goo blog サービス終了のお知らせ 

超!マリナーズ(仮)

マリナーズのことを応援していきます。

2024ドラフト上位候補者一覧

2024-03-02 18:56:44 | ドラフト

マリナーズの1巡全体15位指名でマリナーズは誰を指名するのか候補者を見ていこうと思います。今回はザックリとたくさんの名前とポジションくらいを見ていければと思います。とりあえず明らかにマリナーズに回ってくる前に指名されるであろう選手もいれてます。簡単なコメントも入れてますが現時点での感想で、これからシーズン進んでいく中で変わっていくと思います。

 

大学生野手

Travis Bazzana, 2B

JJ Wetherholt, 2B/3B

Nick Kurtz, 1B

Charlie Condon, LF/RF/1B/3B

Jac Caglianone, 1B/LHP

Mike Sirota, CF

Seaver King, OF/2B/SS

Vance Honeycutt, CF

Tommy White, 1B/3B/DH

Carson Benge, OF/RHP

Braden Montgomery, RF/RHP

Ethan Anderson, C/1B

Cameron Smith, 3B

Anthony Silva, SS

Malcolm Moore, C

Jacob Cozart, C

Caleb Lomavita, C

Dakota Jordan, OF

Kaelen Culpepper, SS 

Billy Amick, C/3B/1B

Will Turner, CF

Rodney Green Jr., CF

現時点での予想では上から5人は確実にマリナーズの前に指名されるはずで、その後の数名もいない可能性が高いのではないかと思われますが今後のシーズンで落ちる可能性はあるかもしれません。個人的には現時点ではSSやCFではないけど二刀流をやってるBenge, Montgomeryあたりを野手で指名というのがいいんじゃないかと思っています。この2人はタイプは違うけどRFとして面白いと思います。Whiteは打撃特化型なのでちょっとリスクがある気がします。他にも将来的には1Bというタイプの選手がちらほらいますからそういった選手の打撃を買って指名するのか他の選択をするのか(投手や高校生野手)に行くのかというのもあります。

 
 

 

大学生投手

Chase Burns, RHP

Hagen Smith, LHP

Josh Hartle, LHP

Trey Yesavage, RHP

Brody Brecht, RHP

Jonathan Santucci, LHP

Drew Beam, RHP

Michael Massey, RHP

Luke Holman, RHP

Ben Hess, RHP

Matt Ager, RHP

Thatcher Hurd, RHP

現時点で上位指名は大学生野手が占める予想が多いので、おおいにありえる大学生投手の指名ですが、さすがにBurnsは残っていないはず。少し前に1試合17奪三振を記録したSmithの能力は非常に魅力的ですが昨季までは四球が多く崩れる試合もあるようでマリナーズの欲しいタイプではない気もします。となれば球速はないけどHartleが第一候補なのかなと今のところ考えてますが先に指名されてる可能性もありそうな気もします。Hartleが消えてればYesavageですかね。Brechtもまた能力は高いけど四球が目立つタイプです。あとは Beam, Massey, Santucci, Holmanあたりも指名の可能性はあると思っています。今シーズンのパフォーマンス次第なところもあるでしょうから今後もチェックしていきます。

 

 

 

高校生野手

Konnor Griffin, CF

Carter Johnson, SS

Caleb Bonemer, SS/3B

PJ Morlando, LF/1B

Slade Caldwell, CF

Noah Franco, OF/1B/LHP

Charlie Bates, SS

Owen Paino, SS

Bryce Rainer, SS/RHP

Derek  Curiel, CF

Hunter Carns, C

Dante Nori, CF

Cade Arrambide, C

Aiden Harris, 3B/1B

大学生野手が上位を占める予想の中でGriffinはトップ10に入ると思います。Morlandoは打撃の選手なのでマリナーズは獲るかどうか怪しい気がしますが、マリナーズの順番まで残っていてOFとして育てる自信があるなら面白いのでは? Johnson, Bonemer, Caldwell, BatesなどのSSかCFが現時点ではありえそうな気がします。Francoは1BだけでなくOFを出来るなら指名も現実的な気がしますし、かなり魅力的に見えます。とはいえやっぱり1巡指名で高校生を指名するならSSかCFなのではないかと思います。あとはCarnsは身体能力高い系捕手なのでポストHarry Fordとしてあるかもしれませんが2~3巡候補かな?

