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てんやわんや アメリカ 犬育て

飼育放棄された「ゴールデンレトリバーのチャーリー」&
保護犬だった「雑種ユキ」との犬バカ日誌でございます♪

アメリカ 2012年 人気犬種&賢い犬種 トップ10

2013-07-25 | アメリカ 犬 & 動物事情
先週までの暑さがウソのようにおさまって
本日の最高気温も18度前後と小雨模様で肌寒い朝のコネチです。
連日35度とかで熱中症寸前やったのに!
こんなに気温差があるなんて、もはや山岳地帯ですね?

毛だらけのチャーリーにとってはまだまだ暑いのでしょうが、
おかんは体調崩すで、しかし

内股気味な今朝のチャーリー


先週フルグルーミングに行って来たから毛先整ってまんねん



えーさて、本日は何気に「アメリカでの人気犬種」&「賢い犬種」
を発表したくなった次第でございます。

まずはアメリカンケンネルクラブ、通称AKCが(多分)毎年行っている
登録数の多い順、いわゆる人気ランキングからです。
まぁAKCと言えば最近ちょっとダークなイメージが先行しておりますが
その話題はまた今度に置いといて…人気犬種は以下の通りです。

2012年度 人気犬種 アメリカ

1位  ラブラドールレトリバー
2位  ジャーマンシェパードドッグ
3位  ゴールデンレトリバー
4位  ビーグル
5位  ブルドッグ
6位  ヨークシャーテリア
7位  ボクサー
8位  プードル
9位  ロットワイラー
10位 ダックスフント

だそうです。小型犬が上位を占める日本とは
だいぶ違うかもしれませんね。
個人的にはミックス犬も入れてほしいんですが…
まぁAKCだけに純血登録の統計になるのでしょうがないですね。
ネタ元のAKC人気犬種ページは「コチラ」。175位まで発表しています。

過去の統計を見てもラブは毎年1位ですね。
シェルターなどに行ってもラブミックスの子はものすごく多くて
日本で言う柴犬並みにポピュラーです。
先代犬のがっちゃんもイエローラブミックスでした。
ちなみに柴犬は50位! レアっすね(笑

それではお次は賢い犬種でございます。

「賢い」の定義は自発的な問題解決能力や人間から与えられる仕事をこなす能力、
人間への従順さの能力を基準にしているようです。
ネタ元はWikipediaで「コチラ」。79位まで表示しています。

賢い犬種トップ10

1位  ボーダーコリー
2位  プードル
3位  ジャーマンシェパードドッグ
4位  ゴールデンレトリバー
5位  ドーベルマンピンシャー
6位  シェットランドシープドッグ
7位  ラブラドールレトリバー
8位  パピヨン
9位  ロットワイラー
10位 オーストラリアンキャトルドッグ

だそうです。ボーダーコリー、多分ぶっちぎりで賢いと思います。
ハーディング部門のワンコは自分で考えて行動&仕事する
という能力がハンパなく優れています。牧羊犬ステキですね
その代わりペットとして飼うならば、毎日の運動量がものすごーく必要になります。
あとオーストラリアンシェパードが42位と言うのが
低評価でびっくりしました。もっと賢いハズ…と個人的には思っています。

以上、なんでもランキングのコーナーでした~
ってそんなコーナーいつできたーん?


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シェルターグループの里親探しアイディア ダークカラー犬編

2013-07-21 | アメリカ 犬 & 動物事情

はい!最近さぼり気味だったのは(まずは言い訳から)
ここ数日、ものごっつ暑い日々が続いていたせいなのです。
日本並み、いやそれ以上だったコネチ。
湿気もすごかったしヒート警報とか出てました

