え~まず初めに、先日書いた「犬のビール」の記事が
gooブログさんの公式フェイスブックで紹介されました。
実は以前にも「馬エキスポ」の記事が紹介されたことがあって、
今回は2回目。嬉しい~!ってみんなもっと紹介されてるんですか?
なんしか、ありがとうございました!
さて本題、「犬語の話し方」と言う本からです。
日本にいる母が月一ぐらいで日本のブツを送ってくれるので、
その時に一緒に送ってもらいますた。受け取ったのはだいぶ前です
著者はスタンレー・コレンと言うカナダの心理学教授で犬の専門家です。
序盤は「なんか聞いた事あるかも?」と言う感じで
流し読みしてたのですが…
さすがに専門家が書いただけあって(当たり前や!)
全体的にとても興味深い内容でした。
その中から第18章「犬語にも方言がある」のご紹介。
現在のイエイヌ(飼い犬)は犬の先祖であるオオカミとは
相違点が多くみられますが、その中でも最も大きな違いは
「ネオテニー(幼形成熟)」だそうです。
犬はオオカミよりも幼い時期の特徴や行動が
成犬になっても残っている場合が多く、
この章では犬のネオテニー度を計る事により
犬の言語への影響を考察しています。
ネオテニー化は言わば
人間が成犬にも幼犬の姿形を求めて品種改良し続けた結果です。
元のオオカミからはかけ離れ、成犬になっても小さな体、大きな目、広い額、
短い鼻先、垂れた耳などの身体的特徴を持つ犬種は
現在非常に多く存在します。
そしてそのような特徴を多く持つ犬ほどネオテニー度が高く、
「犬の言語の幼児化」が見られるそうです。
逆に言うとオオカミに容姿が近いほど
「成犬の言語を理解し、犬同士のコミュニケーションにおける
ボキャブラリーの数も多くなる」と言う事のようです。
以下の10犬種はイギリスの大学で研究された、
子犬的な言葉を話す犬~最も大人のオオカミに近い言語を話す犬の結果。
1. キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
2. ノーフォーク・テリア
3. フレンチ・ブルドッグ
4. シェットランド・シープドッグ
5. コッカー・スパニエル
6. マンスターランダー
7. ラブラドール・レトリバー
8. ジャーマン・シェパード
9. ゴールデン・レトリバー
10. シベリアン・ハスキー
以上の犬種の中で最もオオカミから容姿が離れている
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは、
犬の社会的言語が最も限られていて
15の社会的信号のうち2種類しか示さなかったそうです。
そしてそれら2種類は犬語の中では「犬の幼少期の言語」であるとも。
かたやシベリアン・ハスキーは
「大人になってから兼ね備えた行動言語を含む」
15種類全ての社会的信号を示しています。
ネオテニー化されていない犬種ほど、
数多くの信号や意思伝達を理解し、
他の犬たちに対しても意思伝達能力が備わっている
と言う研究結果になっています。
この章では犬種によって犬同士の言語理解度は一律ではない
と言う事を「方言」と表現したようです。
犬語をたくさん話せ、理解できる犬種とそうでない犬種、
犬同士のコミュニケーションに大きな壁がありそうです。
さらに犬のボディランゲージを使って人間が近づこうとしても
犬がそれを理解していなかったら元も子もないですね…
実際にドッグパークなどの知らない犬同士が多く集まる場所で
犬たちを観察すると検証できるかもしれません。
以下は挿絵と裏表紙。
第12章 体の表情が語るもの
以下は犬ですがオオカミの場合、
吠えると言う行動は子オオカミの特徴だそうです
裏表紙
裏表紙にも記載されていますが「犬語小事典」なんかも付いていて
犬語に関して面白い事がたくさん載っています。
ワンコとのコミュニケーション力をさらにアップさせたい方は、、、
本を購入してください(笑
と言う事で今回は「犬の方言(言語理解度)」の章の紹介でした。
また長くなって来たのでこの辺で…
毎日ワンコとのコミュニケーションは欠かさない方、
ポチっと↓お待ち申し上げております。
にほんブログ村
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実は以前にも「馬エキスポ」の記事が紹介されたことがあって、
今回は2回目。嬉しい~!ってみんなもっと紹介されてるんですか?
