1/7 アカンサスコンサートで歌う8曲の良寛の和歌をご紹介致します。
1)五月雨の 晴れ間に出でて眺むれば
青田涼しく 風渡るなり (初演)
2)夏山を 越えて鳴くなる時鳥(ホトトギス)
声のはるけき この夕べかな (初演)
3)春になりて 日かずもいまだ たたなくに
軒に氷の 融くる落として
4)梓弓(アズサユミ) 春さり来れば 飯乞ふと(イコウト)
里にい行けば(イユケバ) 里子供(サトコドモ)
道のちまたに 手毬つく 我も交ざりぬ そが中に
一二三四五六七(ヒフミヨイムナ)
汝(ナ)がつけば我(ワ)は歌ひ われが歌へば汝がつきて
つきて歌ひて霞立つ
永き春日(ハルヒ)を 暮らしつるかも
5)霞立つ沖見の峰の岩つつじ
誰(タ)が織り染めし 唐錦(カラニシキ)かも
佐渡島の山は霞の眉引きて
夕日まばゆき春の海原
6)あしびきの 岩間を伝ふ(ツトウ)苔水の
かすかにわれは すみ渡るかも (初演)
7)遠ち方ゆ(オチカタユ) しきりに貝の音すなり
今宵の雨に堰(セキ) 崩(ク)えなむか (初演)
8)秋の野に 匂ひて咲ける藤袴
折(オ)りておくらん その人なしに (初演)
佐渡が島を望む日本海の情景や、豊かな自然をうたった情景、
子供どもと接する温かい目線、雨を心配する庶民への気遣い、
そして恋人といわれている貞心尼への恋心を匂わせる歌。。。
どれも良寛の人柄が現れた歌です。
3)と5)は、二つの和歌を一曲にして作曲されています。
何とも言えないメロディーや和声。
作曲された小西奈雅子先生は、
一曲一曲を日記のような気持ちで作曲をされたそうです。
ともするとどうしても感情過多に歌いがち。
田中幸治さんの流れるような素敵なピアノに乗せて、
素敵な日記風に歌うよう心がけて練習しています。
良かったら聞きに来て下さい!
コンサート詳細は、
・ 「1月7日アカンサスコンサート」
・ 根來加奈HP >コンサート等のご案内 をご覧下さいませ。
1)五月雨の 晴れ間に出でて眺むれば
青田涼しく 風渡るなり (初演)
2)夏山を 越えて鳴くなる時鳥(ホトトギス)
声のはるけき この夕べかな (初演)
3)春になりて 日かずもいまだ たたなくに
軒に氷の 融くる落として
4)梓弓(アズサユミ) 春さり来れば 飯乞ふと(イコウト)
里にい行けば(イユケバ) 里子供(サトコドモ)
道のちまたに 手毬つく 我も交ざりぬ そが中に
一二三四五六七(ヒフミヨイムナ)
汝(ナ)がつけば我(ワ)は歌ひ われが歌へば汝がつきて
つきて歌ひて霞立つ
永き春日(ハルヒ)を 暮らしつるかも
5)霞立つ沖見の峰の岩つつじ
誰(タ)が織り染めし 唐錦(カラニシキ)かも
佐渡島の山は霞の眉引きて
夕日まばゆき春の海原
6)あしびきの 岩間を伝ふ(ツトウ)苔水の
かすかにわれは すみ渡るかも (初演)
7)遠ち方ゆ(オチカタユ) しきりに貝の音すなり
今宵の雨に堰(セキ) 崩(ク)えなむか (初演)
8)秋の野に 匂ひて咲ける藤袴
折(オ)りておくらん その人なしに (初演)
佐渡が島を望む日本海の情景や、豊かな自然をうたった情景、
子供どもと接する温かい目線、雨を心配する庶民への気遣い、
そして恋人といわれている貞心尼への恋心を匂わせる歌。。。
どれも良寛の人柄が現れた歌です。
3)と5)は、二つの和歌を一曲にして作曲されています。
何とも言えないメロディーや和声。
作曲された小西奈雅子先生は、
一曲一曲を日記のような気持ちで作曲をされたそうです。
ともするとどうしても感情過多に歌いがち。
田中幸治さんの流れるような素敵なピアノに乗せて、
素敵な日記風に歌うよう心がけて練習しています。
良かったら聞きに来て下さい!
コンサート詳細は、
・ 「1月7日アカンサスコンサート」
・ 根來加奈HP >コンサート等のご案内 をご覧下さいませ。