ひたすら日本応援歌

安倍総理・安倍内閣応援のブログでしたが、諸般の事情により、今後は、菅義偉内閣を応援します ガースー (^^)/

【有本香】 2018年11月13日 飯田浩司のOK! Cozy up!

2018-11-13 17:54:14 | 日記
【有本香】 2018年11月13日 飯田浩司のOK! Cozy up!

https://youtu.be/ECg_uXbyKOY

飯田氏:アメリカのペンス副大統領が昨日来日した。今日安倍総理と会談し、年明けに始まる日本との2国間貿易協定や、北朝鮮問題等について協議し、日米の連携を改めて確認する見通し。表敬訪問で来てなかなか珍しいですが、終了後2人で記者発表の予定。



有本氏:日本に立ち寄っただけで、記者会見とは非常に珍しい。今後貿易協定等で利害対立する事もあるが、日米が国際社会に対して、特に安全保障面で一緒にやって行くと、強く示したいのであろう。今朝の日経1面で『米中衝突』という記事が。シリーズの第1弾で『ペンス演説の警告』というタイトルに。

10月上旬にペンスさんが演説をした。非常に衝撃的とも言える内容で、中国とアメリカは色々な面で対立するが、最も大きく言えるのは価値観が全く違うという事。副大統領という立場で、これだけのことを言うのは異例。


飯田氏:国務省や国防総省とも擦り合せをした上で、練りに練ったものだと。


有本氏:貿易摩擦とか貿易戦争と言われるが、貿易の面だけではなく、長年アメリカや日本にとって懸案だった知的財産権の問題や宗教弾圧も含めて、中国はアメリカとは全く価値観の違う異質な国だという事を、明確に言った。

トランプ大統領は放言を言ったりするが、トランプ大統領ではなく、ペンスさんが言う事で、アメリカのエスタブリッシュメントの総意と感じ取る専門家が少なくない。今トランプ政権に対して、常にアンチなアメリカの主流メディアも、この点に関してはほぼ同じ論調。

又、アメリカ世論も、中国に対して「厳しく当たって行こう」という点で一致している。日本も同じ。この部分は安倍政権の6年間も評価できる。国民感情をはじめとして難しい面もあるが、アメリカとの同盟関係を内外に対してアピールする事でしか、日本の安全保障は担保出来ない。

飯田氏:いきなり同盟をひっくり返したら、何が起こるかという話。

有本氏: 6年前に第2次安倍政権がスタートした時は、前政権の事もあって、日米関係は最悪だった。それをここまで建て直し、尚且つ中国という相手を明確にした点は非常に大きな事だった。




飯田氏:ロシアのプーチン大統領とアメリカのトランプ大統領は11日、パリで開かれた第1次世界大戦終結100年記念式典の昼食会に出席し、今月30日から12月1日にブエノスアイレスで開かれるG20の際に米露首脳会談を行うことで合意。

元々パリで予定されてたが、フランスが、そんな事されたら、式典への関心が薄れてしまうと反対したので、ブエノスアイレスで行われることに。マクロンさんも支持率が高くないから…。


有本氏:マクロンさんはお国柄か、リベラルで拡張の高い演説はするが、国民の心に刺さらない。第一次世界大戦終結百年の記念式典と言えば、日本も戦勝国側。第一次世界大戦から第二次世界大戦の辺りも日本国紀では従来と違ったアプローチで書いている。

米露首脳会談で、どういうことを両首脳が話し合うのか。核兵器の問題。その取り扱いについて、新しいステージを作れるかどうか。又、オバマ時代に結んだ、新戦略兵器削減条約がある。この延長をどうするのか。古い冷戦時代と違い、今の米露は兵力という点で、大きな差がある。

米露双方にとって、中国の存在が嘗てとは比べ物にならない位大きな存在に。これを米露でどのように考えて行くのか。と言っても、米露一緒に仲良く中国を封じ込めようとはならないワケだが。そのような処を日本も注目する必要があると思う。

安全保障も、マクロンさんがいて、さらにヨーロッパという括りで行くと、ドイツの政局が大きく変化している。首相は続けると言っても、メルケルさんも引退する。アメリカとヨーロッパの間の、安全保障の結びつき。それを今後どうして行くのか、米露首脳会談と絡めて考えた方が良い。


飯田氏:マクロンさんは「EUの常設軍のようなものを創設するのだ」と。それに対してトランプさんは「何言ってんだ、NATOに金出すのが先だろう」と怒った。


有本氏:だからプーチンさんは欧州軍良しみたいな。


飯田氏:そっちの方が与しやすいと。


有本氏:与しやすいし、アメリカとヨーロッパを分断したい腹がある。私たちは、極東の東アジア近辺での米露関係、それから太平洋という処で米露関係を見るが、あちらはあちらでヨーロッパとも向き合っている。

その両面を見ながら、アメリカとロシアの間でどういうツバ迫りあいが行われて行くのか。そこを見極めないと、世界の大きな潮流、対立の中で、日本が対立や戦争を避ける為、何処が本流かを見失ってはいけないという処。


飯田氏:INF中距離核戦力の廃棄条約、あれをやる時には、当時ソ連の中距離ミサイルが日本に向く可能性が。だからINFを是非やってくれと、当時の中曽根政権が根回しをした。今回もこれを破棄すると、中国の中距離核を考えた時、日本のやるべき事が見えて来るような気がする。


有本氏:、80年台中盤と一番違うのは、中国という存在。あの頃の中国とはレベルが全く違う。米露関係に日本がどのようにコミットするか。日本はロシアとの間で領土問題も抱えているが、念頭におくべきは安全保障。中国が大きく台頭し、北朝鮮が核を持つに至って、環境が大きく変わったトランプさんがロシアにどのような態度を示すか。特に戦略兵器の削減に関して、ウォッチしなくてはいけない




飯田氏:日中韓やASEANなど、16カ国が協議している東アジア地域包括的経済連携(RCEP)、この閣僚会合がシンガポールで12日開幕した。なかなか妥結は難しい?

有本氏:まとまらないけど、日本にとってRCEPは、参加している事に意味がある。日本にとってより大事な経済連携はTPP。それがあるので、RCEPについては手を掛けておけば良いというところ。

「そう簡単にはまとまりませんよ」と言う話。今後もRCEPという枠組みになって行くかどうかは別にして、そこにも参加しつつ、実際にはこれは日中韓プラスASEANという事。

日本は近年、特にASEANとの関係を強くしている。その中でも日本との関係が強く、深くなっている国がミャンマー。まだまだ貧しい、色々な問題を抱えている国だが、大変な可能性を秘めた国でもある。

現在ASEANと言うと10カ国あって、インドシナ5カ国とそれ以外の島の国々。インドシナの国々の中での大国はタイ。

タイと日本の関係は伝統的に良いが、タイは中国とも仲が良い。同じ様にASEANの、特にインドシナの国々は、国境が接しているのもあり、中国との関係が切っても切れない。ミャンマーに関して言うと、資源・人的資源共に有り、国自体も大きい。戦略的にも重要な場所にある。

嘗ては中国の独壇場になっていたが、近年は日本との関係を強く深くしている。今後もこれを深くして行く為、こういう会合を通じながら、ASEANの国々とより良い関係を築いて行く必要がある。いま正にアジアは世界の成長センター。




最後のテーマ、外国人労働者受入に関しては、1号も含めて移民政策に繋がる入口を作っている。今でも技能実習生として入国した人が年間で7千人以上行方不明になり不法滞在に。新たに整備して在留外国人の管理を厳しくすると言っているが、入った処からズッと管理するのは難しいだろうと有本さん。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