だいぶ前に買って、何度も読んでいるのでボロボロですが(笑)
タイトルにある通り、松田聖子と中森明菜のデビューのきっかけや、当時の記録における2人の売り上げなどが書かれてます。
何度かの大幅な加筆、修正を経てのこの文庫。
松田聖子ファンとしてはわかりやすい。
本来は前半部の山口百恵の部分が多かったらしいのだが、その部分はもまた大幅に加筆され、山口百恵本として出版されたらしい。
とにかく、聖子と明菜のドキュメンタリー的な本。
聖子が2年早いので量的には多め。
1980年代本なんで、2人のアイドル全盛期を様々な角度から描いている。
内容的には知っている事が多かったけど、文章として大人の事情やお金が動いていると書かれてしまうと、やはり天賦の才能をもった松田聖子は芸能の神様に祝福されたのだと思う。
一方明菜は、山口百恵のアンチテーゼとして松田聖子が支持され、その松田聖子のこれまたアンチテーゼとし支持された。
生い立ちまでは行かなくても、決して普通の家庭に生まれ、普通に育ったとは言い難く、ポスト山口百恵として素養も素質も十分だった。
この2人のアイドル時代をヒットチャート、売り上げなどで解説してくれている。
これね、なかなか興味深い(笑)