こんなに暑いんやったらフロリダに引っ越したほうが
冬寒くないだけマシやろー!!と叫んでも
暑さは一向に収まる気配もなく…

まぁ来週からは少しマイルドな気温になるみたいですが
チャーリー一家はバテバテばい。ひ~

日々の散歩も日が暮れて道路のアスファルトの
熱がなくなってから行ってますです。

んなこって今日はまたもやニュースからの情報なんですが
7月21日(日)ノースカロライナ州のローリーと言う所で
地元の複数のシェルターグループによる
Adoption event for dark-coated dogs」が開催されました。

シェルターなどではダークカラーの子は薄いカラーの子に比べて
滞在期間が長く、引き取られる率も低いと言う現状から
「ダークカラーの子達のための里親探しイベント」です。

黒い犬が好きな人は別として一般的にはダークカラーの犬や
黒い犬は白い犬に比べて顔の表情が分かりにくい
と言う理由などから避けられがちになってしまいます。

カラーによって犬の性格までもが変わる、
例えば攻撃性が増す、などと言う事はありえないと思うので
イメージと見た目で選別されてしまうのが一番の理由だと言えます。

人間と言うのは視覚から得る情報のみでは
分かりにくいものや識別しにくいものよりは
ハッキリしたものを選ぶ傾向にあるので
しょうがないと言えばそれまでなのですが、
犬だって好き好んでダークカラーに生まれてきたわけではないですからね。

なので意図的にこのような情報をフィードバックさせて
人々の意識改革を行い、ダークカラーの子達の引き取り率を高めるのは
非常に良いアイディアだと思います。

この国ではまだまだペットを捨てたり虐待したり
ひどい扱い方をする心無い人達がいます。

しかしその一方で動物の権利を守ろうとする人たちもたくさんいます。
アメリカ動物愛護福祉団体の「The Humane Society of the United States」から始まり
各地方自治体が管理するシェルター(町のHumane Society)や
大型のレスキューグループ、個人運営のレスキュー、犬種別のレスキュー団体と
規模や種類は違えど救おうとする人たちも多く、団体の多様性もあります。

そんな中、今回の「Adoption event for dark-coated dogs」のように
ハンデに屈せずそれ自体を特化した里親探しを催したアイディアに感心したので
ブログに書いてみました。今後このような考え方のイベントが増え、
一匹でも多くのワンコやニャンコに里親が見つかると良いなと思いました。


ニュース元はコチラ
上記写真はフリーイメージから。


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ペットショップでの生体販売禁止法案 Branford, CT

2013-07-03 | アメリカ 犬 & 動物事情
コネチカット州の海岸沿いの街ブランフォードで
動物に関する一つの決議法案が提出されました。
「ペットショップでの生体販売禁止法案」です。
対象になるのは犬、猫、うさぎです。

この法案が成立すれば、
コネチカット州で始めて「生体販売禁止の街」が誕生します。
現在協議中ですが今年中に決議されるようです。

立案に関わっている人達は、
まずはブランフォードの街での法成立、
将来的には州への働きかけへと言うフレームワークで
最終ゴール「州内の生体販売禁止」を目標にしています。

この法案を成立させる目的とは、
生体販売を行うペットショップと100%繋がっている
パピーミルの撲滅を目指すものであります。

パピーミルとは子犬繁殖工場と言う意味で
商品である子犬を産ませるための繁殖用の親犬たちは
一生針金ケージの中で過ごし、子供を産まされ続けます。
もちろん人間からの愛情など受けた事もなく
散歩などもっての外、芝生さえも踏んだことがなく
針金ケージの上で糞尿にまみれ、時には声帯さえも切られ
劣悪この上ない環境での生活を強いられ、
そして死んで行きます。

全ての繁殖犬は人間の金儲けのための道具であり
苦痛を与え続けて殺すという非道徳的極まりない業者、
それがパピーミルです。

そしてその「パピーミルの商品」の卸し先、
それが生体販売を行っているペットショップや
ネット販売する業者なのです。ネット販売の場合は
直接パピーミルが行っている場合が多いと思われます。

ペットショップに高額なお金を払って子犬を購入するという事=
パピーミルにお金を払う=動物虐待、非人道的な業者に加担する
と言う仕組みになります。

これはアメリカに限った事ではなく
日本も同様、否定できない事実ではないでしょうか?

