郵便

　あ～私としたことが～～～～
　こんな失敗をしたのは、初めてだった。

　郵便に切手を貼るのを忘れて、ポストに投函してしまったのだ。
　それも、絶対にそんなことをしては取り返しが付かない送り先。
　
　郵便の集配時間はもう終っていたから
　次の朝（今日の朝）のときに集配の人を捕まえて
　なんとか切手を貼りたい！と考えた。
　もし、送り先で受け取りを拒否られてしまったら
　(拒否られる可能性大）何もかもアウト。

　とりあえず集配車が最初に集まる郵便局に
　電話で問い合わせてみた。
　
　最初は、切手が貼っていない手紙があったら
　除けておく、と言われたが、それでは不確かで
　手紙の送る期日が決まっているので心配。。。
　
　集配時間に、ポストの前で待っていて切手を貼らせてもらいたい
　と頼んだところ、それは無理とのこと。。。
　結局、次の日のお昼過ぎに集配車がその郵便局に
　戻って来る頃に窓口に来て、再度説明をして
　切手を貼らせてもらう、ということになった。

　面倒くさいけれど、仕方がない。。。
　
　というので、今日、その郵便局に行ってきた。

　窓口で説明をすると、その集配車が戻ってくるのに
　後1時間はかかる、というので、仕方なく近くで
　時間をつぶして、また来ようと思い
　私は出口に向かった。
　とその時、～さんですか？と見知らぬ女性に声をかけられた。
　
　その女性は、問い合わせたときに電話に出た女性だった。
　私が投函したポストが近かったから、ポストからの集配の時
　探して切手を貼ってくれたというのだ。
　名前や連絡先を聞いていなかったので
　私がその郵便局に、お昼頃に現れるかと思い
　やって来た、というのだ。

　なんと親切な方。
　自分の子供のことのようで、可愛そうに思ったから。。。と
　言われてしまった[emoji:i-201]
　いやあ～確かに、かなりのドジとは思うけど。
　しかし、本当にありがとうございました。

　感謝です。

　ということで、その郵便物は無事に送り先に。
　本当に良かった。

　あのポスト、投函したら最後、元に戻せないことを
　今回、思い知った。

　ところで、郵便ポストの色、皆さんご存知の赤。
　これが最初は黒だったらしい。
　郵便の「便」を見た通行人がトイレと勘違いしたり
　街頭整備が良くなかった時代は、夜になると
　黒では目立たなくなったので、目立つ色の赤
　にしたとか。
　他にも青や黄のポストもあるとか。
　赤・青・黄　
　信号みたい。

　赤いポスト、これはもう完全に私達の記憶色。
　赤って興奮色だから、結構投函するときは
　無意識にわくわくしているのかも。
　私みたいなおっちょこちょいは
　沈静色の青いポストのほうが
　間違いが少ないかも。