てんやわんや アメリカ 犬育て

飼育放棄された「ゴールデンレトリバーのチャーリー」&
保護犬だった「雑種ユキ」との犬バカ日誌でございます♪

子犬子猫の取引法(日本)

2012-08-31 | 犬・馬・動物のこと
今日で8月も終わり。今週末は「Labor Day ウィークエンド」で
みなさん連休ですね。この休みが終わると夏が終わり秋がやってきます。

で、少し前のYahooニュースになるんですが、
日本で子犬子猫の取引きについて新しく法案が成立する見込み
と言うニュースを見ました。

以下が本文です。

生後56日以下の子犬や子猫について、繁殖業者からペット販売業者への引き渡しが禁じられる見通しになった。22日に開かれた民主党の環境部門会議で、この内容を盛り込んだ動物愛護法改正案が了承された。自民、公明、国民の生活が第一との4党実務者レベルではすでに合意され、今後、各党の正式な了承を経て、今国会で成立する見込み。

親から早期に引き離すと社会性が身につかず、かんだりほえたりする問題行動が出てくることが多い。改正案は飼い主が飼いきれなくなり、殺処分されるのを防ぐことを目的としている。

環境省によると、引き渡しの日数をめぐっては、欧米では「生後56日」が一般的で、国内でも動物愛護団体から支持されている。しかし、専門家の間では「生後49日」が妥当とされ、ペット販売業界は、飼育代を低く抑えたいなどの理由から「生後45日」を主張してきた。

このため、法施行後の3年間は「生後45日」とし、その後は「生後49日」とする。施行後5年以内に環境省が調査し、「生後56日」が適切かどうか検討する。



実はチャーリーおかんも動物法改正のパブリックコメントで、
ここでは生後8週間(56日)になっていますが、最低2ヶ月間
親犬からの引き離しに反対と言う文書と署名を環境省に送りました。

このニュースを読むと法案は通ったようですが、
「法施行後の3年間は「生後45日」とし、その後は「生後49日」とする。
施行後5年以内に環境省が調査し、「生後56日」が適切かどうか検討する。」
とあります。

と言うことは実施されるのは5年ぐらい先なのですかね?

ぅーん。ペット卸売り業者の「小さいうちに早く売りさばいてしまいたい」
「飼育代の負担を軽くしたい」等の声に加担する意味がわからないのですが…

45日ではダメなのです!

小さいほうが売れる、またそれを「ちっさくてチョーかわいい」等の感覚で
求める消費者がいるからだと思うのですが、
後々問題行動を起こしたり、しつけが入りにくかったり、無駄吠えしたり、
社会性の無い子たちを量産して「言う事を聞かない。もう無理!」
などと言う無責任な理由で捨てる、の図式が
今までどれだけ繰り返されてきたのでしょう。

そしてここにある「専門家の間では「生後49日」が妥当とされ」とありますが、
専門家って誰ですか?
犬猫についての知識者ならば49日でOKとするハズが無いのですが…

生後最低8週間は母犬や兄弟犬と一緒に暮らせるように、
できればそれよりも長く一緒にいさせてやる事が
犬たちの一生に大きく関わってくる事をわかってほしいですね。

アメリカは州によって法律が違う場合がありますが、
この件についてはほとんどの州が8週間以内の販売は禁止しています。
ブリーダー等は一般的には生後2ヶ月以内は販売しません。
コネチカット州は違反した者は30日間の刑務所行きか
$100の罰金(安っ)、もしくは両方です。

日本は何でも一つ決まればすぐに全国に広まって
それが常識となり、皆がきちんと守ろうとする国ですよね。
この期間問題が少しでも良い方向に改善され、
8週間以内の販売は非常識!と一般に浸透する日が来ることを切に願います。


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