１１月２６日（土）秋の空のようですが風は北風です。

昔は晩秋といって紅葉の季節、野山に出かけて錦織り成す葉の色づきを愛でたものです。それが紅葉になる季節が１１月の終りから１２月半ば、１２月に入ると年末に近づき気持ちは焦り始めます。
それに新聞作業に関っている者は「新年特集」の作業のために目を白黒してとびまわり現場奔走と原稿作成です。
若いときはそんなことも大好きで企画案を上げては嬉々としていた。
企画案が通ればもっと嬉しかった。
それが年のせいか。ここ２・３年「新年号特集」の企画会議と言葉を聞くとふっとため息が出るようになった。私は奈良にいるので東京まで行くことはないが年末になると編集局から企画案の要請が入ってくる。
主婦は年末になるとあれもこれもとすることが多くて----。
こんな私ではなかったのにとまたため息をつく。
しかし決まった企画、編集局から決まった企画には協力して取材交渉をして現場取材に奔走していく。企画案も昔はよく出したのに近年は出すのが恐くなった。出して企画が通って現場取材になると果たして私はそれだけ体力が持つだろうかと、はたと考えて頭はもたげてしまう。責任感がでて企画案を出すのにとまってしまう。こんなはずではなかったと、がっくりとする。
本当に「こんなはずじゃなかった」と、老いを自覚してふーうとため息をついている。

けれど必要とされている間は本当にありがたい。
与えられた企画には奔走して年末を迎えている。自分の記事が掲載されると心の中はホット温かいのに----。いざ「新年特集」になるとはたと心は宙に浮いている。申し訳ないとも思っている。
しかし頑張らないといけないと、家にいるときは体調管理に注意をしている。

昨日は女友達と１２時に行きつけの喫茶店であって２時半に分かれた。
そのまま自宅にすぐ戻って風呂に湯を入れて風呂に入って出てくると３時１５分。パソコンを開いて朝、原稿を作ってほぼ完成というところで女友達の昼食の誘い、長年の女友達なので出かけた。
自宅に戻って３時１５分からパソコンを開いて作りかけの原稿の残りを作成して見直していく。写真も縮小しなければならない。
やっと画面構築をしてやっとブログを書き終えて受信メールを見ると仕事関係のメールが入っている。返信をしていると時計は刻々と過ぎていく。
ゲラの確認作業も１本ある。とりあえずワードで貼り付けてデスクトップに保存した。関係者に送るのは土曜日にしようと考えて慌ててパソコンを閉じると５時４０分、台所に入ると忙しい。大根の切ったものを鍋にかけている間にイカをさばいて掃除して切ってく。大根が柔らかくなるとイカを入れて韓国風に夫の好きな味つけにしていく。
そして焼き豆腐を見ると２５日が賞味期限、生ワカメと豆腐と一緒に炊いて私の食材の味付けにした。
後はキュウリの酢の物もある。
なんとか夕食の支度ができた。
家事をしてまた７時前にパソコンを開く。
画面構築したライフワークの原稿の確認をしていると夫が戻ってくる。

昨日は眠たい。９時過ぎに布団に入って寝た。
明日は小学校の同窓会、今日は早い目に休まないといけない。
老化した肌、睡眠が足りないと肌が荒れている。
６５歳を過ぎてから写真を撮られるのが嫌になった。
若いときの写真もあるが------。
１枚、韓国で撮影したものをここに入れておこうか----。
１９９４年の夏、５０歳の時の私です。若い時の写真なら掲載しても恥ずかしくないのになぜ、今は嫌なのだろうか。写真は年齢をそのままに出してくれるのでもう自分の老けた顔を見るのが恐ろしい。
昔、祖母がよくいっていた。８０代半ばの時によくいった。
「こんな汚い顔になって写真は撮りたくないのでもういい」と韓国語でいつも話していた。こり気持ち、今になってやっと分かり出した。

写真は韓国で撮影。韓国に住んでいる在日韓国人の女性たちと一緒に野菜料理専門の食事処につれてもらった。そこで記念撮影したもの。隣の女性は盧順子さん＝ノスンジャ（東京都武蔵野市生まれ。１９７０年代に韓国の大学に留学して現地の男性と結婚、子どもたちは韓国・日本語ができるので韓国の俳優や歌手などの通訳もしている。盧順子さんは韓国に住んでいる在日韓国人女性本国会の会長を勤めまた男性たちが集る在日韓国人本国会の副会長を長年勤めてきたが今年６月、会長に就任した。盧順子さんは今も若くてきれいと思っている）
今はもう撮られたくないので若い時の私を少し自慢して----。また----。