中島らも作「ガダラの豚」
を読んでしまった。
中島らもはずっと倦厭していたのだがが、読むとやっぱりマイってしまった。
文章がうまいのか非常に読みやすい。
文庫本にして3冊という大作ながら一気に読めてしまう筆力はすごい。
内容も一巻ごとにきちんとしたストーリーがあって読んでいてあきない。
というより、次に次にと読まずにいられない展開がただスピーディーなだけでなくそこにはたくさんの伏線があふれている。
ちょっと読み流すのがもったないのだ。
アフリカの呪術というものを学問として捉える主人公の天然ぶりはちょっとキャラ作りすぎ感は鼻につくか。
3冊では足りない、もっと人物掘り下げてもっといろんなエピソードを詰め込んで欲しかった。
後半、日本でのくだりでの関係ない人間の殺人に関しては否定派。そこに持っていくためのエピソードがあって最終的に一つの話になればよかったかな。
なまじ殺されてしまったキャラのほうが個性は強かったので。
にしてもやっぱりおもしろかった。
ラストのくだりはもうちょっと早く解き明かされて対決指向を強めて欲しかった。
いとも簡単すぎて、説明もしきれてないし。
にしてもやっぱりおもしろかった。
苦手意識を持たずにどうぞといえる作品です。
を読んでしまった。
中島らもはずっと倦厭していたのだがが、読むとやっぱりマイってしまった。
文章がうまいのか非常に読みやすい。
文庫本にして3冊という大作ながら一気に読めてしまう筆力はすごい。
内容も一巻ごとにきちんとしたストーリーがあって読んでいてあきない。
というより、次に次にと読まずにいられない展開がただスピーディーなだけでなくそこにはたくさんの伏線があふれている。
ちょっと読み流すのがもったないのだ。
アフリカの呪術というものを学問として捉える主人公の天然ぶりはちょっとキャラ作りすぎ感は鼻につくか。
3冊では足りない、もっと人物掘り下げてもっといろんなエピソードを詰め込んで欲しかった。
後半、日本でのくだりでの関係ない人間の殺人に関しては否定派。そこに持っていくためのエピソードがあって最終的に一つの話になればよかったかな。
なまじ殺されてしまったキャラのほうが個性は強かったので。
にしてもやっぱりおもしろかった。
ラストのくだりはもうちょっと早く解き明かされて対決指向を強めて欲しかった。
いとも簡単すぎて、説明もしきれてないし。
にしてもやっぱりおもしろかった。
苦手意識を持たずにどうぞといえる作品です。