パピーミルが州内に存在するなら直接的な行動にも出れますが、
他州にある場合、その一つ一つに抗議したり撲滅や解体に導くのは
個人の力では無理なところが多いです。

個人の力でできる事は何か?を考えた時
「ペットショップ(ネット販売含む)で買わない!」次に
「生体販売を禁ずる法案に賛成する」なのです。

ブランフォードの街でこの法案が成立すると
コネチカット州内でもこれに続く街が出てくると思います。
私達が住んでいる街もブランフォードと同じカウンティ(郡)なのですが、
近場でこのような犬猫のための草の根運動活動が
大きく実ろうとしている事はたいへん喜ばしいことです。

そしていつかこの法案が州法レベルになれば、
純血種を求める場合は信頼のおけるブリーダーから迎えるという事になり、
シェルターやレスキュー団体からの里親縁組が今まで以上に増え
救える命も格段に増える事にも繋がります。

先立って2006年に「生体販売禁止法」が成立した
ニューメキシコ州のアルバカーキ市では、
シェルターからの里親縁組がそれ以前よりも
23%も増えたと言う結果が出ています。

ただペットショップを経営する側からの反対意見としては
仕入先の殆どは法に触れていない人道的な扱いをしていて
パピーミルは一部の悪徳業者であり、
信頼できる所からの仕入れを主張する店もあるようですが、
それを証明する事は難しいというグレーな部分が
多く含まれていると思います。

と言う事でブランフォードの「生体販売禁止法案」
個人的には法案推進大いに賛成、
成立する事を願って全面的に指示したいと思います。

上記摘要したサイト→「Branford RTM to Consider Ban on Retail Sales of Dogs and Cats
に全内容が書かれていますので興味がある方はどうぞ。


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不妊手術済みなら登録料は半額以下

2013-06-01 | アメリカ 犬 & 動物事情
6月になりましたが、本日も日中は激アツだったコネチです。

今日は郵便で「ドッグライセンスの更新カード」が届いていました。
単に犬の登録なんですが毎年更新しなければいけません。

登録更新お知らせカード 表


先代犬のがっちゃんも毎年登録していました。
チャーリーは今回2回目なんですが、
狂犬病ワクチンの証明書を持参するようにと書いてますね。
今年3月に受けているので問題はないです。

登録は簡単で市役所に行ってお金を払うだけなんですが、
完全自己申告なので登録していない人もいるんでしょうね…
個人的にはもっと厳しく義務付けてほしい気がします。

日本のような「犬」マークの鑑札式にすればいいのに!
と言うかあのステッカー?が欲しいです

登録更新お知らせカード 裏


そして前にもこのブログで書いたような記憶があるのですが、
避妊・去勢していない犬は登録料年間19ドル、
避妊・去勢済みの犬は登録料年間8ドルと
料金に倍以上の差があります(上記写真の拡大図)↓

(不妊手術を行っていない)オス、メス 19ドル



去勢済みオス、避妊手術済みメス 8ドル



現在犬猫の数は過剰状態にあります。
人間の都合で増え続けた結果、
処分しなければいけない理不尽な現状を踏まえて
アメリカでは行政が不妊手術を推奨しています。

現在私達が住んでいる市の犬猫シェルターは「No Kill シェルター」で
引き取り手が無いからと言った理由での殺処分は行っていません。
かなりがんばっている方だと思います。


そして今日は月一回の
チャーリーのハートガード(フィラリア予防薬)投与の日でした。


一箱6ヶ月分入りなんですが前2ヶ月分は投与済み。
投与と言ってもこの薬、おやつ感覚なのでめっちゃおいしそうに食べ、
「もう一個くれっ」と言われますがそれはアカンねんっ(笑



