写真撮影日:2023/5/21~ 富山県から新潟県へ
写真上:富山県高岡市 国宝「瑞龍寺」
山門は安定した美しさと荘厳さ(逆光が強いので内側から撮影)
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昨年12月の話題がなんだか遠く感じますが、米メジャリーグ・ドジャースに移籍した大谷翔平選手のビッグな年棒のお話です。
その前にこのたびの能登半島地震に際しまして、2024/1/4大谷選手自身のSNSを更新し、「ドジャースおよびそのオーナー会社と共同で、被災地への支援金100万ドル(約1億4000万円)を寄付する」と伝わりました。迅速で多額の寄付には、普段から日本への想いが強いこと、社会貢献への意識の高さなどが実感でき嬉しいかぎりです。また日本全国の小学校に特製グラブ各3個を贈られるなども、どんなに子供たちが喜んだことでしょう。ありがとうございます。
さて大谷選手のドジャースとの契約金10年間7億ドル(約1015億円)は、どのくらいすごいのでしょうか?「ふ~んそうなんだ!」と感嘆するばかりで、イメージもできなかったのですが、ともかく日米だけでなく、全世界が驚愕しました。比較の一例としては、彼のこの1年平均年棒7000万ドル(約101憶5000万円)は、ある球団では「総年棒と同等」なのだそう。すべての選手分?!
ちょうど私は、「AIは人間の脳にあるニューロン約1000憶をまねて、コンピューター上に再現したもの」の説明に「1000憶ってどんだけ?」と思っていたところ。「おおっ、彼の10年間年棒と同じ?でもピンとこないなあ…」状態なのでした。
※以後「ヒト脳」/「AI(人工知能)」と区別することにします。
アナログの1000憶のニューロンをデジタル再現したらどんな形になるのかな?普通のPCに納まるの?それともたとえばスパコン「富岳」のような、箱型が並ぶような感じなのかな?機能の増大に従って機械も大きくなるでしょうね。どちらにしてもヒト脳は約800gに多様な機能を備えたものが収まっているわけで、やはり創造の神様は偉大です。
ところでみなさま、神経伝達細胞・ニューロンの形を覚えていますか?思い出してみると、星型部分の「樹状突起(じゅじょうとっき)」が周辺細胞からのデータ入力部分で、一定量のデータが貯まると発光し、強めの電流であるインパルスを出して、長い樹状突起である「軸索(じくさく)」を経て、2つの神経細胞の接合部分「シナプス」に伝えます。この複雑なニューロンのネットワークで、データの収集、重要度・適格性の判定、選択・判断を行い、記憶となるのです。
AIニューラルネットワークの説明イラストですが、自作には時間が足りないので、文字だけの説明です。(ごめんなさい、ネット検索でたくさん出るよ)
1、 入力層:多数のデータ〇印が並び、次の中間層に向かう交差する矢印が
伸びる。矢印の交わるところが「ノード(結び目)」。
2、 中間層(隠れ層):→が伸びた先に複合した大きな〇データ、あるいは
□四角で囲み「ブラックボックス」としている場合も。
3、 出力層:再び〇印データが出てくるが数・矢印は減少する。
4、 出力:答えのデータはひとつ。
このシンプルな基本形が「単層パーセプトロン」で、層が増えるほど深層で学習する「ディープラーニング」となります。実際には人間の目で確認できる3~4層程度以上は「ディープラーニング」と呼ばれます。だからグーグル検索も始まった頃からすでに「ディープラーニング」だったのですね。
それではニューラルネットワークでは、入力されたネット上にあるビッグデータや目的に応じた「学習(教師)データ」といった大量情報をどのように処理するのでしょうか、を次回に…。
写真上:仁王様のおそろしくもユーモラスなびっくり顔!
写真上:瑞龍寺は江戸初期の禅宗寺院建築を伝える。山門・仏殿・法堂が国宝
で総門・禅堂・大庫裏・大茶堂・回廊三棟が重要文化財指定。
仏殿には多くの仏さま(写真下)が収まっている。
写真下:法堂の天井を埋め尽くす「天井画」 とても華やかな雰囲気
写真下:案内板にある説明では、整然とした伽藍配置は人体に基づいている。
面白いね!
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