 

 

 

高校生投手

Cam Caminiti, LHP

Levi Sterling, RHP

Bryce Rainer, RHP/SS

Ryan Sloan, RHP

Owen Hall, RHP

Joey Oakie, RHP

William Schmidt, RHP

高校生投手の指名はないと思ってますがCaminitiにならいく可能性はあるのか?Sterlingもかなり面白い存在かもしれませんが…。

 

 

以上です。魅力的な左投手が多めな印象ですが、何といっても大学生野手が上位を占めそうな気がします。そんな中マリナーズは誰を指名するのか。これだけ名前出したので1巡はこの中から指名されると思ってるんですけど、まだまだドラフトは先なので大きな変化があるかもしれません。

マリナーズ過去の1巡指名まとめ【超!マリナーズ(仮)】

2024 MLB DRAFT PROSPECT (MLB.com)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024ドラフトに向けて振り返り

2024-02-29 21:44:29 | ドラフト

MLBドラフトまでまだまだ時間はありますが少しずつ振り返りと候補者の確認をしていこうと思っています。

ということでまずマリナーズの過去のドラフトを振り返っておきましょう。

マリナーズの最近のドラフト戦略を考えてみると1巡指名は高校生。これに尽きます。過去3年間5人が1巡指名というかたちになりますが全員高校生野手です。

過去数年の1巡指名選手は以下の通りです。

 

2023: Colt Emerson(22位)、Jonny Farmelo(29位)、Tai Peete(30位)

2022: Cole Young(21位)

2021: Harry Ford(12位)

2020: Emerson Hancock(6位)

2019: George Kirby(20位)

2018: Logan Gilbert(14位)

2017: Evan White(17位)

2016: Kyle Lewis(11位)

 

最近は高校生野手を指名するマリナーズですが、2020年以前は徹底して大学生にいってますね(高校生はゼロです)。今のマリナーズが完成度高めとはいえ高校生指名というリスキーな戦略をとってるのが珍しいのかもしれません。

それにしても2017年までとそれ以降のドラフト結果は全く違って見えます。以前はドラフト1巡を外しまくってましたからね。。。でも故障しかしていない印象のWhiteはゴールドグラバーですし、Lewisは新人王だったりしますからなんともいえません。

コロナで特別なシーズンとなってしまった2020年とはいえ一桁順位で指名したHancockの評価が下がり続けているところが残念ではあります。

現状、Emerson, Young, Fordは高評価を受けていますがMLBで結果を出せるかはまだわかりません。2018年以降でも結果が出ているのは大学生投手がほとんど(Gilbert, Kirby, Miller, Woo)で、野手では2018年3巡のRaleighくらい。Marloweが昨年昇格して印象的な働きをしたこともありましたし、今年はLocklearの昇格も期待されるところでRaleighに続いて大学生野手も結果を出せるのかに注目したいところです。

今更思いますがマリナーズはだいたい15~20位くらいの指名が多いのも特徴だと思います。それだけマリナーズは強いというか中途半端に勝てているという事なんでしょうね。

 

さて、最初に書いた通り最近は高校生の1巡指名が続いているわけですが、マリナーズはそろそろ勝利モードに入ってきてFordやYoungの昇格もぼんやりと見えてきました。さらに昨年指名した高校生たちが昇格してくる頃に合わせて最強のチームを作るのであれば同時期に昇格してくるような大学生の指名もあるのでは?それとも最近続いている高校生を指名するのか。さらにリスクをとって身体能力が高い未完成の選手に行くのか。どんなドラフトになるのか予想するのは面白いですね。

 

次回は候補者をザックリ見ていこうと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今2011ドラフトをやってみたら

2024-01-07 18:26:12 | ドラフト

オフシーズン企画という事でやっていこうと思います。先日、2011~2020年マリナーズドラフト振り返りをしましたのでこの企画も2020年までやれればと思ってはいるんですけど、たぶん無理だと思うのでその時は来オフに回します。

MLB全体の2011年ドラフトを振り返り、誰がこの年ドラフトされているのか確認しつつ、今結果が出てる中で再度ドラフトするとしたらどんな順位で誰が指名されるのか考えながら見ていこうと思います。

 

