あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

どちらから、どこから、いつするの?=今でしょう!

2013-07-14 15:23:13 | 「慰安婦問題」を超えて

               写真は「兵庫県北部==神鍋高原・渓谷~丹波高原」撮影日:2013/6/17<o:p></o:p>

               写真上:但馬高原植物園のメインスター「和池の大カツラ」<o:p></o:p>

 

  早めの梅雨明けと同時に、猛暑が続いています。みなさまお元気でしょうか?暑いうえにイベントが重なってブログアップが遅くなってしまいました。

 

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 74日に東京国際展示場で開催された「東京国際ブックフェア」(そのほか「電子出版EXPO」「コンテンツ制作・配信ソリューション展」「クリエイターEXPO東京」など多彩に同時開催)に行きました。

 

 

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 とにかく人の多さ、イベントやコンテンツの多さ、内容の濃さ、などに圧倒されます。偶然にも今年初めての海外テーマ国が「韓国」であり、ブログで書いていることもあり、またその好奇心旺盛さ、表現力のパワーで尊敬している立花隆氏も出席されることもあって、座談会「デジタル時代、なぜ本か」というセミナーに参加しました。

 

 

写真:大カツラの後ろの森

 

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 座談会のお相手、韓国初代文化相・李御寧(イ・ヨリョン?) 氏はソウルオリンピック映画のシナリオ製作も行った人で、現代のデジタル技術や本にも関心や好奇心を持って精力的に活動されているようです。

 

 

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李氏は「韓国では満1才のとき、机の上にいろいろなモノを並べてなにかを選ぶ風習があり、私は本を選んだので、これが一番目の本です。以後80年間本を読んでいます。そして2番目の本は『母が読んでくれた本、母の声・音の世界を感じる本』で、これが自分には根源的な命の本なのです」と話しました。

 

 

                      

                          写真:ウツギに夢中のアカタテハ

                                 

 

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 しかし3番目の本、小学校からの教科書については「教科書は日本語となり、韓国語が禁止されました」と、自分のことばが使えない苦しさを説明しました。

 

 

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 一方立花氏は、「近日中に公開されるジブリ映画『風立ちぬ』のパンフに寄稿するたった2頁のために何十冊もの本を読む必要が生まれる。今では本を読むのは、本を書く人、作る人自身か学生たちが大部分」と懸念しています。

 

 

 

写真:山だけどハマナスも

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 また「現在はハングルになっているが、韓国での漢字文化の教養はとても深かったし、日本とも共有しやすかった。中国を含めた3国はもともと漢字文化圏なので新しいアジアの共通言語として漢字文化を見直すことは大きなパワーになりうる」と提案しました。

 

 

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 最後にフロアの韓国ジャーナリストから「東大生はなぜバカになったのか?そして歴史認識問題についてどう思うか?」という質問がありました。

 

 

    写真:棚田百選に選ばれた

 

 

  立花氏は「先ほどの李先生の教科書に関する体験や心の葛藤などが、日本人には充分伝わっていないことは問題です。歴史認識は時間をかける必要がありますが、世の中にはいろいろな立場・考え方、また宗教などもあり、解決するのは難しいことかもしれません」と互いに情報量を増やし、真剣に立ち向かう必要があると応じました。

 

 

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さてあいよっこの感想ですが、まずびっくりしたのは80才李先生のお元気な血色の良い顔つきと、大きくてはきはきとした声です。でも「デジタル時代、なぜ本か」のテーマですが、やはりというか、もちろん必要なのだと思いますが、「日本との軋轢」が出てしまいます。そして会場からの(時間が足りず)1人だけの質問にも「歴史認識問題」が出てきました。

 

 

写真上:オオバギボウシ

                    写真右:?

 

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「どんなテーマで議論しても、結局、つまるところ(重複)そこに行ってしまうの?それじゃその前にどんなに面白い話しがあっても、結論ありきで、議論のやりがいがなく、つまらない」と思ってしまいます。<o:p></o:p>

 

 

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韓国にしてみれば「悪いのはすべて日本なんだから、こちらは被害を訴えるだけ」という認識かもしれませんが、「韓国人はいつもそうだ」というイメージのために、日本人は近寄りにくくなり、いっそう理解や共感も得がたくなっているとも感じます。絡まった糸はどこからほぐせば良いのでしょう?

 

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どこから、どちらから、いつするの?===今でしょう!

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***続く(なるべく早くね~)***<o:p> </o:p>

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