11月26日(水)寒い雨。まず、銀座1丁目のポーラ美術館4Fの知り合いの展示を見てから、ポーラ銀座ビル5周年記念企画「フジタ、夢をみる手」。それからシロタ画廊に、吹田文明先生の米寿記念展初日に予約していた「愛の星」を受け取りに、そしてGGG伝説のペルソナ50年記念展へ。このメンバーは凄い!横尾忠則、宇野亜喜良、福田繁雄などの11人がその後のデザインの時代を牽引したという。今見てもまったく色褪せていない作品群には、参ってしまう。
11月23日(日)何十年かぶりに、吉祥寺へ。学生の頃、家庭教師として通った町がもの凄い人出、賑わいでビックリ。武蔵野市立吉祥寺美術館で開催中の武蔵野東学園創立50周年記念美術展へ。日野原先生にお越しいただいたボストン東スクール展から早3年。健常児と自閉症児の力作が並んだ展示には、あと半年の東京芸術劇場での第15回スタジオ・バル作品展へのヒントも沢山有り、とても勉強になりました。すぐ横に浜口陽三と萩原英雄の記念室も。帰りにアートギャラリー絵の具箱の庄漫展へ。共通の知人の話で盛り上がり、可愛い猫二匹のメゾチントを購入。
11月22日(土)いい夫婦の日。夕方18時からの、高柳登美展<ガーデンデザイナーの仕事>のイベントに、初めてMiyaさんのジャズ・フルートをお願いする。3日前には、ご夫婦でリサーチにいらして下さったし。当日は、グリーンの素敵なスカート姿で、薔薇や植物にちなんだ名曲を披露、アンコールには庭に出て「星に願いを」で大喝采。背も高く、お話も上手、英国人とのハーフという容姿も華があって、作品にもぴったり、すてきな夜になりました。ありがとうございました!
11月21日(金)招待券の期限が今日までだったので、ヨガを休んで、上野の国立西洋美術館へ。しかし、ユニクロ30周年タイムセールに引っかかってしまい、かなり出遅れる。日本・スイス国交樹立150周年記念企画ということでしたが、恥ずかしながら今までまったく知らない作家で、常に「死」や「憂鬱」のイメージがまとわりつく前半から、「リズム」に転換していく後半生への変化が読み取れました。このル・コルビジェ設計の美術館、世界遺産に登録されることを祈っています。
11月20日(木)、ボージョレーヌーヴォー解禁日、雨で寒い日。夕方、現在開催中の高柳登美展<ガーデンデザイナーの仕事>に、高校で机を並べていたという、ノンフィクション作家の吉永みち子氏が来廊される。流石、「気がつけば騎手の女房」で大宅壮一賞を受賞した才女。東京外大インドネシア語科卒、頭の回転が早く、冴えている。そして10代の頃はナベプロのオーディションにも合格した程可愛かったとか、面白い話がポンポン出てくる。高倉健さんのファンで、文庫版の帯を書いて頂いたことが、一番の思い出だそう。最近始められた品川のお店に、今度登美さんに連れて行ってもらうつもりです・・・
第2回たゆたう展を開催中です。植物や水をテーマにした、たゆたう情景、木版画と油彩、手法の違うお二人の作品が、共鳴しあって素晴らしい展示になっております。11月8日(土)のパーティーでは、芸大の先輩である岩本拓郎氏が、故駒井哲郎先生から頂いたギターを弾き、シャンソンを歌い、おまけにコントラバス奏者の能見誠氏との飛び入りセッションもあり、たくさんのお客様も大喜び、嬉しい夜になりました。16日(日)18:00まで。
11月3日(祝)朝から、ドバイ観光。初めてメトロに乗り、旧市街へ。メトロの駅は床も壁も大理石!スパイススークを経て、アブラという渡し舟に乗って、対岸へ渡り、オールドスーク、ドバイ博物館見学へ。そして、伝統とモダンが交差する歴史地区バスタキヤへ。入り組んだ細い路地にギャラリーやカフェ、レストラン、ホテルなどが点在し、時空と次元を超えるような感覚になるすてきな場所。メトロで戻り、いよいよ予約してあった世界一の尖塔バージカリファ展望台へ。法外な料金、なんと1人12,000円、夫婦で24,000円!!!うーむ。見渡す夜景は、砂漠の中の街ということで、なぜかラスベガスを思い出す。夜は、世界一の噴水ショー、ドバイファウンテンを3回も観て、水・音・光のショーに釘付けになる。深夜便で帰国。
11月31日(金)会場は泊まっている5つ星ホテルのロビー階の上、ダイアモンド・ボールルームで、3メートル角のブースにトランク2個分の作品を4人で無事展示終えて、指田容史子さんも加わり、またヨルダンから彫刻家・高岡典男さんも駆けつけ、いよいよVIPプレビューです。濃いピンクの蘭が飾られたエキゾチックな雰囲気の中、珍しいカナッペや、飲み物など。河内成幸先生の、「飛べ!ドバイ」にも注目が集まる。笠原広隆氏の金色が混じったねっとりした作品が2点売れ、ひとまず安心。