写真撮影日:2023/8/3~7 群馬県 横手山~草津白根山~我妻峡(あがつまきょう)など
写真上:我妻峡(あがつまきょう)汗だくだくでたどり着いたら、神秘的雰囲気の渓谷が!来てよかったわぁ。
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世界中が次々と大きく揺れています。イスラエルとアラブの2000年以上に及ぶ歴史的経過は正直よく知らないし、民族的・宗教的因縁も理解できないですが、人間って怒りにかられ攻撃心を刺激されると、結局同じような行動になってしまうのか、と暗澹(あんたん)とした気持ちになってしまいます。
今回の事に限って言えば、ガザ地区を事実上統治するハマス(イスラム原理主義組織)が、隣国イスラエルを急襲し、破壊や殺戮、人質を取るなどというテロ行為を犯したことは絶対に許されない犯罪です。それに対してイスラエルのネタニヤフ首相が「怪物を根絶やしに」するためにガザ地区への地上侵攻を準備する気持ちはあるでしょう。
しかし死者が急増し、およそ140万人が難民となり、水・食物・医療態勢も危機状態などと報道されるたび、「ハマス壊滅?何か違う!」と胸がザワザワしてくるのです。
種子島の広さというガザ地区は、イスラエル国が作った頑強な檻に囲まれ、その中にいる大勢のアラブ人たちは、「さあ早く逃げろ!」と言われても逃げる場所もなく、上からは空爆ロケット弾が降り注ぎます。これでは皆殺し、全滅作戦ではないの?
無力で非武装の多くの民間人が強大な軍事力で有無を言わさず粛清された、1930~40年に起きたホロコーストを想起してしまいました。またハムラビ法典にある「目には目を、歯には歯を…」は、正確に言うと「他人の目を害したものは自らの目を持って償い…、被害と同等の報復を行うのが当然」という意味だそう。これはイスラム法やコーランにもあるようで、どちらかというと「それなりの復讐をしてよい」という受け止めも多いです。
結局のところ時代や民族や宗教とは無関係に、双方とも「怒りに震えたり欲望を刺激されたりすると、人間に攻撃的になってしまう」ということなのでしょうか?残念です。社会生活が始まったからこそ、みんなで力を合わせて敵に向かったからこそ、人間は動物界の頂点にいると思えるからです。
ただいくら強大な後ろ盾があり、地上戦に絶対勝つ自信があったとしても、「ハマスやアラブ民族を甘く見てはいけない!」という気が、なんだかしてきます。最初の奇襲を見抜けなかったこと、また「おそらくアラブ側の取り返したい・復讐したい思いが強いだろう」と想像できるからです。
とても重要なことですが、今や世界は単にリアル(現実の)戦争国だけの問題ではなく、各国を刺激して戦わせ、消耗し国力低下となるのを待っている、たとえばバーチャル空間・メタバースを支配するような勢力があると思えてならないのです。このことは実はロシアによるウクライナ侵攻戦争でも同じかもしれません。
※ディープラーニングは次回になります。
写真上:これも我妻峡(あがつまきょう)。こんな景観に出会うとほんと嬉しい!
写真上下:花は咲き誇り昆虫たちは精いっぱい活動中
写真上:横手山スカイレーター スカイレーターって何?答え「山を登る簡易?エスカレーターです」気分と眺めは最高、夕焼けも◎らしい。
次にリフトを乗り継いで山頂に到着だ。
写真上:有名な高山植物 だね?