Technics ヘッド消磁器 RP-959
当時、そのままの状態で出てきました。
びっくり。
当時の価格は、4,000円
オープンリールデッキ用なので、先端が90度に曲がっている。
カセットデッキのヘッドには、ちょうど先端をうまくあてられない。
このままでは流用できないのだ。
なので先端を45度ほどに修正して使います。
オリジナル状態を変えてしまうのは、オイラの流儀に反するのだが、
今回は仕方が無い。
これで、オイラの3ヘッドカセットデッキのヘッドを消磁するのだ。
音質の良い3ヘッドのカセットデッキなのだが、帯磁しやすいのが欠点。
帯磁してくると、再生音の高域が落ちて、くもってくる感じになる。
その時点で再生しているテープの高域も落として、レベルも下げてしまうのだ。
貴重な音源を傷めてしまいかねない。
まぁ~、そんな欠点を補いながら、今のアナログ環境での最高の音質を楽しむわけだ。
アナログ物は、こういう手間を掛けることが楽しかったりです。
カットデッキ専用の消磁器がどこかにいってしまった。
まだ製造されているものと思っていたが、数年前に製造を止めていたんですね。
ヘッドに直接あてるタイプも国内では、だいぶ前から製造していないんですね。
なので、RP-959に手を加えて使うことになってしまったのだ。
使えるものは、工夫してでも上手く使いこなした方が、
道具としての役目を果たせるので良いかと思うのだ。
=へばまんだのぉ~
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