親になる覚悟

長崎県佐世保の女子高校生殺害の事件
連日、報道され
父親のコメントが新聞記事になってから
父親へのバッシングが毎日すごいですが

大雑把に言えば育児放棄したとのこと
自分に手が負えないから隔離すべく一人暮らしさせたとのこと

でもバットで殴られ死にかけたという

世間は父親に対して批判的だけど
私はちょっとだけ父親の気持ちが分かる

私の弟も
小学校の時からいじめにあって
それ以来、不登校、家庭内暴力、ひきこもり、自殺騒ぎなどなど
家庭内が殺伐としたときがあった

でも母親はずっと弟の味方だった
どれだけ暴れても、どれだけ罵られても
ずっと弟を理解しようと努めた
その努力の結果、今では弟が兄弟姉妹の中では一番の親思いとなり
親に甘えまい、心配かけまいという思いが一番強い

母は偉いなぁ～と今更ながら思う
自分のお腹を痛めて産んだ母だからこそできたのかもしれない
父親だったらどうだっただろう～
我が家に当てはめれば、当時父は仕事が忙しく
弟を受け止めたのは母だった記憶しかない
父ではここまで弟を育てるのは無理だったかもしれない

ましてや事件の父親は殺されかけたという
同じ屋根の下、いつか子供にホントに殺されるのではという恐怖はすごいもんだっただろう

各家庭、いろんな事情があって
悩みも千差万別
やっぱり当事者にしかわからないこともある

というわけで
どうしていいのかわからなかった容疑者の父親の立場にも
少しだけ同情してしまうのでした

私もこんな子供の親になる覚悟があるかと聞かれれば
やっぱりないかなぁ～
それともお腹痛めて、待ち望んで生まれた子供なら
子育ての結果がどうであれどんな子供に成長しても
受け止める覚悟ができるでしょうか


先日、お好み焼きがうまくひっくり返せない～
ビールサーバーの注ぎ方を間違えたぁ～
で
ちょっとイライラしてきたなぁ～
・・・・・と言う旦那のつぶやきを聞いて

あ～少なくとも旦那には子育ては無理かも！と思ったのでした(^_^;)

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