加奈のdiary

ソプラノ歌手 根來加奈 の
ホームページ連動ブログです。

1月も終わり

2010年01月31日 | diary
今日で一月が終わりです。
そこで、今月を お稽古事に焦点をあてて振り返ってみます。

まずは、お茶のお稽古・・・  

紹鴎棚(じょおうだな)・・・ お正月のころに使うお道具組みです。


床の間の茶花・・・萩焼の花器に生けられた椿と利休柳


掛け軸・・・「紅炉 一点の雪  前大徳明道」
この日は「お炭点前」「筒茶碗点前」「お濃茶点前」をお稽古しました。


ダンス・・・

稽古風景をこっそりパチリ! 鏡に映った奥に座っているのが私です。
7月の発表会に向けて始動開始。
私は、デュエットとソロを躍らせて頂く予定です。
この日は稽古のあと、相棒とデュエットの選曲会議をしました。



そして本業の歌・・・ 今年、
9月10日(金)夜7時開演大泉学園 ゆめりあホールにてリサイタルをします。
その時に歌う 新曲 を作曲家に委嘱し、
その内容やコンセプトについて作曲家とミーティングをしています。
どんな新曲を皆様にご披露できるのか、今から楽しみです!☆(^_-)v

お初釜

2010年01月11日 | diary
今日は成人式でしたが、昨日10日、表千家茶道のお初釜でした。
先生のお宅で、先生お手製のお懐石料理を頂いてお茶を頂く。

昨年は仕事で参加出来なかったので久しぶりのお初釜参加でした。


お茶室床の間 (掛物:春入千林個何処処々鶯 紫野 寛州)


お釜(真形釜 濱松地紋 木村宗哉)
炉縁(高台寺蒔絵 田村宗覚)


風炉先屏風(銀切箔 惺斉好 平安堂
棚(青漆瓜 紅吸台子 宗旦好写)
水指、柄杓立、建水、蓋置(皆具 淡紅交趾鳳凰 唐草紋 山本一如作)
茶入(備前 鏡餅 木村一陽作)
仕服(新宮間道)

お懐石料理・・・
一品一品が先生の心のこもった手作りで、見目麗しく、お味も絶品!
しかし・・・またまた写真には収めることが出来ませんでした。
かえずがえす残念です。

主菓子のお写真も撮れませんでしたが、
「寅の賀」という鶴屋吉信製のお菓子でした。


お点前は先生ではなく、お弟子さんのお一人の方がたてて下さいました。
美味しいお濃茶でした。新年早々、気が引き締まりました。


お薄のお干菓子(京ふやき松、花面、霜ばしら)

昔、私の祖母も自宅でお茶を教えていて、初釜をやっていましたから、
舞台裏の大変さは良く解ります。
先生はここ2~3日、睡眠時間3時間でご準備下さいました。
いつも本格的で、かつなごやかな茶会を催して
私たちに勉強の機会を与えて下さいます。感謝です!

茶道は、
おもてなしの心や礼節など日常にもまなぶところが沢山あります。
また、四季折々のお点前があり、日本独特の四季を堪能できます。
歌を歌うにあたっても、何かしらの気持ちの置き所に役に立ちます。

茶道はオチこぼれの私ですが、今年も細く長く頑張ろうと思います。