8月23日(日)朝起きて窓を開けると、プールの向こうにサムソン美術館と蜘蛛が見えるではないか・・・こんなに近かったのね。南山の中腹にありソウル市街を見渡せるこのホテルの「ザ・パリス・グリル」はソウルの若者の間で憧れのプロポーズ場所になっているほどエレガントな雰囲気でした。しかし仁川空港がとても遠く10時過ぎのリムジンに乗らないと心配なので残念ながら本日は移動だけ。14:15発の全日空で帰路。時差が無くて楽。来夏の上海パークハイアットアートフェアにはぜひ出展参加希望です。
8月22日(土)韓国ではビルの建築費の何%かを美術品に使うことが法律で定められているとかで、大きなビルの傍には必ずオブジェがあり、こういった土壌が現代アートを育てるのでしょう。日本ではまずカットされるのが美術からなので見習ってほしいと痛感。夕食は予約した宮廷料理店「宮宴」へ。ドラマ・チャングムの誓いの料理を体感できるということで、期待が膨らんだ分、値段高く量も少なく味も繊細というより物足りなく、がっかり・・・
8月22日(土)美術館の後は、パクヒュンスクギャラリーへ。この広大な建物全部がレジデンス付きプライベートギャラリーというので驚愕!見学後、美味しいお茶をいただく。ソウルには魅了的な陶磁器が多く、昨日のアートフェアでもユニークなカップを、今日も大きな箸置きを購入。解散後、TAXIで金大中の追悼式の横を通り、ロッテ百貨店へ。明洞はもうすごい混雑活気で圧倒される。フルラもお買い得だし、デパ地下でお土産まとめ買い。とにかく3万円→33万Wなので急に金持ちになった気分で怖い・・・
8月22日(土)昼食後、車でサムソン美術館へ。マリオ・ボッタ設計のMUSEUM1とジャン・ヌーベル設計のMUSEUM2。何がすごいって、音声ガイドが絵の前に立つと(番号を押さずに)勝手に解説を始めること、さすがサムソン!進化している。それにしても恐ろしく充実したコレクションで、日本人は村上隆と奈良美智が展示してありました。屋外デッキの蜘蛛のオブジェも六本木ヒルズより大きくて、しかも親子2匹。負けました・・・向こう側にそびえ立つのがグランドハイアット。
8月22日(土)期待通りの超豪華なホテル朝食後、アートツアーへ。まず景福宮横の三清洞通り沿いに現代美術の大きな画廊がたくさん並んでいて、まるでニューヨークのチェルシーのよう。14年前には見当たらなかった。代表的なクックジェギャラリーとソンギャラリーで丁寧に通訳付きの説明を受け、次は仁寺洞の韓国最大のギャラリー、ガナアートセンターへ。ちょうどお向かいにサムジギルというホットなショッピングモールがあり、ここで熱々のチヂミランチ。美味しい!
8月21日(金)14年ぶりのソウルです。前回は金浦空港だったけど、今回は新しい仁川空港。しかし市内まで予想以上に遠い・・・でもグランドハイアットに2泊してアートフェアを見学視察するのは楽しみでドキドキ。ホテルの10Fと11Fを使ったフェアで見やすく入り易い。日本からはアートフロント、西村画廊、ギャラリー山口など10軒が参加。何といっても客層がリッチだしカタログも立派で良い感じ。昨年インドで一緒に受賞したkim Hyun-juさんもYemacギャラリーに展示してありました。夜は歩いてすぐのPYOギャラリーでオープニングパーティー。
8月15日(土)64回目の終戦記念日。まず銀座松坂屋裏のギャラリーSOLのMaquette#2展へ。来秋個展予定の木下哲人君(芸大鍛金非常勤講師)の軟らかく生きているような金属作品を確認し、次はGGGの細谷巖アートディレクション展へ。説明書が丁寧親切でよく理解できました。最後にメトロで新宿のポルトリブレへ向かい「師父ユパンキに捧ぐ」というソンコマージュギターLIVE。お話も面白い。ポルトリブレの平井氏とは高校の同期ですが、来年バレンタイン展同時開催などよろしくね!
8月12日(水)ベルリン在住の元アシスタント星智君から案内が来たので、東日本橋のクムサンギャラリーへ。アジア若手作家展「したたる世界」。実力派ぞろいのなかなか良いグループ展でした。何といってもこのギャラリーは来週のソウルアートフェアツアー企画画廊なので、挨拶も兼ねてグッドタイミングでした。その後、突然フランス料理から居酒屋へ変わってしまった渋谷グランベルハウスでの鈴木啓正君の個展を見ながら、鮭の岩塩ドーム焼きなどというフルコースで25周年のスタッフ慰労会。
8月10日(月)たくさんの犠牲を出した台風9号が午後にだいぶおさまったので、午後になってから横浜山手234館の高部多恵子・西川洋一郎版画二人展へ。横浜開港150周年、横浜市認定歴史的建造物だそうで、蝉時雨の中、靴を脱いで2階のギャラリーへ上がる。華やかな作品と額装やマットなど色々参考になりました。来年6月B-galleryでの西川氏の個展もいよいよ楽しみです。帰りにまた九段下イタリア文化会館「絶景!イタリア」写真展レセプションに寄って帰宅。
8月3日(月)今月のランチはシーフードの銀座KAZAN。私は月曜限定スペシャルランチ全8品3500円にしてみたけど、五穀粥が???皆と同じ2500円ので充分だったかも。食後Keyギャラリーの武田律子展へ。6月のG7展の収穫は武田さんや元田久治さんと会えたことかもしれません。10年ぐらい前から作品だけはあちこちでご一緒だったのに、やっとお会いできました。Keyギャラリーも京橋に移ってからは初めてです。近くの「手」も「村松」も閉廊だそうですが、武田さんのシルクスクリーン展をB-galleryで2011年9月にお願いして快諾。楽しみです。それに来月クラクフ国際版画トリエンナーレに行くとのこと、私の作品の会場写真もお願いしますね!