まずマリナーズの2011ドラフトを振り返ると、

1-2 Danny Hultzen

2-62 Brad Miller

3-92 Kevin Cron

3-121 Carter Capps

4-123 John Hicks

5-153 Tyler Marlette

8-243 Carson Smith

 

全体2位でHultzenを指名して将来のエース候補となるはずでしたが肩の故障もあって結局メジャーまで昇格できずCHCへ。2019年に6試合だけリリーフ登板しています。Millerはひどい守備力でしたがパワーがあり、ユーティリティーとして生き延びてきました。Cappsは打者へ近い位置でリリースする独特のフォームでMIA移籍後は結果も出しましたがやはり故障もあり短命でした。Hicksは打てる捕手として期待されていましたがマリナーズでの出場は少なくDETでの出場が大部分。2023年はPHIのマイナーにいたようですね。

ちなみに前年の2010年はTaijuan WalkerやJames Paxtonを指名した年です。

 

 

ではMLB2011ドラフトを振り返ります。

全体1位はPITの指名でGerrit Cole。$8Mは当時史上最高額の契約金でした(その後2019年にRutschmanに破られるまでトップでした。年俸と同じくドラフトの契約金も上がり続けていて昨ドラフト1位のPaul Skenesが$9.2Mでトップとなっています)。Coleは高校生の時から評価が高く2008年にNYYから全体28位指名を受けるもUCLAへ進学し、この年全体1位指名を受けています。2013年6月MLBデビュー、HOUへトレード、FAとなりNYYと投手史上最大の契約で加入しています。HOUに加入した2018年から毎年オールスター選出(2020年は中止)、サイヤング賞投票で票を獲得して今季ついにサイヤング賞を受賞しており現在球界のエースとして君臨しているので1位指名にふさわしい大活躍です。

2位以降を見ると、上位は大学生投手が占めていますね(全体3位のBauerもColeと同じUCLAということで同年にこの2人がいたのは奇跡ですね。UCLAの卒業生にはChase UtleyやBrandon Crawfordがいます)。2011年ドラフトなので彼らがドラフトされて12年以上が経ち現在脂が乗りきっている状況で、FA前後の選手も多いのでよく名前を聞く選手たちが並んでいます。当時の指名結果は下のリンクを見てください。

実際の指名はこちらでご覧ください。

 

 

 

 

今時点の評価でドラフトするとどうなるのでしょう。

指名するも契約せず進学した選手は含めず、2011ドラフトで契約した選手を対象にしています。又、故障が多い選手もいますがそれをどう評価するか。私なりにやってみました。( )内は2011年の指名球団と指名順です。

それでは、いってみましょう。

 

