鍼灸院クラルテのスタッフ日記

院長・受付嬢・事務のおねえさん・掃除のおばさんを一人でやってるスタッフの日記です。
ゆる過ぎる頻度で更新。

顔鍼とコラーゲン

2017-03-09 | 見た目維持活動
NHK「ガッテン(ためしてガッテンより番組名変更)」。
先週放送分の録画を、昨晩ようやく観ました。
テーマは「決定版!コラーゲン100%活用法」でした。

これまでは、コラーゲンを摂取しても胃で分解されてしまうため意味がない、とされていたけど
最近の研究では「意味がなくはない、いやあるかも」と言われているとか。

胃や腸で分解されきらなかったコラーゲンの破片(ペプチド)が体に吸収され
それが、体にキズや肌にダメージがある人の場合、体内でコラーゲンを作る線維芽細胞の増殖に役立っているのでは?
とのこと。
番組では、吸収されたコラーゲンペプチドを線維芽細胞が 「コラーゲンが壊れてる!作らなきゃ!」 と認識する
と説明されていました。

さて、顔鍼の効果の一つに
鍼の侵害刺激(微細なダメージ)によって補修成分であるコラーゲンやエラスチンを誘導する、というのがありますが
上の結果によると、誘導するだけでなく線維芽細胞の増殖にも一役買っていることになりますよ。
ってことは
顔鍼を受けられた方に「コラーゲンの元になるタンパク質を食べてくださいね」とお伝えしているのを
これからはずばり「コラーゲンを食べてくださいね」と言わなくては。
*****
クラルテの顔鍼は、経穴(ツボ)に鍼することにこだわっています。
顔中、針山みたいにたくさん打つのは、確かに見た目インパクトがあり、いかにも“効きそう”だけど
肌への過剰な刺激は、シミや肝斑を生じさせるリスクがあるんです。
適度なのか過剰なのかをどこで判断するのか・・・それって、これまで精査されつくした経穴を使うことで解決できるんじゃないかと思うのです。

その経穴を見極めるのは、鍼灸師の腕にかかっているのかな。精進しないとですね。
コメント
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