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現有戦力を考える

2024-01-04 12:04:28 | マリナーズ全般

オフシーズンに入って、ここまでの動きで現在どのような戦力になっているのか今後まだ動きはあるのか考えてみました。

 

 

まず、強みである投手陣は今季から大きく変わらないので軽くいきます。

SP:Castillo, Kirby, Gilbert, Woo, Miller, Hancock, Ray(IL), Joyce, Dollard(IL)

RP:Munoz, Brash, Topa, Speier, Thornton, Saucedo, Kowar, Berroa, Adcock

ローテは故障者が出なければMLB5位前後の成績は期待できると思います。Castillo, Kirby, Gilbertのタフさ、安定感はMLBトップクラスの3本柱ではないでしょうか。そこにRayが夏以降戻ってくる予定ですが故障明けの回復具合もあるのであまり期待はしないで待ちましょう。2023年がルーキーイヤーとなったMiller, Woo, Hancockがどのくらいやれるのか楽しみであり、不安でもあります。Dollardは戻ってこれるのか情報が見つけられませんでした。AAAの先発投手は誰がいるのか分かりませんがHancockの次に来る若手という事になるとJoyceになるのかな?近い将来ではMcGrawが復帰して好成績をあげれば2025年にもマリナーズで見る可能性もあるのかもしれませんが不透明だし2024年に見ることはないでしょう。VanScoter, Schaeffer, Mercedes, Cleveland, Bowen, PeavyhouseなどA+以上のマイナーにいる選手たちがもしかしたら結果を出してチャンスがあるかもしれませんけどそこまで考えたくないし、ローテ投手が複数離脱なんてことがあればHancockの後がどうなるのかやはり不安な状況です。なのでAAAに良いベテランを置いておきたいものです。ちょっとだけマリナーズにいたLuke Weaverのような投手をまずはマイナー契約で欲しいところですね。

ブルペンは本音を言うともう1人絶対的な投手が欲しい気はします。個人的にはBerroaには期待してますし、毎年ブルペンはどうにかなってるので同じような成績を残してくれることを期待していますがFAのHicksは欲しいです。たぶん無理ですけど。。。

 

 

野手はポジションごとに見ると以下のようになると予想します。

C Raleigh/Zavala

1B France

2B Rojas(L)/Caballero(R)

SS JP

3B Urias(R)

LF Marlowe(L)/Moore(R)

CF Julio

RF Canzone(L)/Haggerty(S)

DH Garver

他にBliss, Deloachなどもいますが開幕MLBを勝ち取れるかどうか楽しみですね。あとはTrammellもいますけどマイナーリーグ・オプションがないみたいなので難しいです。開幕マリナーズに残れるのかどうか。Canzone, Marlowe, Haggertyはオプション残ってるので開幕ではTrammellを優先させる可能性はあるでしょう。そこで結果を残せなければサヨウナラということになってしまうでしょうし、その前にOFの補強があれば押し出される可能性もあるのかもしれません。

捕手はRaleighがいて、Zavalaを残り2割くらいは使っていくのかなと想像します。Zavalaを切ってGarverを2番手捕手にするのも考えられそうですけど、基本DHで捕手としての出番を極力減らして健康体でいてもらうのが大事だという事でね。出場するならCよりも1Bで出れないかなあと思ったりしますけど、Franceと同じ右打者なのでFranceに休養取らせるときだけでも出てくれればというところです。

他は2BやLF、RFをプラトーンで考えて1ポジション2人で考えます。Haggertyはスイッチヒッターですが対左投手(右打席)の方が圧倒的に長打力があり、左打者とのプラトーン要員として考えます。弱いところはプラトーン。この考え方で今後もし補強がなくてもある程度は解決できるのではないでしょうか。

2BのRojas/CaballeroはRojasの対右通算wRC+が93、Caballeroの対左は126。

LFのMarloweは対右101、Mooreの対左は113。

RFのCanzoneの対右は79、Haggertyの対左は141。

といった具合で右打者たちは良いんですけどね。Rojas, Marlowe, Canzoneの左打者たちは心配な数字です。1年目で少ない打席での成績になっているのもあるので同じような対戦成績が出るのか信頼性は低そうですが。