1. Mookie Betts, PIT(BOS 5-172)

2. Gerrit Cole, SEA(PIT 1-1)

3. Jose Fernandez, ARI(FLA 1-14)

4. Francisco Lindor, BAL(CLE 1-8)

5. Marcus Semien, KC(CHW 6-201)

6. George Springer, WSH(HOU 1-11)

7. Anthony Rendon, ARI(WSH 1-6)

8. Sonny Gray, CLE(OAK 1-18)

9. Trevor Story, CHC(COL 1-45)

10. Brandon Nimmo, SD(NYM 1-13)

11. Blake Snell, HOU(TB 1-52) 

12. Trevor Bauer, MIL(ARI 1-3)

13. Kyle Hendricks, NYM(TEX 8-264)

14. Javier Baez, FLA(CHC 1-9) 

15. Chris Bassitt, MIL(CHW 16-501)

16. Joe Musgrove, LAD (TOR 1-46)

17. Tyler Glasnow, LAA(PIT 5-152) 

18. Mike Clevinger, OAK (LAA 4-135)

19. Kolten Wong, BOS(STL 1-22) 

20. Tyler Anderson, COL(COL 1-20) 

21. Jackie Bradley Jr., TOR (BOS 1-40)

22. Nick Ahmed, STL(ATL 2-85) 

23. Kevin Pillar, WSH(TOR 32-979) 

24. Michael Fulmer, TB(NYM 1-44) 

25. Seth Lugo, SD(NYM 34-1032) 

26. Anthony DeSclafani, BOS(TOR 6-199) 

27. C.J. Cron, CIN(LAA 1-17) 

28. Dylan Bundy, ATL(BAL 1-4) 

29. Zach Davies, SF(BAL 26-785) 

30. Josh Bell, MIN(PIT 2-61) 

31. Blake Treinen, TB(OAK 7-226) 

32. Brad Miller, TB(SEA 2-62) 

33. Ken Giles, TEX(PHI 7-241) 

34~ Cody Allen, Jon Berti, Joe Panik, Andrew Chafin, Travis Shaw, Jakob Junis, James McCann, Curt Casali, Joe Ross, Clay Holmes, Austin Barnes, Matt Barnes, Archie Bradley, Cory Spangenberg, Tommy La Stella, Adrian Houser, Daniel Norris, Jared Eickhoff, Scott Barlow, Chris Devenski, John Brebbia

 

この年の1巡は33番目までだったのでそこまでやってみました。

結果が分かっていてドラフトするという趣旨から外れてしまいましたが、Jose Fernandezを3位より下に置くことは出来ませんでした。WARでいうと現時点で2011年ドラフト選手の中でいうと20番目前後で今後の上積みもないわけだから20位よりも下に置かないといけないんですけど無理でした。やっぱり特別な選手です。

当時の指名で大成功だったと言えそうな球団をピックアップすると、全体1位指名権のあったPITでCole, Glasnow, Bellを指名できたドラフトになっています。9巡でも現在NYYのクローザーを務めているHolmesを指名出来ています。そのほかBOSがBettsとBradley Jr., Travis Shaw、Matt Barnesを指名。CHWはSemienとBassit。TORがMusgrove, Pillar, DeSclafani, Jon Berti, Daniel Norris。NYMがNimmo, Fulmer, Lugo。COLがStoryとAnderson。これらのチームは大成功のドラフトと言えると思います。上位指名権を大量に持っていたTBはSnell以外にまともに戦力になった選手はいませんでした。TBってドラフトが上手いから強いっていうわけじゃないですからね。この頃もなかなか結果は出ていません。ただ、たまに大きな当たりがあるという感じでPrice, Kiermaier, Snell, McClanahanのような大きな貢献をする選手を指名してる感じでその選手たちはTBでメジャーデビューしています。とにかくトレードが多い球団なのでデビューする時はトレードされてることも多いなかでこういった選手はトレードしていないというのも見る目があるというかおもしろいです。部門は違うんでしょうけどその眼があればドラフトでもっと良い選手を指名できないのかなと。※例えばPriceをFA前にトレードしましたが交換相手は誰でどんな成績を残してその後再度トレードされている場合はそれを追いかけるとすごく面白いです。(最後にちょっと書いたので時間ある方は見てください)

マリナーズがColeかBettsを指名できていればどうなってたんでしょうね。

 

 

<大外れ>

1-2 SEA Danny Hultzen(契約金$6.35M)

1-5 SD Bubba Starling(契約金$7.5M)

 

 

<指名されるも契約しなかった主な選手>

Brandon Woodruff(TEX 5-174)、Ross Stripling(COL 9-288)、Jon Gray(NYY 10-329)、Trea Turner(PIT 11-602)、Carlos Rodon(MIL 16-491)、Aaron Nola(TOR 22-679)

 

 

 

※Priceは2014年にDETへトレードされましたが、三角トレードでTBにはDrew Smyly, Willy Adames, Nick Franklinの3選手がTBへ移りました。

Smylyは数年ローテで投げた後SEAへ、交換でYarbrough, Mallex Smithなどをゲット。AdamesはMILとトレードしてRasmussenとFeyereisenが加入、前者はローテ入り防御率TBでは通算2点台の防御率、後者はブルペンで防御率1点台を記録しています。Franklinは2017年にウェイバー経由でMILへ移りリターンはありませんでした。

Smylyのトレードで獲得したYarbroughはTBで大きな役割を果たしたと思います。5年もプレーしたのも珍しいのではないでしょうか。Mallexは2シーズンプレー後、現在CINでプチブレイクのFraleyと合わせて再度トレードでSEAへ、交換で入ったのはZunino, Plassmeyer, Herediaを獲得。Plassmeyerは数年後トレードでWislerをブルペンで使いましたが現在はもういません。

といった具合で1人の選手をトレードした結果を追いかけるとその後いくつもの動きが生まれていることが分かります。上手いこと使って売れるのであれば売って代わりに獲得する選手がまた働いてくれればという感じ。

