鹿沼市デジタル・コミュニティ推進協議会NEO

“花と緑と笑顔のあふれる地域づくり”を目指して、身近な地域や生活に密着した情報を発信します。

きずな防災通信⑳ ~家庭でできる防災対策~

2022-03-31 | 菊沢

~家庭でできる防災対策~

家族で防災の話し合いをしましょう
・日常の被害予防対策上の役割と災害時の役割を両方決めておきましょう。
・災害時に避難に支障のあるお年寄り、病人、小さな子どもがいる場合は、
 誰が保護を担当するかなども話し合いましょう。

いざというときの連絡方法
・学校や仕事など家族が離れているときの連絡方法や避難場所を確認しておきましょう。
・災害用伝言ダイヤル「171」も忘れずに。

避難場所の確認
・避難場所の順路に危険箇所が無いかなど散歩がてらに下見をしておきましょう。

避難するとき
・もう一度火の元を点検し、電気のブレーカーを切りましょう。
・安全な服装で、頭や手足を保護しましょう。
・荷物は背負って、必要最小限に。
・塀ぎわや狭い道、川そばの道は、できるだけ避けましょう。
・指定された避難所に避難しましょう。

家具の安全な配置と転倒防止
・非常持出し品のチェック。家族と話し合い、それぞれに合ったものを用意しましょう。
・家の中に安全なスペースを作っておきましょう。
・家具などの転倒防止をしておきましょう。

災害の種類によって、安全な避難場所が異なります。それぞれの災害をイメージして、
どのような行動をすれば安全に避難できるか、家族で考えてみましょう。

【By 菊沢きずなプロジェクト】


きずな防災通信⑲ ~マイタイムラインについて~

2022-03-31 | 菊沢

~マイタイムラインについて~

「マイタイムライン」とは、台風や集中豪雨などのの風水害に備えて、
気象情報や自治体が発令する避難情報などをもとに、家族構成や住んでいる地域環境などに合わせて
「いつ」「誰が」「何をするのか(どこにどうやって避難するか)」について、あらかじめ時系列に
整理しておく「防災行動計画」です。

【作り方】
 ① 災害のリスクを知ろう(ハザードマップで危険箇所をチェック)
 ② 気象情報や避難情報の入手手段を持とう(テレビ・ラジオなど)
 ③ 避難先と避難経路を確認しよう
 ④ 気象や避難レベルに沿って自分の行動を記入しよう

いざ災害が迫った時に、慌てることなく余裕をもって安全に避難するために、
家族と一緒に準備しておくとよいでしょう。

鹿沼市のホームページでは、あらかじめ災害の発生が想定できる「台風」について、
3日前からのタイムラインを公開していますので、参考にしてみてください。https://www.city.kanuma.tochigi.jp/0214/info-0000006693-1.html

【By 菊沢きずなプロジェクト】


きずな防災通信⑱ ~防災町歩き(後編)~

2022-02-10 | 菊沢

~防災町歩き(後編)~

(前編からの続きです) 

 「防災町歩き」の際に、準備しておくと良いものとして、
住宅地図・ハザードマップ・カメラ・筆記用具・メモ用紙などがあります。
具体的な歩き方としては、自宅から最寄りの避難所までの経路を、
地震が起きた時の地域の被災した様子をイメージしながら歩きます。
その際、次のような不具合となりそうな部分を想像して事前確認をしましょう。

・道路沿いに、転倒や落下しそうな自動販売機や看板などがないか
・古い家屋、電柱、樹木などの倒壊で道路が塞がり、通行出来なくなる可能性はないか
・う回できるルートがあるか
・老朽化した木造建築物が存在したり密集していないか
・火災が広がる危険性がある場所はないか

また、施設などの確認ポイントとして、次の状況を確認することが大切です。

・避難場所(一時避難場所、広域避難場所など)
・消火施設(消火栓、防火貯水槽など)の場所
・自治会や行政が管理する防災倉庫(備蓄庫)の場所
・病院、診療所などの医療施設 など

自分の住む町をあらためて注意しながら歩くことで、
普段は気付かない町の良いところや、問題のあるところも見つけることができます。
また、町の中の危険箇所や防災設備などを探すことで、
災害を他人事ではなく自分の事と認識し、防災意識の向上を図ることもできます。
そして、何よりも災害時は、防災町歩きで得られた情報を活用し、
自分自身の身を守ることが出来るのです。 
普段何気なく歩いている自分の住む町を、一度見直してみませんか?

【菊沢きずなプロジェクト】


きずな防災通信⑰ ~防災町歩き(前編)~

2022-01-21 | 菊沢

~防災町歩き(前編)~

★ポイント★

● 災害によって起きる被害を想定しながら町を歩いてみよう。

● 避難場所・避難所への経路の被害想定を確認しよう。

● 得られた情報を活用し、自分の身を守ろう

住み慣れた町で毎日生活している中では、
「もし災害が起きたらどうなるのかな?」などとは気にする事が無いのではないでしょうか。
地震や洪水などが起きれば町は様変わりしてしまう可能性があります。
住宅街の場合、通路上のブロック塀や家屋・電柱の倒壊などで、
道路が通れない、陥没や火災などの障害も予想されます。


そのような事態を予め想定し、いざという時に慌てず済むよう、
避難所までの経路を何通りか事前に確認しておく必要があります。
そこで、地震などの災害によって起きる被害を想定しながら、
住んでいる町を一度歩いてみませんか? これが「防災町歩き」です。
町の中で災害時に危険となるもの、災害発生時に利用される公園や緑地などの避難場所を
歩き回って確認してみましょう。
地域の意外な発見があるかもしれません。

(後編に続きます)

【菊沢きずなプロジェクト】


きずな防災通信⑯ ~ローリングストックとは?~

2021-12-14 | 菊沢

~ローリングストックとは?~

災害が起こると物流がストップしてしまうこともあります。
保存食を備蓄しておくことも、もちろん大切なことですが、
日常の中で食料備蓄を取り込むという考え方がローリングストックです。

いつも食べている食材・食品や水、好きなものを多めに買っておき、
普段の食事で食べたら、食べた分を買い足し、少し多めに家に備蓄するものです。
3日から7日分くらい用意しておきましょう。

食べ慣れたもの、日持ちするもの、簡単に調理できるものがおすすめです。                  
おかずが一品ほしいときなどに利用して、補充を繰り返すと賞味期限切れになりません。

ローリングストックで日常の食材を多めに準備しておいても、
災害時はガスや電気、水道が止まり、食材を調理できないことが想定されます。
そんな時役に立つのが「カセットコンロ」です。
災害時に温かいものを食べると、ほっとします。ガスボンベも用意しておきましょう。

【By 菊沢きずなプロジェクト】