犬や猫の過剰状態は社会問題だ!
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アメリカ 州別動物福祉ランキング 2012

2013-05-31 | アメリカ 犬 & 動物事情


この2日間で突然の真夏日。ごっつ暑いコネチです
気温は華氏90度(32℃ぐらい)越え… ひぃ~

毛皮着用の息子のために
日中はクーラーガンガンにかけてます。
散歩も日が落ちてアスファルトの熱が無くなってからしか行けません

チャーリーおかんもグッタリ… 「ぇ?いつもグッタリでは?」
と言う質問には「正解!」と答えます(笑

グッタリついでに?前から書こうと思っていた
「アメリカの州別 動物福祉ランキング2012」を発表します。
統計を取ったのはチャーリーおかんではないですよ(わかっとるわぃ)

ご存知の方も多いと思いますが
アメリカと言う国は州によって法律が異なります。
特に動物の扱いについては全50州で差があります。

このランキングは全米動物福祉団体の「The Humane Society of the United States」が
調査報告したもので「闘犬や闘鶏などのアニマルファイティング、動物虐待、
コンパニオンアニマル、農場動物、研究用動物、パピーミル・子犬生産工場、馬の管理」
などを含む主要10カテゴリーに基づき
75項目に渡る動物福祉法を各州ごとにチェックした結果です↓

こちらがリンク先の2012 Humane State Ranking

リンク先では各州にカーソルを合わせると詳細、
2011年比のスコアの増減が出てきます。
アメリカ在住の方はお住まいの州がどの程度
動物福祉に力を入れているかの目安になるかと。

州別、10カテゴリー75項目全チェックリストはPDFテキストで閲覧できます。(英語)
アラバマ州~ミズーリ州モンタナ州~ワイオミング州

チェック項目74%クリアで1位はカリフォルニア州、
64%で2位がマサチューセッツ州、同じく64%で3位のイリノイ州と続き
コネチカット州は54%で12位でした。なんか微妙ですね…

コネチカット州、闘犬などのアニマルファイティングの法律は厳しいのですが、
商業用農場動物の管理に人道的な法律があまり制定されていません。
あと、未だに生態販売を行うペットショップがあるので
そういう事も含めこれからの改善に期待したいです。

と思っていたところ5月29日(水)に Mason-Dixon Polling & Research, Incという
リサーチ会社が養豚場での狭すぎるクレート問題改善のアンケートを州民625人に行ったところ
投票者の91%がこの法律制定を指示すると言う結果が出たようです。
法制定に向けて大きく動いてほしいです。
興味のある方はコチラをクリック(英語)。

まぁ私個人ではこの「The Humane Society of the United States」が常時行っている
各州の州法制定の為の署名&投票(特にパピーミル撲滅などの犬関係)
ぐらいしかできないのですが…
犬猫に限らず、全ての動物の置かれる環境が
良い方向に向かうように願わずにはおれません。
やっぱり法律を変えるのは「小さなことからコツコツと」ですね。

さて、日も落ちたので(って夜ですが
チャーリーの散歩に出かけるとします。


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幹細胞で再生治療だワン♪

2013-04-26 | アメリカ 犬 & 動物事情

日本ではiPS細胞(人工多能性幹細胞)などを使った
「再生医療推進法」が参院本会議で成立した昨今ですが…
とカタイ出だしにしてみる(笑

人間よりも規制や制限がゆるい分、アメリカでは(日本でも?)
数年前からワンコ向け幹細胞の再生治療を行う病院があり
その恩恵を受けているワンコさん達が話題になる事が多くなりました。
特に関節炎に関しては治療の効果などがテレビや他のニュースなどで
取り上げられているのをよく目にします。

以下は2013年4月8日に掲載されていたニュース
New Stem Cell Treatment Heals Arthritic Dogs」から
一部抜粋してみました…ってごっつ長いです

