てんやわんや アメリカ 犬育て

飼育放棄された「ゴールデンレトリバーのチャーリー」&
保護犬だった「雑種ユキ」との犬バカ日誌でございます♪

韓国の食用犬200匹の救出(動画)

2017-10-22 | 犬・馬・動物のこと
Photo by Jean Chung/For HSI



以前からずっと気に病んでいた犬事情なんですが
意を決して。

アジアでは食用にされる犬たちが多くいます。
有名なところでは韓国。
中国でも大規模な犬肉の商業イベントが毎年開催され
インドネシアでは犬肉の消費量が
近年増加傾向にあると言われています。

(この手の内容が苦手な方はパスして下さい)

犬を食べる理由として
体が温まるやスタミナがつく等言われていますが
科学的な根拠は無く、食文化と言うには
歴史的背景があるようには見えません。

食用犬の繁殖場は不衛生で環境は最悪、
また非人道的で非常に残酷であり
聞くに堪えがたい最期をむかえると言うのも
犬好きには耐えられません。
特にインドネシアは動物虐待法が制定されておらず
その扱いは酷いそうです。

※ 香港、フィリピン、台湾、シンガポールでは
食用の犬肉を禁じています


さらに食用犬は愛玩犬とは違う
と言う誤った通説もあるそうです。
しかし食用犬の繁殖場には
盗まれてきた元飼い犬たちも多く
純血種を含め多様な犬種が存在しています。

現代社会では犬と言う動物は食べ物ではなく
コンパニオンアニマルとして飼われるのが
その姿ではないでしょうか。

感情や知性が豊かで人間と共に歩んできた犬たちを
食べ物として捉えてほしくありません。

犬は人間と暮らし始めて一万年とも
それ以上とも言われています。
犬を食用とする習慣よりも、人と生活を共にし
ペットとして生きてきた歴史の方が断然長いのです。


犬を食べる事を食文化と言い切るには説得力が無く
単に嗜好を押し通しているようにしか思えません。


以下は Humane Society InternationalHSI
ヒューメイン ソサエティ インターナショナルが
韓国の食用犬繁殖場から200匹の犬たちを救出した映像です。

※HSIはアメリカ動物福祉団体HSUSの国際版




韓国にはこのような食用犬の繁殖場が
数多く存在するようです。
HSIは繁殖業者への意識改革や
繁殖場の閉鎖を促し、他業種へのビジネス転換を勧めています。


救出された食用犬たちはアメリカやカナダ、イギリスなどに輸送され
ペットとして暮らしています。
元食用犬だったサンシャインと飼い主さん(英語ですが映像の雰囲気で)



犬は人間と共生し愛される存在であること、
それ以外には考えられないので
犬を食用とすることには反対します。


以上。


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