なんしか、ありがとうございました!
さて本題、「犬語の話し方」と言う本からです。
日本にいる母が月一ぐらいで日本のブツを送ってくれるので、
その時に一緒に送ってもらいますた。受け取ったのはだいぶ前です
著者はスタンレー・コレンと言うカナダの心理学教授で犬の専門家です。
序盤は「なんか聞いた事あるかも?」と言う感じで
流し読みしてたのですが…
さすがに専門家が書いただけあって(当たり前や!)
全体的にとても興味深い内容でした。
その中から第18章「犬語にも方言がある」のご紹介。
現在のイエイヌ(飼い犬)は犬の先祖であるオオカミとは
相違点が多くみられますが、その中でも最も大きな違いは
「ネオテニー(幼形成熟)」だそうです。
犬はオオカミよりも幼い時期の特徴や行動が
成犬になっても残っている場合が多く、
この章では犬のネオテニー度を計る事により
犬の言語への影響を考察しています。
ネオテニー化は言わば
人間が成犬にも幼犬の姿形を求めて品種改良し続けた結果です。
元のオオカミからはかけ離れ、成犬になっても小さな体、大きな目、広い額、
短い鼻先、垂れた耳などの身体的特徴を持つ犬種は
現在非常に多く存在します。
そしてそのような特徴を多く持つ犬ほどネオテニー度が高く、
「犬の言語の幼児化」が見られるそうです。
逆に言うとオオカミに容姿が近いほど
「成犬の言語を理解し、犬同士のコミュニケーションにおける
ボキャブラリーの数も多くなる」と言う事のようです。
以下の10犬種はイギリスの大学で研究された、
子犬的な言葉を話す犬~最も大人のオオカミに近い言語を話す犬の結果。
1. キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
2. ノーフォーク・テリア
3. フレンチ・ブルドッグ
4. シェットランド・シープドッグ
5. コッカー・スパニエル
6. マンスターランダー
7. ラブラドール・レトリバー
8. ジャーマン・シェパード
9. ゴールデン・レトリバー
10. シベリアン・ハスキー
以上の犬種の中で最もオオカミから容姿が離れている
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは、
犬の社会的言語が最も限られていて
15の社会的信号のうち2種類しか示さなかったそうです。
そしてそれら2種類は犬語の中では「犬の幼少期の言語」であるとも。
かたやシベリアン・ハスキーは
「大人になってから兼ね備えた行動言語を含む」
15種類全ての社会的信号を示しています。
ネオテニー化されていない犬種ほど、
数多くの信号や意思伝達を理解し、
他の犬たちに対しても意思伝達能力が備わっている
と言う研究結果になっています。
この章では犬種によって犬同士の言語理解度は一律ではない
と言う事を「方言」と表現したようです。
犬語をたくさん話せ、理解できる犬種とそうでない犬種、
犬同士のコミュニケーションに大きな壁がありそうです。
さらに犬のボディランゲージを使って人間が近づこうとしても
犬がそれを理解していなかったら元も子もないですね…
実際にドッグパークなどの知らない犬同士が多く集まる場所で
犬たちを観察すると検証できるかもしれません。
以下は挿絵と裏表紙。
第12章 体の表情が語るもの
以下は犬ですがオオカミの場合、
吠えると言う行動は子オオカミの特徴だそうです
裏表紙
裏表紙にも記載されていますが「犬語小事典」なんかも付いていて
犬語に関して面白い事がたくさん載っています。
ワンコとのコミュニケーション力をさらにアップさせたい方は、、、
本を購入してください(笑
と言う事で今回は「犬の方言(言語理解度)」の章の紹介でした。
また長くなって来たのでこの辺で…
毎日ワンコとのコミュニケーションは欠かさない方、
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