アメリカ、ケンタッキー州にお住まいのブラッド・ペリーさんは
2匹のワンコを飼っています。しかし数年前から
ゴールデンレトリバーのカウボーイ君はひどい関節炎を患っていて、
もう一匹の雑種のミスタージョーンズ君も両膝のじん帯損傷により
2匹はかなりの痛みを抱えていたので、
ペリーさんを玄関まで出迎える事すらできなくなっていました。

悲しみに暮れていたペリーさん、
腎臓や肝臓に副作用が出ることを承知の上で
2匹にあらゆる薬物治療を試みたのですが
どれも効果は得られませんでした。

もう安楽死させようか…とまで考えていたのですが
昨年小耳に挟んだ「幹細胞治療でワンコの関節修復を行っている動物病院」
の事を思い出し治療を試みようと思ったのでした。

まずカウボーイ君が先に、数ヵ月後にミスタージョーンズ君が治療を受けました。
なんと治療を受けてから10日ほどでワンコ達は子犬時代に戻ったように
ペリーさんの子供達とかけっこをしたり、公園を走り回ったり、
湖で泳いだりできるようになったのです! ジャーンッ
(↑なんちゃって商法のような書き方はやめましょう… ハイ

2匹のワンコさん達が受けた幹細胞治療は「MediVet America」という
世界中で動物病院向けに医療器具販売や医療訓練をする会社が開発したものです。
(MediVetグループの本部はオーストラリアにあり、幹細胞治療が専門のようです)
グループに加入している獣医が行った幹細胞治療は1万件以上で
その内の7千件はこの一年間で行われています。

そしてこの2匹が受けた治療時間は約2~3時間。
施術方はテーブルスプーン量の脂肪細胞をお腹、もしくは肩から取り出し
それらを遠心分離機にかけて幹細胞を取り出します。
途中スペシャル酵素を使ったりLEDライトを当てたり等の専門過程を経て濃縮幹細胞を作り、
それを患部に注射する!と言う工程です。

MediVetのCEOジェレミー・デルクさんによると、
幹細胞はそれ自身が体内にある諸細胞に変化し適応できる細胞なので、
関節損傷や悪化した軟骨部位回復には効果大だそうです。
幹細胞は50~1000倍で骨髄よりも脂肪に存在しているので、
脂肪細胞から採取する方法がポピュラーになっているとも言っています。

そして現在では脂肪細胞からの幹細胞採取と使用は
人間に比べて規制の緩いペット達優先です。
治験段階という意味も含め人間より十年ほど動物界が早いんですね。
安全性確立の面からはまだ両手を挙げて称賛できない
と言う人もいるようですが…

とまぁ以下長くなるので(すでに長いっ!)中略です。

上記にも書きましたがこの治療は、
再生治療を行っている病院ならば一日内で処置ができます。
幹細胞を将来に備え保存もできるので、
一回採取すると再採取しなくていいのも利点ですね!

費用の方は症状や住んでいる国の動物病院によって異なりますが、
だいたい一匹$1800~$3000だそうです。
飼い主のペリーさんは2匹が見違えるように元気になり、
治療を受けた価値は大いにあったと満足しているようです。

結局何が言いたいかと言うと
この先チャーリーが関節炎になったら再生治療を受けさせたい!」です。

先代犬のがっちゃんも歳をとってからは関節炎になり、
スイミング&水中トレッドミル治療を受けていました。

幹細胞治療、やはり適合性や再生力など考えると
副作用のある化学的な薬を多用するよりも良い治療方法だと思います。
近い将来、再生医療の研究や技術が進んで
さらなる効果が得られることを期待しています。

上記写真:幹細胞再生治療を受けたミスタージョーンズ君&カウボーイ君


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ボストンマラソン爆弾事件でコンフォートドッグ出動

2013-04-17 | アメリカ 犬 & 動物事情

アメリカ東部時間の4月15日、
北東部にあるマサチューセッツ州ボストンで、
世界的にも有名なボストンマラソンの開催中に爆弾テロ事件が起こりました。
8歳の子供を含む死者3名、負傷者140名以上を出す大惨事でした。

