ことのはのはね~奈良町から

演劇、アート、短歌他、町家での出会いまで、日々を綴ります。

ワーズウィングス 展示企画vol.2 「森のひかり」展 ならまちセンターギャラリーで

2021-11-09 | ワーズウィングス(Wordswings)
本日から、ワーズウィングス展示企画第2弾始まりました。前回は思いもかけず、テレビ取材がありましたが、11月はこの週末に奈良市から依頼された「全国町並みゼミ奈良大会」の全体進行と朗読劇「町家よ語れ」もあり、その他いろいろ重なり、この展示の広報もできず…。でも現場は、関係者のアイデアで面白い空間になりました。
今回、奈良の風景を撮影している河村牧子さんの写真ありき、で短歌を作りました。写真のままを歌にしているわけではないのですが、写真のおかげで、いつもとは違う歌の詠み方ができたかなと思います。誰が読んでもわかる、を今回目指しました。作家在廊の時のみ、短歌フォト葉書を販売しています。
猿沢池からすぐ近くにある、ならまちセンター。どうぞお越しください。
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短歌&写真 コラボ展 ~森のひかり~.
短歌:おのこまち /写真:河村牧子.
11/9(火) 〜 21(日) 9:00〜17:00 (月曜休館). 無料
ならまちセンター1階 ギャラリーinitiate にて






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2021 秋の花 にぎわいの家

2021-11-05 | にぎわいの家・奈良関連
奈良では正倉院展(今年も予約制)の期間中で、一番の観光シーズン。おかげさまで、お客様もよく来てくださっています。奈良町にぎわいの家では、春は華道の先生方にお願いして、秋は当館スタッフで、全館に花をということで企画しています。もちろん、日々の何気ない花が一番大事で、そこをお客様は良く見てくださり、いつも花を誉めてくださいます。そんなスタッフですので、空間を任せるとしっかりやってくれます。というわけで、町家空間の花模様です。現代アートは、地元の美術家、嶋田剛氏からお借りしました。とにかく、予算を聞いたらびっくりするくらい?!低く抑えて、スタッフの知恵と力で開催した、そんな花展の一部を以下紹介します。

 玄関前に菊ボール。この製作は根気いるんです…。

 玄関 嶋田作品と赤い花、妙にあいます。

 茶室。行李にいっぱいの菊を。

 一番広い15帖。大きな床の間なんです。

 
江戸期の蔵。花展なのに花がない?!ここは未来の花をテーマに私が構成。自分で花を咲かそう。トランクに雑草、止まった時計を動かそう。
スタッフが大きな蔓をとってきて、ブランコにしてくれました。見学の小学生のグループが「ここ、かっこいい!」との声、嬉しかったです。