ことのはのはね~奈良町から

演劇、アート、短歌他、町家での出会いまで、日々を綴ります。

町家劇場 報告

2018-06-03 | 演劇
7/28(土)午後1時からと4時からの2回、奈良町の町家、さんが俥座での公演の「町家劇場」、このプログで告知したのが、一ヶ月半前。この間、2回稽古しました。午前中のみ、2~3時間で、発声、演出、個別指導、盛り沢山で、皆さんも私も!必死です。けれど、この2回の稽古で、おおまかなイメージを共通理解でき、ニュアンスを読み取ってくれる町劇のも皆さんの集中力と熱意、すごいです。
今回、旗揚げということもあり、かなり盛り沢山。詳細は下のチラシにありますが、①全員での朗読劇が一本(テイチクレコード本社工場が奈良町近くにあり、その創業者のドラマ)、②小町座参加の演劇、③ならどっとFM放送中(私の脚本)の「たまゆら劇場」の過去放送台本の朗読と、欲張りで盛り沢山な内容です。
③のラジオドラマは、10分程度なのですが、2人芝居として読むので、中々、力量がいります。しかも、今回、ダブルキャストなので、1時と4時では出演者が違う、というのも楽しみ。さあ、後、4回?!の稽古でどこまでできるでしょう。普通なら、ありえない稽古回数と時間ですが、この短さが私も皆さんも危機感?!を持ってできるのかもしれないですね。
皆さん、それぞれ自分の暮らしをしながら、他の活動もしながら、大阪からの参加組もあり、多忙の中の稽古。本当に言葉を抱えて読んでくれるということは、プロ、アマ関係ないなあ、と思います。が、自分の書いたものを、いかに思っているように声にしてもらうか、ここに関しては妥協しないので、怖い指導が続くと思います。
町家に全員が並ぶと、え?客席は?というような感じですが、「家」でするのはとても嬉しい。「家」には気軽にお話があり、聞けて話す…。「家」がそんな場所だといいな。というわけで、皆様、よろしくお願いします。