ひたすら日本応援歌

安倍総理・安倍内閣応援のブログでしたが、諸般の事情により、今後は、菅義偉内閣を応援します ガースー (^^)/

ニュース正義のミカタ EU離脱の巻

2020-02-02 02:38:42 | 日記



教えて!ニュースライブ 正義のミカタ 2020年2月1日より
EU離脱 3年半の混乱の末に離脱。イギリスを待ち受ける困難


ところがその後、国内が大混乱をきたし、キャメロン首相、メイ首相と首相が相次いて二人辞任した。そしてジョンソン首相はどんな事があってもEU離脱をすると言って当選し、遂に現地時間1月31日日本時間2月1日午前8時、離脱に漕ぎつけた。

これから12月末迄は移行期間として、EUや世界中の第三国との通商体制が必要となってくる。

EU政策研究家の庄司克広氏はこう語る。
イギリスとEUは話し合い無しの離婚状態。ここからが本当の修羅場になると。



★先ずはフランスの言い分の漁業協定が優先やと言う件に関して

庄司克広:今、EUの中では、共通漁業政策というのがあるんですよ。だから各国の漁業水域にお互い自由に入っていけるんですよ。だからフランスの漁船もイギリスの海域で自由に魚を獲れるんですよ。まぁ、まぁ、保護はあります。

で、抜けると、イギリスは来ないでくれと。そうするとフランスの漁民が怒るんですけど、フランスの漁獲量の70%は、イギリスの海域らしいんですよ。


東野幸治:良い漁場があるんですよ。だから美味しいフレンチが


庄司克広:ヒラメとかニシンとか。


★ポーランドのいやいや安全保障をやりましょうよと言う件に関して。

東野幸治:ポーランドも地政学的にはウクライナに近い場所ですよね。


庄司克広:そうなんです。ウクライナはロシアと揉めてますよね。ポーランドは元々共産圏でロシアの支配下にあったので、ロシアが凄く怖いんですよ。

で、NATOがあるから良いじゃないかって言うんですけど、EUに居るだけでもロシアからの影響を遮断出来るんですけども、イギリスが居なくなると、チョッとその影響力が弱まるんですね。


★ドイツの先ず関税の話と言う件

庄司克広:今イギリスはEUの関税同盟に入っていますから、ゼロなんですけど、ドイツの自働車産業は関税ゼロでドンドン、イギリスに輸出してますでしょ。それが出来なくなるかもしれない。

だから、皆自国の優先順位があって、ある意味で主導権争いがあって、そういう意味での奪うEU状態です。


東野幸治:高橋先生、イギリスはどうなるのか、EUはどうなるのか


高橋洋一:今の所はイギリスは金融中心地であるワケですよね。EUを離脱すると、そのロンドンの地位が下がるかもしんない。後、色んな所と貿易やってますよね、それも落ちるかもしんない。色んな所で色んな計算をやってますけどね、皆、似たり寄ったりで。


東野幸治:日本の企業もEU相手に商売する時、イギリスに工場とかあって、それを移すとか


高橋洋一:イギリスって結構便利で、EUの中で色々出来るんですけどもね。あとイギリスは英語でしょ。だから日本企業としても行きやすいんですよ。行きやすいんだけど、今度はフランクフルトに行かないといけないとなって、皆結構、大変だって言ってますよ。


東野幸治:さぁ、今後イギリスですが、こちらをご覧下さい。


庄司克広:今年中にEUとの話し合いをまとめるのは不可能に近い。というのは、実際の交渉は今年3月から始まるんですよ。12月迄に纏めないと批准できないので、実質8ケ月。普通自由貿易交渉だけでも4~5年掛かるんですよ。それを8ヶ月というのは無理ですね。


東野幸治:じゃあ2021年からはどうなっていくんですか?2020年の間だけ、イギリスはこれ迄の方法でEUと接しますけど。


庄司克広:部分合意だと思います。つまり取り敢えず、物品の、工業製品の関税をゼロにしましょうとか。その後は、移行期間を過ぎた後に、継続協議でやるしかないです。


宮崎哲弥:イギリスの側の優先順位が高いのはやっぱり関税なんです。


庄司克広:そうなんだと思います。関税ゼロにしないと、今イギリスに居る製造業が出て行ってしまいますから。設備投資もなくなりますので。


宮崎哲弥:と言う事は、関税の交渉はドイツを中心としたEUと優先的にやるという事ですね。


★シナリオ2つ目の経済損失に関して

東野幸治:高橋先生ですね。イギリスは100%損をする。


高橋洋一:これは私の計算じゃなくて、IMFとか色んな所でやっているんだけど、イギリスの財務省もやっていて、似たような数字です。普通に考えたら、ロンドンの地位が低下するとかね、と考えると、チョッとマイナスでしょと思うでしょ。