民間人を狙った無差別テロに本当に憤りを感じます。
未だ犯人も捕まっていないし、
マサチューセッツ州はコネチカット州と隣接していることもあり
他人ごととは思えない恐怖感があります。
一日でも早く犯人が逮捕され真相が解明される事を願っています。

今回事件に巻き込まれた方々や惨事を目撃した人たちは
今後この事件がトラウマになり心に深い傷を負う可能性が
非常に高くなってきます。

その人達の心の傷を少しでも軽減するべく
今回もイリノイ州シカゴに本拠地を置く
K-9 Comfort Dogs」のゴールデンレトリバー達が
被害にあった人達の心のケア&セラピーに行くと申し出ています。

このゴールデンレトリーバーを使った
コンフォート・セラピードッググループは、
昨年12月にコネチカット州ニュータウンで起きた
小学校銃乱射事件で犠牲になった家族や
巻き込まれた人達を対象に慰問に訪れています。
ニュースやテレビでも大きく報道されていました。
よろしければその時に書いた記事「コンフォートドッグ ゴールデンレトリバー9匹」も
併せて読んでください。

ちなみにこの団体はキリスト教の教会関係なんですが、
チャーリー一家はほぼ無宗教なので
宗教絡みの肩入れとかは一切無いです。あしからず。

今や事件解決に向けて警察犬が捜査に必須なのと同じく、
事件後の人々の心のケアにこのセラピードッグたちは欠かせない存在であり、
確実にその効果は出ているのだと思います。

「動物が持つ力で人間は癒される」を日々実践すべく
犬たちが持つ能力を社会にうまく取り入れています。

このような事件や災害などが起こった場合に即座に行動する団体があり、
またそれらが社会的に承認されていて
協力する人たちが大勢いるこの国の一側面は好感が持てます。
(日々好感が持てない事のほうが多いアメリカ生活ですが...(^_^;)

亡くなられた方々にご冥福をお祈りし、
事件の真相が一刻でも早く解明される事を願いつつ、
このコンフォート・セラピードッグたちの
ボストンでの活躍を期待したいと思います。

上記写真はボストン行きに向けて荷造りをすませたRuthieさんとLuther君。
写真元: Lutheran Church Charities

以下参考資料です。
TodayPets Therapy dogs to offer comfort after Boston bombings


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コンフォートドッグ ゴールデンレトリバー9匹

2012-12-21 | アメリカ 犬 & 動物事情

12月14日に起きたニュータウン・コネチカットの
小学校銃乱射の惨事から一週間が経ちました。

同じ州内で発生した事件ですが、
直接関わりが無かった私達でさえ気分は重いです。
そして改めて銃社会の恐ろしさを身に感じています。

来週はクリスマスですが、亡くなられた方々のご遺族は
これから多分一生クリスマスシーズンが悲しい季節になりそうで
本当に気の毒です。

これは事件直後のニュースになるのですが、
サンディフック小学校の生徒を中心に近郊の子供達に
心のケアを提供するべく、シカゴから800マイルの道のりを
車で移動してきたゴールデンレトリバー9匹の事を
テレビのニュースやネットが大々的に紹介していました。

その名も「K-9 Parish Comfort Dogs」←ぜひクリック!

