猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

広瀬川の長い断水が終わり流れが戻ってきましたので、広東橋から石川橋まで13の橋を巡りました

2024-04-03 07:07:12 | なっからさくい生活

広瀬川に水の流れが戻ってきた瞬間です。わが家の近く、十六本堰の下流、10時ごろのことでした。戻ってきた流れの先端を写真に撮ることができました。うれしいです。今年の断水は一度目が1月18日から3月11日、そして二度目が3月22日から4月2日まで、通算60日間のとっても長い断水でしたから。

     
もう水が戻ったかなと、十六本堰の下流の広東橋へ行って見たらまだ水は流れてきていませんでした。それで、川岸の道を上流へ向かって歩き始めたら、ざわざわって音が聞こえてくるんです。上流を見たら、流れの先端が小さく見えたんです。


立ち止まって水の流れがやってくるのを見ていたんです。水音はだんだん大きくなって、まっ茶色の濁り水が足元に迫ってきました。そして、私の前を通り過ぎって行ったんです。

     
通り過ぎた流れの先端です。水はまるで生き物のように乾ききった川底を這って行くように見えました。そして広東橋の下を潜り抜けてしまったんです。不思議な見ものでした。

 

     
流れが戻って来た広瀬川を上流に向けて見に行くことにして、自転車に乗って十六本堰に向かいました。堰の水門を潜り抜ける水が激しい音を立てています。十六本堰の上では、端気川へも分水されていました。端気川側から見た十六本橋です。

     
三河町から眺めた桃井橋です。「メイショ橋って呼んでた」って話を聞いて調べたら、この橋の旧芳町側に「無縁所」があって、通称「むえんしょ橋」、それが訛ってか「メイショ橋」と呼ばれていたみたいです。桃井橋の上流には中央前橋駅、その北の赤城県道の橋が久留間橋です。

     
久留間橋の上流に比較的新しく架けられた歩行者専用橋が展望橋、橋のたもとに年老いたソメイヨシノが2本います。年老いたとはいえ、花を咲かせ始めていました。

     
そして立川通の諏訪橋です。私が高校生の頃はこの橋の近くに県立図書館がありました。それに「田園」という名曲喫茶もあったんですよね。今は、橋のすぐ下流に岡本太郎作の太陽の鐘が暮らしています。

     
諏訪橋の上には前橋文学館、朔太郎が頬杖しながら桜を眺めています。キキとお花見しに来たのはこのあたり、紅茶屋さんのリバティーで仲良くお茶してたんです。上流に見えている橋は絹の橋、昔は名無しの歩行者専用橋でした。

     
そして交水堰、川面に枝垂れた桜と堰を流れ下る水の風景が素敵な場所です。現在の広瀬川ではこのあたりがお花見場所です。その上には比刀根橋、大正時代の意匠のアーチ型の小窓がある高欄が特色です。伯母の二代目吉駒の話だと、昔の花見の中心はこの比刃根橋の上流だったそうです。

     
現在、グランビル前橋がある場所に昔は「勢多会館」があって、その前の広場が前橋の街の花見の中心地だったという話です。仮設の舞台が設えられ芸妓衆が舞踊を披露していたって話なんです。今も、古い桜の木が2本、花を咲かせています。

     
国道17号の橋が厩橋(うまやばし)です。そして、雷神橋です。神明宮と橋林寺を繋いでいる橋です。ここで、広瀬川からちょいと逸れて、神明宮に寄り道です。

     
神明宮の枝垂れ桜はもう満開でした。拝殿脇に植えられた枝垂桜は、屋根にかかってたいそうきれいです。

     
今なら参拝も花の下です。素敵な桜です。鳥の声です。見上げたら、ガビチョウも花見に来ていました。外来種の鳥も桜が好みなんですかね。

     
そして、雷神橋上流の柳橋です。川岸ではもうシャガが咲いていました。わが家のシャガはまだ咲きません。

     
そして石川橋、柳原制水門の下流の広瀬川では一番上流にある橋です。箪笥屋横町からの眺めです。流れが帰って来た広瀬川で、広東橋から石川橋まで、十三橋を眺めました。桜の花も咲き始めていました。広瀬川の春です。

 

     
城東町に戻ったら、アケビの花に出会いました。午後、敷島公園をちょいと訪ねたんです。ソメイヨシノが見頃を迎えようとしていました。すごくきれい、長くなるので明日の記事で紹介します。

 

 
夕食はあんかけチャーハンでした。椎茸と葉ネギ入りの十六国米で着き売ったチャーハンにフワフワ卵とトマトとカキ菜の餡をかけました。トマトの酸味がとてもおいしいあんかけチャーハンでした。それと、鶏チャーシューに野菜添えです。あと、モヤシのナムルを添えました。いつもとちょっと違う感じでしたけどおいしかったです。

今日も天気が不安定みたいです。遠出はしないで家で働きます。昨日の夕方、望外な立派な遊び相手をいただきましたんで…

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。
1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に舞踊公演を開いてまいりまして、今年の公演で80回を迎えることとなりました。記念すべき会ですので、長唄を今藤政貴さん、杵屋栄八郎さんに、お囃子は堅田新十郎さんにお願いし、生演奏で踊らせていただきます。第80回美登利会公演は4月7日、昌賢学園まえばしホール(市民文化会館)大ホールで開催いたします。会員一同、公演に向け稽古に励んでおりますので、宜しくお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい


最新の画像もっと見る

コメントを投稿