東野幸治:藤井先生、EUっていうのをこれ迄何回かしましたけど


藤井聡:長期的に言って、僕はEU離脱を支持している立場です。国家の主権というモノがありますから。国家の主権に於いて、経済政策を行う事の方が、長期的には、必ずその国の国益に適います。

だけど、EUとイギリスは長く一緒に生活し過ぎたと。だからもう、色んなモノが血管が結びつきまくってるワケですよ。だから本当は別の人だったんですが、なんかくっ付いてしまってるんですよ。

これをべりッと剥がしたらエライ血が出るワケですよ。
だけど、それでも僕は長期的にはEUというのは50年、100年単位で見るとね、イギリスの方に分があると思いますけど。相当苦しいと思う。


宮崎哲弥:私は100年後の事は分からないけど、仲間さんが最初仰った様に、もうイギリスの経済体制というのは、EU無しでは考えられない様な体制に作り替えられちゃってるんでね、まぁ、遅きに失した。


ほんこん:離脱、離脱って言うけど、EUってそもそも、ヨーロッパの戦争を無くそうという理念から始まったんちゃうのん?そったらさっきのフランスが漁業権や色んな事言うてたら、そういう事で又、揉めだすんちゃうのん?


東野幸治:元々はEUってアメリカに対抗してモノとか人とか自由に往来しましょうねっていう話ですけど。でイギリスが抜けた。さぁ、EU離脱で国との関係がどうなるのかはこちら


日本にとってはチャンスですよ。アメリカはやっぱり凄いですね。中国…石平先生、この数字は正しいんでしょうか?


石平:問題は…この数字出たのも、今迄の中国が数十年間発表した成長率の結果、この経済規模になっちゃった。しかし、今迄に発表した毎年の成長率がもし半分であれば、理論的に言えば、半分以下になっちゃう。とにかくこの数字〇△◇〇△◇。


東野幸治:EUの肩書がなくなったイギリスは今後日本に歩み寄る可能性もあるという事ですか?


庄司克広:5億人のEUの中に居るからこそ、イギリスはそれをバックに色々影響力を単独でも行使出来たんですけど、6千万人の単独の国になっちゃうと、多分アメリカとかインドとか中国は、6千万人の国にEUに居た頃みたいに、大切にしてくれるかというと、やっぱり優先順位下がると思うんですよ。

どう考えても。だから、ここに普通の国って書いてますけど、それに近い状況が出て来ると思います。


ほんこん:エー、でも中国って、アフリカにも凄い資金提供とか色んな事してるやん。中国は寄って来るんちゃうかってさっきも仲間君とも言いつつ。


庄司克広:寄ってきますけど、それは中国にとって都合の良い様に寄ってきて、シティにチャイナマネーを放り込んでお金儲けをするとか


東野幸治:中国が得するから近づくって


庄司克広:で、イギリスが中国の意向に逆らえないように持ってくとか。色々考えてはいると思うんです。


東野幸治:サッここで、その話なんですけど、こちらご覧下さい。


庄司克広:このイギリスの方針は、EU全体の方針とほぼ同じです。アメリカは安全保障最優先でやってますので、認めないって事になってますけど、やっぱりイギリスとしては、中国とアメリカのバランスを取らないとイケナイ。その落としどころがその周辺機器とか35%って事になったんだと思います。


東野幸治:アメリカに怒られない程度にやるって事ですか?


庄司克広:昔からイギリスは中国との外交については、アメリカの言う事をあんまりきかないので。まぁ、この辺が落としどころです。


東野幸治:良く言われてますけどね。中国とイギリス・EUは距離があるから、そこ迄脅威は感じていない。


庄司克広:そうです。


東野幸治:さぁ、山田先生、イギリスのこの決断は如何ですか?