もちろん失敗のトレードもあって大した働きが出来なかった選手もいますが、Priceを出したことでSmyly, Yarbrough, Adames, Zunino, Rasmussenなどが入ってきたという考え方ができるわけですからすごいですよね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024ドラフト

2023-10-03 18:25:20 | ドラフト

ブログに書くほどでもないんですが、現状で来年のドラフトで優先してほしいポジションをメモ程度に書いておきます。これからオフに入って補強もあるわけでどうなっていくかわかりませんが、今思う所を書いておきます。

 

まず最近のドラフトは高校生指名が多かったという事もありそろそろ即戦力をいくのか、このまま成功してる(まだメジャーまで到達してはいないもののここ数年の上位指名高校生はマイナーではかなりの確率で結果を出してるといえると思います)のでこの流れを継続するのかどちらになるのか興味深いところですが、個人的な希望としては大学生の先発投手候補が欲しいです。指名順位からいくとエース級は指名できない気がしますから、3番手級の昇格が早そうな完成度の高い候補がまずは第一候補になります。もしくは打てる大学生OF。このどちらかを今のところ希望します。

その後に高校生SS、Cあたりでしょうか。大学生のCでもいいけど急ぐことはないので高校生Cで良いと思います。急ぐことはないといってもRaleighのFAに備えるならそろそろ獲っておかないとというところですからね(もちろんHarry Fordがいますけど)。SSは毎回上位で指名しておかなければいけないと思いますので3,4巡目くらいまでには1人指名すると思います。あとはずっと懸念してる3Bが欲しいので可能なら大学生の身体能力高いタイプの選手、もしくは強打の高校生SSを3Bへコンバートのパターンですが今年指名した高校生SSのPeeteがそのパターンになるのかもしれませんね。2巡で大学生3BのWilliamsonは指名しましたが結果を見てみないとなんともいえない指名だと思いますので来季前半結果を残していない様であれば大学生3Bも優先度は高い気がします。

 

 

現状若手投手が多いマリナーズローテではありますが、マイナーに来年再来年出てきて活躍しそうな先発投手がいるかと聞かれると微妙。その後になれば出てくる可能性のある投手はいるのかもしれませんが、そういった意味でも2025~2026年にも昇格してこれる投手を補充しておくべきだと思いますので大学生の投手は欲しいです。本当なら今年のドラフトでMcGraw以外にもう1人欲しかったなあと。彼も復活すれば2025~2026年には出てくるかもしれない楽しみな投手ではあります。

 

強打の大学生OFですが、MLBまで割と早くたどり着けそうなタイプで20HRが期待できる選手が欲しいですね。MarloweやDeLoach、Claseが結果出してくれればうれしいし、GonzalezやMontesはじめ今年のドラフトで入ったFarmeloなど若い選手は数的にはいますが、上に上がっていく過程で結果を出し続けてマリナーズでも打てるのかどうかはわかりません。そこで大学生の即戦力タイプの強打者が欲しいです。

OFに関してはFAまで数年ある選手をトレードで獲得したりFA選手と複数年契約する可能性もあると思っているので(Teoscarと再契約もあるかもしれませんし)そうなれば優先順位は大きく下がりますが、個人的には即戦力タイプのOFは現状ではかなり優先順位が高いです。

 

ということで現状の私の理想の指名は

1~2. 大学生SP・大学生OF

3~5. 高校生SS・高校生C・大学生3B

上位5つの指名をこんな感じで使うのが良いのではと思います。以上、現時点でのメモ程度の内容でした。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023ドラフト終了

2023-07-17 19:17:27 | ドラフト

シアトルで開催された2023ドラフトが数日前に終わりました。

結果は最初の3つの指名で高校生を指名するという近年の流れにそった指名となり、私の希望するバランスの取れた指名、最初の指名は大学生をという形にはなりませんでした。

高校生の中でも若い選手の指名が目立つので今回のドラフトはこのことからもわかる通りハイリスク、ハイリターンの結果になることが予想されます。

ファンの皆さんも言ってる通り、現在のマリナーズの主なプロスペクトはまだすぐにはマリナーズに上がってこれないところにいて今ドラフトや近年のIFAで獲得している選手たちと合わせれば5年後にはかなり強力なチームを作れる可能性が出てきたのではないかと思います。あと、1、2年は高校生を上位指名しておいて、有望な若手たちがマリナーズに昇格してくる頃に合わせて昇格まで時間のかからない大学生をドラフトすればますます同じ時期に有望な選手の層を厚くすることが可能な気はします。思い通り順調にいくとは限りませんけど、この考え方なら個人的には2025年ドラフトあたりから、足りないところを埋めるような形で大学生を優先して指名するようになるのではないかと思います。