動画ニュースはこちらをクリック




この「K-9 Parish Comfort Dogs」は
教会関係のプロジェクトで
アメリカ各地で災害や事件に遭われた人々の
精神面のサポートと心のケアをするために
セラピー犬と一緒に病院や現場に出向く
ボランティアグループです。

そして今回のニュータウン・コネチカットを
慰問したのは全9匹ゴールデンレトリバー。

さすがセラピー犬だけあってみなさん超いい子です。
うちのチャーリーと何かが違うっ…

ハンドラーの方のインタビューを聞いていたら
「生後5週間半の子犬時に仰向けにして落ち着いていたら
コンフォートドッグになれる素質があり、
その後も訓練を積みます」と仰っています。

なるほど。盲導犬などと同じで生まれ持っての落ち着いた性質が
とっても大事なのですね。
最初の選別の段階の仰向けでワチャチャ
になっていたであろうチャーリーは
「即しっかーーく!」なのです(笑

写真やニュースを見るとこのゴールデンさん達を撫でている人達は
子供も大人もみんな笑顔になっています。

アメリカはこういう惨事があった後、
即座に心のケアの対応に乗り出し動物セラピーを導入しています。
専門の団体も既に確立されていて、
そう言う部分は本当に本当に素晴しいと思います。

一方で自己の安全は銃で守ると主張する人が大勢いる社会でもあり
なんと言うか、個人の中に天使と悪魔が共存しているように思います。

今後このコンフォートドッグの活躍を祈ると共に、
このような惨事が二度と起きないように願うばかりです。

※添付写真は全てK-9 Parish Comfort Dogsさんのものです。


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モールのペットショップ

2012-08-11 | アメリカ 犬 & 動物事情
今日は近所のしょぼい方のモールに行きました。

相変わらずでしたがここのモールは、
生体販売しているペットショップがあるのです。

コネチカットは生体販売が未だに禁止されていない州で
そういう意味ではかなり残念です。

ペットショップもショーケースに入れて販売するのではなく、
子犬同士をサイズ別に分けて結構ゆとりのあるサークルに入れて
遊ばせながら販売している所は、売り方としては(百歩譲って)まだ許せるのですが、
モールの中にあるショップの販売方法は最悪だと思われます。

昔ながらの「子犬をガラスケースに入れて陳列する販売方法」です。

どのケージも犬たちが歩けるスペースはなく
まぶしい蛍光灯が浴びせられ、
糞尿が掃除しやすい網目の床の上に置かれた子犬たち。
そんなケージが上下にあり
たくさんの種類の子犬が売られていました。

今日は土曜日ということもあり
ショップ内がかなり込んでいたので一層気分が悪くなりました。

このショップは他に小動物も扱っているのですが、
ケースを開けて素手でチンチラを掴んでいる客がいたり…

一番最悪だったのは「安売りのコーナー」。
「少し成長してしまった子犬たち」。
要するに売れ残りですね。セールの値札が付いているのですが
この子達は「どのくらいここにいるのだろう」と考えただけで
とてもじゃないけど笑顔で見ることはできませんでした。

毎日あんな狭い所に閉じ込めて、他の犬の鳴き声を聞かせ続け
光を浴びせ続けるのは虐待じゃないんですか?

以前も書きましたがペットショップは裏にあるバックヤードブリーダーという
悪徳ブリーダーと繋がっていると考えて100%間違いはないです。

目の前にいる生後2ヶ月過ぎのかわいらしい子犬からは
想像しにくいのですが、売られている子犬の親たちの悲惨な状態を
知った上でペットショップに加担して購入する人は多分いません。

アメリカの動物福祉はヨーロッパ、特にイギリスとドイツに比べたら
まだまだ後進国です。それでも心無い販売をする業者がいる一方で
シェルターやレスキュー団体がたくさんあります。
各町ごとにも普通にシェルターもあります。

代表的なのがThe Humane Society of the United States
虐待防止活動を行っているASPCA などです。

これらの動物福祉団体が力を入れて啓蒙活動しているにも関わらず
知ろうとしない人たちがまだまだいると言う現状が残念でなりません。

犬種の存続を目的とする良質なブリーダー以外の
モールやショップでの生体販売が無くなる日が来てほしいと
心の底から思います。


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アメリカのペットストアとペットショップ

2012-06-18 | アメリカ 犬 & 動物事情
アメリカには2大の大型ペットストアがあります。
PETCOPETSMART
小さな町にもどちらか1店舗はあると思われる
全国展開チェーンのお店です。