山田敏弘:やっぱりイギリスはですね、アメリカは当然そうなんですけれども、中国とのビジネスも大事にしたいので、なので、この35%以下、とかそういうモノって正直アメリカが言っている様な、そのスパイに使われるかどうかって言うと、ネジとかアンテナとか、そんなものはまぁ、良いじゃないかいう様な所ですね。
EUは全体にそうだと思います。だから、それでまぁ、大目に見てくれよという所だと思いますけどね。


東野幸治:さぁ、石平先生、そう言いながらも35%が40%にしてくれ、50%にしてくれとかね、


石平:そうですよ。中国のファーウェイにとって、兎に角先ず、参入を認めてもらった事が1番大きい。後で、まぁ、やってる内に変わっていくんです。


東野幸治:ドンドンドンドンね。電車の座席でも最初は少ししか空いてない所やけど、座って座って…ともこ姉ちゃん


海原ともこ:最後は普通に座ってますからね。


ほんこん:でもね、これホンマか山田先生に聞きたいんやけど。ソフトバンクがアームっていう会社を買収したじゃないですか。それを中国系ファンドに売ったっていう話あるじゃないですか。そういうのんて、やっぱり大きい事とちゃいますのん?


山田敏弘:それは大きい事ですね。だから、その辺はチャンと考えていかないと、安全保障の面では危ない部分が絶対にあるんですよ。


東野幸治:お金儲け優先に考えると安全保障が疎かになる可能性がある


山田敏弘:そんで危ない部分があるとチャンと認識してないと、そのどっちか…白黒ハッキリじゃないので、両方チャンとバランスをとって、仰る通りで考えていかないと、ホント仰る通りで最後は座られちゃう、完全に…状態になりますよね。


宮崎哲弥:まぁ、でもイギリスってジョンソン首相、ズーッと前から中国の資本を入れてますから、直接投資を受け入れてますから。まぁ、そういう道、同じ道だという事ですね。今迄と。


東野幸治:そして庄司先生の予想がこちらでございます。



庄司克広:ジョンソン首相はホラ吹きなので。昔からそうです。


東野幸治:これはどれ位の確立ですか


庄司克広:75%


藤井聡:僕自身も75%か50%か分かりませんけど、戻る確立が十分あると思います。これどういう事かと言うと、よく分からないところがあって、要はですね、経済的理由だとか、企業的理由でいくとEUの方が得なんですよ。

だけど国民感情的に言うとね、もう腹立っているんですよ、移民が。そいでね、フランスにもフレグジットって動きがあったりね。

色んな国で…スェーデンですらナショナリズムの動きがあって、やっぱり夫々の言語を中心とした文化圏があってね、EUなんか嫌やって思いがあって、EUに苦しめられている庶民もいっぱい居るんですよ。

だからEUに戻ればハッピーかって、そんな事はなくて、EUも1つの地獄なんです。ブレグジットも地獄だけど、EU,も地獄で、しょうもない結婚をしてしもたって事なんですよ。

でも悲壮な結婚をしてしもうた今となっては、離婚するんがエエのか、このショウムナイ旦那と一緒に居るのがエエのか、どっちがエエのか分からない。


東野幸治:一回別居してみよかっていうの


宮崎哲弥:本当に十年後にEUに戻っているとすれば、その十数年の大混乱は一体何だったのかって事になりますよ。


藤井聡:だからこの6年間がロクでもない結婚だったんですよ。


庄司克広:この侭黙っていると、私の発言の時間が無くなってしまいますので。藤井先生の発言は全く間違っています。

十年後に戻るって言う根拠は国民投票でEUに残留したっていう世代が若者の世代にとっても大きかったんです。その人たちが十年後には社会の中心に入ってきます。

で、イギリスがそもそもEUに加盟した動機が経済的理由です。それで今は調子良いからってEUを出る事にしましたけど、どうせ、又、さっきの数字にも有りましたけど、経済的に悪くなって戻ってくるでしょうと。

ただ、条件があります。イギリスの世論調査で、安定的にEU支持率が60%位にならないと、キツイかな。だから5年とか9年では無理でだから十年かそれ位。


東野幸治:わかりました。仲間君最後にお願いします。


中間淳太:すごい分かり易かったです。ただそのね、離れるにしろ、部分合意ってそんな旨くいくかなって思うんですよ。何の為に離れるんですか。結局何か同じ侭進みそうな気がしましたね。



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