このデータから考えれば補強ポイントは2BもしくはOFの左打者もしくは投手の左右関係なく一定以上打てる選手というところです。

 

まず候補にあげたいのが毎度出てくるMINのJorge Polancoです。2Bのスイッチヒッターであり長打力も平均以上。2021年には33本塁打打ったこともあります。ここ2年は計184試合出場にとどまっています。契約は2025年が$12M(0.75Mバイアウト)の球団オプション。個人的にはトレード獲得できれば3年くらいの契約延長もありだと思っていますがそれは今回は置いておきましょう。トレードの交換選手としてはHancock+Rojasくらいで済まないものかと思うんですがどうでしょう。ローテーション№6の投手を出すのはどうかとは思いますが今ならまだ補強はどうにでもなるはずです。Rojasには大きな価値はないかもしれないのでCaballeroやCanzoneの方が釣り合いはとれるのかもしれませんね。いずれにしてもHancock+2B/OF候補で決めてしまえないかというところです。Keplerまで合わせて獲れれば最高ですけどさすがにMINも2人出すことはないでしょうからね。期待のWalker Jenkinsもさすがに2024年デビューはないでしょうし。

ほかにはTim Andersonですけど、彼はとにかく健康状態が気になります。状態が悪ければ打てない守れない選手に成り下がってしまうので見極めは難しいでしょう。

2Bは最悪このままプラトーンでいくのも仕方ないのかなという気もするので優先すべきはOFでしょう。

 

 

OFは誰を獲得しましょうか…という感じ。Santanderは私も候補にあげたりしてますがアウェイでの成績が気になるんですよね。カムデンヤーズだから打ってるのではなくホームだから打ってるのであって、TモバがホームになればTモバで打てるようになるのかもしれませんけども。ホームの雰囲気だから打てるのではなくカムデンヤーズが好きでそこでしか打てないというのであれば思ってるより打てないということになりかねないのではという感じ。

お気に入りのBrantleyはここまでほとんど情報が出てこないので健康状態は良くないのかなあと思っていて、実績でいっても過去2年で79試合しか出場できていませんからね。Pedersonも注目の選手ですがそれはDHとしてなのでOFとしての獲得はないんじゃないかと思います。

となってくるとFAのPhamが有力なのかなと。昨年くらい打てれば良いですけど、そこまでは期待しないので平均くらいはやってくれれば。あとはTeoscarを呼び戻すか。複数年契約で1年目終了時オプトアウトを付けるか、いややっぱり1年契約でのオファーでしょうね。

Arozarenaはトレードになるので費用対効果がどうなのかなと疑問です。まあ実際トレードが決まらないとどの程度のものが必要だったのかというのはわかりませんけどTB相手に上手いことやれるのかというのも気になる点です。FAのBellingerは高すぎて獲得はないでしょうけど3、4年くらいにおさまればありなのかな。

ほかには、Eddie Rosario, Grichuk, Duvall, Meadows, Aaron Hicks, David Peralta, Grossmanなどを候補にあげておきましょう。この辺の選手は戦力になってくれればラッキーという感じな気もしますが、FA市場に残っている選手で安定した選手はほとんどいないし、支払う資金もないという前提だとこうなると思います。どうにかまともなOFを見つけてきてほしいところですけど。

 

 

上では3Bに触れてませんがマリナーズとしてはプロスペクトのEmersonやPeeteなどが将来の3B候補になってくるはずです。昇格は早くても2025年後半か2026年でしょうか。なので1度提案したのがBALのCoby Mayo。しかし、彼は評価が高すぎるかもしれませんね。Baseball Trade Valueで見ると、MLBで短期間とはいえ一定の結果を出しているWooやMillerと1対1では全然釣り合わず、Miller+Cole Youngくらいで釣り合う感じ。まだデビュー前の実力を示せていない選手に高額契約するのと同じように、トレードでそんな支払いをするのもバカげていると思うのでさすがにこの案は厳しいかなと。ただ彼は将来的に2~4番を打てる逸材で30HR、出塁率.360くらいはいく可能性あると思ってるのでね。でもやはり未知数の選手に変わりないので、今回別の提案としてWSHのドラフトされたばかりのYohandy Moralesをあげておきます。2巡目全体40番目の指名を受けている選手でマリナーズの1巡指名候補としてもいくらか取り上げられることもあった選手。WSHはこれからのチームなのでわざわざプロスペクトを出すことはないのでしょうけど、こちらのパッケージ次第で獲得は可能なのかもしれません。WSHは同じ3BにMoralesより高い評価で全体トップ100に入るはずのHouseがいますからね。ドラフト後のMoralesは一気にAAまで駆け上がりしっかり打っています。が期待の長打はHRがゼロ(二塁打は良く出ているので問題ないと思います)。早ければ2024年終盤デビューも考えられるのではと思い候補にあげてみました。Uriasがダメだった時に、もしかしたら昇格させられる可能性もあるかもしれません。いろいろ妄想をぶっちゃけてますがプロスペクトを獲得する可能性はかなり低い、当たり前にあり得ないとは思ってますよ。

