加奈のdiary

ソプラノ歌手 根來加奈 の
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声を出せよ!

2008年01月14日 | diary
これは声楽の話ではありません。満員電車での話です。

今日乗った電車がギュウギュウ詰めの満員状態になった区域(駅)がありました。
当然、電車内の奥にいると自分が降りたい駅に到着してもなかなか出口に辿り着けません。
昇降客数の少ない駅では、まったく人が動かない為、降りられないのです。
そこで不思議なのが、何故そこで一言「降ります!」と声を出さないか?なのです。

ギュウギュウ詰め状態なのだから、自分が降りる意思表示をしなければ、誰も道をあけません。
しかもギュウギュウ詰めなのだから、電車がホームについてドアが開いてからやおら降りるそぶりを見せても、
物理的にも不可能に近いのです。 しかも黙っていては、それは100%無理!
周りの人が「降りる人がいますよ」と親切に声を出してもあとの祭り。

また、別の駅では、良い大人が無言でひたすら前の人を押して出口に行こうとするのです。
押された周りが大迷惑! 「なんだ、降りるのか?」と言われても無言でギュウギュウ。
乗って来た人がその姿見て後ろの人に「降りる人がいるよ」と道を空けてあげても
お礼を言うでもなく、やはり無言で周りの人をギュウギュウ押して出口を出て行く。

だ・か・ら!・・・一言「私、降ります!」って、声を出せよ声を!自分の行動を自分で意思表示しろよ!

なんで自分が降りるのに自分で声を出さずに回りの人間をギュウギュウ押して(失礼な!)、
それを察してくれた周りの人の「降りる人がいるぞ」という声に頼るんだ?!

「私降ります!すみません、降ろしてください」って声を出した人は見事にひとりもいませんでした。
ど~なっているんだ?この国の住民は・・・!!

「あなたにはちゃんとお口がついているでしょう。自分のお願い事は自分で声に出して言いなさい」って、
さしずめ、子供なら注意したくなる話です。
しかも、声を出して道をあけるように促してくれた人にお礼の一言も言わずに ムッとした表情で降りていく。

理解不能です。