プレミアムのドライ&缶フードはもちろん、
自然食や穀物フリー食も扱っていますし
その他おもちゃや犬生活必需品、薬品類など
大抵の物はなんでも手に入ります。グルーミングやしつけ教室、
動物病院を併設している店舗もあります。

これらのペットストア、日本と違うところは、
小鳥や魚、フェレット、爬虫類の小動物は売っていますが、
犬猫の販売は一切されていません。
(大型の鳥の販売は動物福祉団体の反対により禁止になりました。)

なので正確にはペット用品店ですね。

そしてこの2店はシェルターからの犬猫の里親探しにも貢献していて
週末などは飼い主をを探している犬猫達の紹介の場ともなります。
レジでは地元シェルターへの寄付も募っています。

私はアメリカに住んで(いつの間にか)十数年経ってしまったんですが
来た当時は犬猫がいないペットショップはやっていけるのだろうか?
と余計な心配をした記憶があります。しかし今や生体販売されているペットショップのほうが
完全に違和感がありますし嫌悪感さえ覚えます。

残念な事にアメリカには生体を扱うペットショップが未だにあります。
買う人がいるから成り立っているのでしょうが、
ペットショップで売られている子たち(特に犬)の裏事情、
その子たちがどこから来たのか?ペットショップで買う=どう言う事なのか?
と言うことを知っている人はペットショップでは絶対に犬猫を買いません!

バックヤードブリーダー=パピーミル(子犬生産工場)=悪徳業者。
アメリカではこれらと繋がっているのが
「生体販売を行うペットショップ」なのです。

ペットショップに卸される子犬が産まれる環境、
そしてその両親犬はどういう事になっているのでしょうか?

両親犬は毎日太陽の日を浴びて芝生の上で遊び、散歩に連れてもらい
栄養価の高いフードを食べて、温かいベッドで寝る、遺伝疾患などとは無縁…

それとは全く真逆の生活状況です。
一日中日の当たらない狭い鉄格子の檻の中に閉じ込められ
散歩、ましてや芝生に触れることもなく栄養面も不十分で不衛生、
子犬を産み続けさせられて一生(平均寿命よりもかなり短い)を終えます。
全ては人間の金儲けの道具でしかありません。

そんな環境の中、生産された子犬たちを仕入れ
純血、血統書という薄っぺらい価値を上乗せして高い値段で店頭販売をする、
もちろん遺伝疾患にも無頓着、それがペットショップなのです。

犬種の存続を目的として、交配時はその犬種の遺伝疾患にも十分に注意を払い、
生まれてから最低2ヶ月は母犬から離さず、
兄弟犬と十分に過ごす中で社会性を身に付けさせ、
ネット販売や空輸などはせず譲渡時には実際に見に来てもらい、
譲渡先の環境をチェックし子犬の行き先を確実に見届けるという
本物のブリーダーは絶対にペットショップには子犬を卸しません。

そして悲しい事にアメリカでは未だに年間350万頭以上もの
家を見つけられなかった小さな命が「処分」と言う名のもとに消えていきます。

この上まだ、子犬生産工場で人間の金儲けの為に増やす必要があるのでしょうか?
にわか的に行う自家繁殖ももっての外だと思います。
そしてこれ以上行き場の無い子たちを増やさないためにも
ペットとして個人宅で飼うならば去勢、避妊を行う必要があると思います。

純血種の存続はライセンス制にして、質の高い本物のブリーダーのみに任せるべきです。

と、冒頭のPETCOやPETSMARTの話題と少し逸れた気もしますが、
ペットショップ事情に関しては一日でも早く英国やドイツのようなペット先進国になりますように、
と日々思っているチャーリーおかんなのであります。


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