今回のクラクフ行きの目的は２つあって、１つは二年前のトリエンナーレの作品4点の返却依頼ともう一つはこのエナメル工場を見に行く事でした。アカデミー賞を7部門受賞した映画「シンドラーのリスト」、多くのユダヤ人を自分の工場で雇う事によってアウシュビッツ行きから守ったオスカー・シンドラーの工場は観光ルートになっています。夕食は元ゲットーがあったカジミーエシュ地区のレストランで。
フロリアンスカ門を旧市街に入ってすぐ、チャルトリスキ美術館にある、レオナルド・ダ・ビンチの三大油彩肖像画の一つで、モナリザと並ぶ名作「白テンを抱く貴婦人」。今回は日曜日で入場料無料でした。この絵に対面するのも三回目となりますか、頭に対して手が大きすぎるように思うのは気のせいだろうか…
クラクフのランドマークといったらやはり中央市場広場と織物会館。旧市街の中心にある4万平方メートルの広場で中世から残っている広場としてはヨーロッパ最大だそうです。残念ながら二階の国立美術館は閉鎖されていますが、私のお目当ては一階にギッシリ並んだ土産物店。面する聖マリア教会の内部は聖壇も国宝に指定され天井も色調が深みのある青色、ステンドグラスも息を呑む美しさ。一時間毎のラッパの音も胸に滲む味わいがあります。
11月8日(土)夜、列車でクラクフ到着。二年ぶり三度めの訪問である。前回工事中だった駅前に突然紫色に光る巨大ショッピングモールが出現していて驚愕
H&MとZARAとC&Aがセットで入りなんとカルフールまであり、たぶん200以上のお店があるのではなかろうか。11～17世紀、ワルシャワに遷都されるまでの約600年間、首都として栄えたポーランド王国の歴史の中心地、戦火を免れ世界遺産登録の古都も変わったものですなあ
H&MとZARAとC&Aがセットで入りなんとカルフールまであり、たぶん200以上のお店があるのではなかろうか。11～17世紀、ワルシャワに遷都されるまでの約600年間、首都として栄えたポーランド王国の歴史の中心地、戦火を免れ世界遺産登録の古都も変わったものですなあ
11月8日(土）銀座の行列にどうしても並べない私はホテルの斜め前にH&Mを発見！何点か購入後、新世界通りの1869年創業の老舗カフェ・ ブリクレへ。エスプレッソ＆ケーキを楽しむ。駅前にハードロックカフェもあるけれど、しかしどうもワルシャワってお土産物屋さんも少なくて、今一つ燃えない感じ・・・午後は列車でクラクフに向けて出発。コンパートメントで同室のポーランド人の若い女の子達が何時間も途切れることなくしゃべり続け呆れる。
ワルシャワ旧市街に向かう新世界通りにあるアカデミア(国立芸術大学）が今回のトリエンナーレの主催者である。旧市街の柔らかい色調の街並みは、第二次世界大戦による破壊後、市民の手により絵や記憶に基づいて、中世さながらの姿で忠実に復元をとげた世界遺産であります
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アンジェイワイダ映画監督の抵抗三部作の一つ「地下水道」で実際に使用されたマンホール。第二次世界大戦末期のワルシャワ蜂起の様子を見事に描き出した名作で、すぐ近くには記念碑もあり花も供えてあり分かり易い場所で助かりました。
11月7日(金)ホテルの前にそびえ立っている文化科学宮殿4階のトリエンナーレの会場へ。入り口に私の赤と緑の二点がドーンと展示されていて非常に良い感じ。クラクフで受賞した顔馴染みも多い。JAPAN2001でお世話になったイギリスのピーター・フォード氏も偶然同じホテルで、しかも祝！一等賞。午後は旧市街、ワルシャワ蜂起記念碑やキュリー夫人博物館の見学。５時から会場でオープニングレセプション、７時半からワルシャワ音楽院ショパンホールでコンサート、さらに９時から何とホテルマリオットのカジノで祝賀会、もうヘトヘト
11月6日(木)深夜、ワルシャワ・オケンチェ国際空港(別名フレデリック・ショパン空港）到着。飛行機が一時間遅れた挙げ句荷物がなかなか出てこない。ターンテーブルが変わったり事故申請の列に並んだりしてやっと一時間以上待って見つけた時は安堵の溜め息。空港からタクシーで15分でホテル。近い！
11月6日(木)我ながらハードスケジュールであるが、今日からワルシャワのIMPRINT国際版画トリエンナーレに向けて出発。乗り継ぎのアムステルダム、スキポール空港は何度来ても巨大であるが、今回は空港内美術館「レンブラント」展の隣にマッサージを発見。20分トライしてみる。