さて、引っ越してから最初に取り上げるのはJonatan Claseにしました。
今日発表がありA+からAAに昇格した20歳(今月中に21歳になります)のドミニカンです。体は5' 9"と小さめでスイッチヒッターですね。
2018年に契約して、昨年Aでフルシーズン戦い、.267/.373/.463、13HR、55SB。
ルール5ドラフト対策ですでに40人枠に登録されています。
そして今季2週連続リーグの週間最優秀攻撃選手に選ばれるなど.333/.453/.701、7HR、17SBと次元の違う活躍を見せて今日AAに昇格しました。
昨年見せてくれたのはスピードと出塁。特にスピードに関しては2021年が失敗なしの16盗塁、そしてフルシーズンの昨季55盗塁とマリナーズ組織の中では飛びぬけたものをみせています。
出塁に関しても才能がありそうで打率+1割程度を残していて、今季は打撃好調という事もあって相手も警戒しているのかもしれませんが、1打席あたりの投球数が昨季よりもさらに増えています。一方で三振数が試合数よりも多いというのはマイナス面でしょうか。
個人的に気になるパワー面ですが、年々力はついているようでリポートを読む限りでも筋肉はついてきているとのことでそれがしっかり数字にも表れて昨年の二桁本塁打、そして今季早くも7本という結果も出ています。写真を見ても数年間で確かに体は筋肉がついているのがよくわかります。
守備面は特筆すべきものはないようですがそのスピードでCFを守ることも出来そうです。肩はそこまでじゃないようなのでおそらくLFに落ち着くのではないかと予想しますがまずはCFをやってもらわないといけません。
ただのスピード系選手ではなく打撃・パワーも成長しているClaseには将来のレギュラーの座をつかんで欲しいと思います。今回は今季駆け上がってきてくれそうな成績を残しているClaseを取り上げました。
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