)に
知る人も
なし

深山の中で、ひとり咲いている山桜よ、私はお前を見てしみじみといとしく思う。
山奥のここには、花より外に心を語る友とてないのだから。

作者は大僧正行尊(だいそうじょうぎょうそん)

金葉和歌集 雑上 521

紙 清書用手漉き料紙 ゆうか 本楮紙うす具引き 半懐紙二分の一 栢美

筆 いたち 宝研堂

墨 松花 呉竹