鹿沼市デジタル・コミュニティ推進協議会NEO

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きずな防災通信⑱ ~防災町歩き(後編)~

2022-02-10 | 菊沢

~防災町歩き(後編)~

(前編からの続きです) 

 「防災町歩き」の際に、準備しておくと良いものとして、
住宅地図・ハザードマップ・カメラ・筆記用具・メモ用紙などがあります。
具体的な歩き方としては、自宅から最寄りの避難所までの経路を、
地震が起きた時の地域の被災した様子をイメージしながら歩きます。
その際、次のような不具合となりそうな部分を想像して事前確認をしましょう。

・道路沿いに、転倒や落下しそうな自動販売機や看板などがないか
・古い家屋、電柱、樹木などの倒壊で道路が塞がり、通行出来なくなる可能性はないか
・う回できるルートがあるか
・老朽化した木造建築物が存在したり密集していないか
・火災が広がる危険性がある場所はないか

また、施設などの確認ポイントとして、次の状況を確認することが大切です。

・避難場所(一時避難場所、広域避難場所など)
・消火施設(消火栓、防火貯水槽など)の場所
・自治会や行政が管理する防災倉庫(備蓄庫)の場所
・病院、診療所などの医療施設 など

自分の住む町をあらためて注意しながら歩くことで、
普段は気付かない町の良いところや、問題のあるところも見つけることができます。
また、町の中の危険箇所や防災設備などを探すことで、
災害を他人事ではなく自分の事と認識し、防災意識の向上を図ることもできます。
そして、何よりも災害時は、防災町歩きで得られた情報を活用し、
自分自身の身を守ることが出来るのです。 
普段何気なく歩いている自分の住む町を、一度見直してみませんか?

【菊沢きずなプロジェクト】



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