 

さて、今回のドラフトですが私としては久しぶりにドラフト前から情報を漁っていましたので楽しめましたが皆さんはいかがだったでしょうか。

今回マリナーズが指名した選手の中にはドラフト前に当ブログで紹介した選手、ドラフト指名を予想した選手も含まれていますが上位指名選手をあらためて見てみましょう。指名順位の後ろのカッコ内はスロットと契約金、名前の後のカッコ内は学校名です。

 

 

 

1-22($3,496,600 - $3.8Mで契約)

Colt Emerson (John Glenn HS)

あと数日で18歳になるドラフト全体の中でも若い選手です。

アメリカ代表では3Bで出場していた実績もあり、マリナーズのマイナーでは層が薄い3Bへのコンバートも予想されます。とはいえSSが出来ないわけではないので最初はSSでいくのかもしれませんし、2Bという選択肢もあるはずです。現状2B/SSのプロスペクトが増えているのでどうやり繰りしていくのかという問題は出てくるかもしれませんけど完全にSS1本というわけではなく複数ポジション守らせるというやり方ならこの問題は簡単にクリアできます。

身長はおよそ185cmなので特別大きいわけではなく、現状はHRを量産する打者というよりも二塁打を打つタイプですが、3Bにコンバートして体も大きくなれば5年後にはメジャーに昇格して年間20-25HRくらい打つことを期待したくなる選手です。打撃自体はかなり良くて、同じ左のCole Youngに近いセンスを感じます。

 

 

 

PPI-29($2,800,700 - $3.2Mで契約)

Jonny Farmelo (Westfield HS)

身体能力が高く、SSとしての経験もありますがスピードの評価が高くCFとしてキャリアを進めていくことになりそうな5ツールプレーヤー候補。これからパワーがついていく年齢ですが現状でもスイングスピードはかなりありどの方向にも力強い打球を打てるとの評価。どこまで能力を発揮できるか楽しみです。

まだ契約はまとまっていない様で想定の範囲内ではあるものの大学進学の可能性をちらつかせているのかもしれません。契約合意はしているものの金額の情報が入っていない6~10巡指名選手たちの契約金を絞れば$3.5M以上も可能だと思いますけどどのくらいになることやら。上にもある通り$3.5Mは今回のドラフトでいくとEmersonの22位指名相当の金額になります。大学でトッププレーヤーになり全体5位以内で指名されれば$7~10M、10位でも$5M以上の契約金が見込まれることを考えると安いのかもしれませんが、3年後そんな順位で指名されるのかどうかはわかりませんからね。本人がお金ではなく大学で野球がやりたいというのであれば話は簡単なんでしょうけども。

2023.7.17、$3.2Mで契約出来ました。

 

 

CB-A-30($2,732,500 - $2.5Mで契約)

Tai Peete (Trinity Christian School)

3つ目の指名でもEmersonと同じSSの選手を指名しました。私はSSをたくさん指名することに何の異論もありません。そしてPeeteもまたEmersonと同じく高校生の中でも若い選手で8月生まれのまだ17歳です。

ドラフト前にも指名候補として取り上げてた選手にはなりますが、投手としても最速96mphを投げていたそうで、パワー、身体能力は高いものがあり、スピード・肩・守備もプラス評価です。能力を考えればSSでもいけるのでしょうが身長は6'2"ということで約188cmと大きいので3BやOFへのコンバートも考えられます。OFの場合身体能力やスピードから考えればCFを守れるのではないかという所でしょうか。

パワーは持っていると書きましたが、打撃自体がPeeteの中ではマイナスポイントになっているところで、どの方向にも打ち分けられるという感じではなく、引っ張った時のパワーはすごいという評価なので、どうやって打撃の質を上げていくのか、パワーを有効に使えるようになるのか、時間をかけてでも克服できれば5ツールのすごい選手になれるのだと信じています。