昨オフはSuarezに何かあった時の為にとJustin Turner獲得を推していた当ブログ。今オフはSuarezを売り払い、Uriasを獲得したものの不安は変わらず。もちろん緊急時にはMooreなどユーティリティー選手で補うことは出来ますが何かしらの対策はしておきたいと思います。しかし資金難という事で本命にJosh Donaldsonが良いのではと思っています。38歳になりましたが少なくとも守備はまだプラスを記録し続けていて打撃では打球速度などパワー系数値は上位。打率は期待できないし三振も多い選手ですが、2023年xwOBAは.325、ハードヒット率51.3%は十分働いてくれる可能性ありなのではという気がします。

BOSのDeversは長期契約したばかりですしCLEのJose Ramirezと同じくらいトレードはないだろうと思っていますが、BOSはSaleまで放出してきたのでワンチャンあるのではということで大きな対価を支払ってでも獲得できればと思います。でもDeversは長期契約して年俸高くなってるので資金のないチームとしてはやっぱりありえないのかと思ったり。

3Bがいないのはわかっていながらドラフトでは即戦力3Bを指名してこないのを考えるとトレードやFAで大物をというのは可能性あると思い続けてるんですけどね。候補者がなかなかいませんよね。

 

 

 

今後のまとめ。希望としてはOF1人と2Bか3Bを獲得できれば最高ですが、資金難を言うのであればOF1人とDonaldsonが良いのではと思います(最低でもOF1人は欲しいです)。そして夏のトレードでPolancoを安く獲得して契約延長というのがシナリオです(もちろんトレード獲得しなくて済むような活躍をする選手が出てきていることを祈ります)。今オフはもうトレードはないんじゃないかと予想します。2BとOFの1つはプラトーンでいきましょう。

もう動かないと予想はしていますが野手を獲るためにトレードを敢行して、ローテに入ってる投手を出してしまった場合、投手の獲得が必要になってくると思います。獲得候補にあげていた投手ではClevinger, Paxton, Ryu, Ceaseなどが残っています(Ceaseはトレード市場に残ってるという意味)。ほかにはManaea, Lorenzen, Domingo German, Alex Wood, Rich HillなどがFA市場に残っています。が、今の感じだとローテ投手を出すような大きな動きはないのではと思っています。

2023年からSuarez, Teo, Kelenicは抜けましたが、現在の戦力でも2023年から大きくダウンしているとは思いません。年齢考えれば投手陣はさらに良くなる可能性の方が高いでしょうし。野手陣もマイナスになっていたDHにまともなDHが入ったし、2BとOFの1つはプラトーンでなんとかなるのではという感じ。

懸念されているポジションと変化があったポジションのwRC+を見ると、

マリナーズ2023年ポジション別wRC+(主な出場選手)と2024年予想wRC+

2B:75(Wong:30, Caballero:99, Rojas:101)→Rojas:92, Caballero:98

3B:101(Suarez:104)→Urias:103

LF:117(Kelenic:124)→Marlowe:88, Moore:90

RF:88(Teoscar:98)→Canzone:108, Haggerty:95

DH:91(Ford:115)→Garver:115

№2C:Murphy:143→Zavala:65

やっぱりOFに1人まともなレギュラーが欲しいですね。そうなれば計算上は2023年と大差ない打線にはなりそうな気がします。今後動きはあるんでしょうか。。。

 

コメント
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