 

 

 

2-57($1,436,500 - $0.6Mで契約)

Ben Williamson (William & Mary)

ここまで若い高校生の左打者を3人指名して、4人目の指名となる2巡で大学生SR(11月で23歳)の右打者Williamsonを指名しました。全くのノーマークでした。それも当然でMLB Pipelineの250プロスペクトに入っていない選手です。

スロットは$1.4Mほどですが、カレッジシニアということでスロットよりはるかに少ない金額で契約となりました。あまり注目されないカンファレンスで対戦投手のレベルも低いはずですが、その中で好成績を残しています。263打席で.391/.513/.662、12HR、14SB、40BB、22SO。本塁打数はやや少ないですが、過去2年間は408打席で7HRだったことを考えれば大幅な向上を見せていますし、BB/SOも年々改善して今季は三振の2倍近い四球を選んでいます。MLBに入ってくるようなトップクラスの投手との対戦経験がほとんどなさそうなのでそんな投手に対してどのくらいの打撃ができるのかはわかりませんが期待しましょう。年齢から考えれば少し上のクラスからスタートになるはずですが、対戦経験を考慮して通常通り下から始めるのかどうなるんでしょうね。

身長は'6"0の183cmなので3Bとしてはやや小柄でSSの選手の身長という感じ。データではSSでも試合に出場してるので元々はSSをやっていたのではないかと思いますが詳しく書かれてるところを見つけられてないのではっきりとはわかりません。肩は強く守備も悪くなさそうなので3Bでやっていけるのではないかとの評価です。

 

 

 

3-92($736,400 - $0.6Mで契約)

Teddy McGraw (Wake Forest)

 

Wake Forestといえば今ドラフトで全体7位でCINから指名されたRhett Lowderと同じ大学ですね。McGrawも昨年秋時点では1巡指名予想も出ていた評価の高い投手。高校時代にもトミージョン手術を経験しているようですが今季も肘をやってしまい2度目のトミージョン手術で登板がありませんでした。ということで、マリナーズとしては能力はあるけど投げられない投手を確保したかたちです。契約金も安く済みますし、復活さえすれば良いことづくめですが2度目というのは気になります。

故障前の成績を見ると四球が多く、三振を特別多く奪っているわけでもありません。それでも評価される1つの要因は近年1つの大きな評価対象になっているボールの回転数。特にスライダーは評価が高いです。球速も最速で98mph出ていたようで、健康体になってどのくらい投げれるのかというところからスタートになりますが、マリナーズにはWooという前例もいますから同じように能力を発揮してくれればというところでしょう。

 

 

 

4-124($531,300 - $1.2Mで契約)

Aidan Smith (Lovejoy HS)

非常に魅力ある選手だと思います。打撃の評価は高く成績も素晴らしいです。個人的にはリストの強さがどことなくTroutに似ている気がして6'3"(190cm)と身長も高いので体が出来てくれば飛距離も出るようになるんじゃないかと期待しています。大きな選手でありながらスピードもあり、上位指名3人の高校生たちを含めた4人の中ではFarmeloの次に速いと思われます。

CFで20HR以上を打てる5ツールプレーヤーになれる可能性を秘めた右打者です。左のFarmelo右のSmithどちらも夢があります。

 

 

 

5-160($374,400 - $0.2Mで契約)

Brock Rodden (Wichita State)

2022ドラフトではOAKから10巡目で指名を受けて1年大学に残っていた選手です。5'9"(175cm)と小柄ながらパワーを秘めた選手。2巡のWilliamsonと同じように強豪リーグに所属しているわけではなかったものの.371/.474/.701という素晴らしい成績を残しています。SSも守れますが、2Bでいくのではないかという感じで、将来的にはユーティリティープレーヤーでマリナーズまで上がってきてくれればという所なんだと思います。

 

 

 

以上5巡指名までをまとめてドラフトシリーズを締めくくりにしたいと思います。

今ドラフトで指名した選手のうちFarmeloと20巡指名のWill Watsonを除く20選手とは早くも契約という情報が入っていますのでFarmeloと契約できるのかがドラフトとしては最後の注目点という事になるかと思います。

 

次回はドラフト選手を含めたプロスペクトランキングをやろうと思います。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする