グー版・迷子の古事記

古事記の世界をあっちへふらふらこっちへふらふら
気になったことだけ勝手に想像して勝手に納得しています

ブログ引越し準備

2013年10月31日 | 日記
gooブログ飽きてきたかも
やっぱりケチの付き始めは、gooブログ検索でこのブログが対応してもらえない事かな…
問い合わせしても、理由が分からないって答えが返ってくるだけだし…
猫の絵文字は気に入ってるのだけど…

テンプレートも色々使ってみたいし…
デコ文字も使ってみたいし…
ブログパーツも色々使ってみたけど…
gooだと制限が多いのだ…

そしてこの間試しにfc2に記事を移動させた時に一つ気付いた事がある…
猫の絵文字も持っていけるのだ~
猫だけでなくgooの気に入った絵文字を持っていくことができるのだ

その方法は簡単
記事に絵文字を付けておくだけ。
それをそのまま引越しさせ、移動先の記事編集画面を開けば絵文字に使うコードが手に入るのだ

猫1猫2猫3猫4猫5猫6猫7猫8
ハ1ハ2ハ3ハ4ハ5ハ6ハ7

この間記事を移動させたfc2は、絵文字がイマイチだし絵文字を起動させると動きが悪いというか…
絵文字に関してはサクサク動かなかった…
あとブログ自体もgooより若干動きが悪い気がした…
ポンコツPCだという事は内緒です

ブログ移動して新しいテンプレート使えるのも楽しいし
色んなブログをブラブラ移動してみようかな


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ブログ王

由加山

2013年10月30日 | 古事記
ネット検索をしていて、由加山(ゆがさん)と言う文字が目に留まりました
小学校の研修旅行で行った所です。
由加山の思い出は…

まるでない……

よほどツマラナ研修だったんだろうか?
それでもなんとなく懐かしくて由加山の文字に視線を止めました。
ただ視線を止めた動機は懐かしさでしたが…
視線を留めた動機は懐かしさだけではありませんでした。
古代において「ユガ」と言う音は月を思い起こさせるのです

「ユ」…弓の形。空。
「カ」…輝き。神。

「ユ」と言う音は「弓の形」を表す事が多く、「ユ」は月の形容に良く使われます。

由加山はもしかすると月神と関係あるのではなかろうか?
そう考えた私は、由加山について少し調べてみました…

由加山には由加本宮神社があり、全国の由加神社の本宮とのこと…
岡山は地元なんですが全く知りませんでした
そしてこの由加本宮神社は、由加山の北麓にある熊野神社と関係が深いらしい…
私は「熊野」に反応していました。
やはり、由加山は月と関係あるのだ

「クマ(熊)」と言う音もまた月と関係が深いのです。
そして熊(ツキノワグマ)には、首に三日月の模様があります。
  〔月(キ)と日(ヒ)と魔(マ)と神(カ)アマテラスのお食事②ウケモチ

「ク」…木(キ)又は月(キ)の変化形。
「マ」…満月以外の月とその形を表す。

熊野神社(倉敷市林)

熊野神社(くまのじんじゃ)は、岡山県倉敷市郷内にある熊野神社。「日本第一熊野十二社権現宮」と称する。祭神は伊邪那美神、伊邪奈岐神、家都御子神、速玉之男神。社殿は左から第三殿・第一殿・第二殿・第四殿・第五殿・第六殿と並ぶ熊野本宮大社と似た形式を採っている。
修験道の祖と言われる役小角は文武天皇3年(699年)、朝廷より訴追を受け、熊野本宮に隠れていたが伊豆大島に配流された(続日本紀)。社伝によれば、この際、義学・義玄・義真・寿玄・芳玄ら5人の弟子達を中心に熊野本宮大社の御神体を捧持したとされる。彼らは3年にわたり各地を放浪し、役小角が赦免となった大宝元年(701年)3月、神託を得て現在の地に紀州熊野本宮を遷座したとされる。天平12年(740年)聖武天皇が児島一円を熊野神社の社領として寄進した。天平宝字5年(761年)には紀州熊野と同様の社殿(十二社権現宮)を整え、付近の木見に新宮を、山村に那智宮(現・由加神社、蓮台寺)を建て新熊野三山とした。
(ウィキペディア)

私は今まで「クマ(熊)」を、月神様の使いでは無いか?と考えていました。
でもどうやら考えを改めたほうがいいかもしれません

熊野神社は訓読みすると「クマノカミノヤシロ」です。
「クマ(熊)」は月神様が地上に現れた姿であり、月神様そのものであったのだと思います。
そこで思い起こされるのがアイヌの熊の神様です。

キムンカムイ…熊。熊の神様。

「キムン」の「キ」は「月(キ)」に通じる物かもしれないような気がしてきます。

「クマ」は神様の国では、人間と同じ姿をしていますが、人間の国へ行きたくなったら熊の姿をまとって出かけるので「クマ」に見えるのだといいます。
神様(クマ)は人間への贈り物として毛皮や肉を持って来ます。
人間はお土産を戴いたら、また神様が来て下さるように神送り(イヨマンテ)をして神様(クマ)の魂を送り出します。

これと良く似た風習は日本のマタギでも行われていたようです。

そう考えてくると…
熊野の神様と言うのは、熊神様であり、月神様であり、縄文の流れを汲む神様であると考えることが出来るかもしれません。

どうやら熊野神社で祭られている神様の姿が見えてきそうです

つづくかな


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ブログ王

木霊(コダマ)とアラハバキ

2013年10月29日 | 古事記
太古からの暗号③クチの続きかな…
いきなりこの記事だけ読んでも分かりにくいかもしれません

目には見えないコダマ…
遠くからはその存在を確認出来るコダマ…
近くまで捜しに行くとどこにもいないコダマ…

神様として残っていてもいいと思うけど…
どんな形で現在残っているのでしょう?

太古からの暗号③クチで取り上げた…

唾く(ツク・ハク)
吐く(ハク・ツク)

がキーワードになると思います。
「唾く」「吐く」共に口から物を出す行為に使われていました。

「ツク」と言う発音は、「吐(ツ)」の音読みから来ていると思います。
「ツク」は弥生時代から使われた言葉だと思います。
「ハク」と言う発音は、太古において「口」を表したであろう「ハ」の動詞形だと思います。
「ハク」は縄文時代以前から使われていた古い言葉だと思います。
この辺りの事情は、「太古からの暗号」全体を読んでいただければ理解できると思います。

木霊(コダマ)と言霊(コトダマ)は、その成立した初期において同じ物であったと思います。
と言うことは…
言霊は木の御霊であったと言う事です。

今日はあまり気分が乗りません…
禁煙中なのでニコチンパワーが…
ちゃかちゃか~っと終わらせます

太古の日本、縄文時代とそれ以前の日本では、「木(キ)」が至高の存在でした。
人間の体のパーツは「木(キ)」のパーツから名付けられ、
「口」は「ハ(葉)」となづけられ……

……面倒臭いので各々で言葉を補ってください

木霊(コダマ)は、「ハキ」「ハハキ」「ハバキ」と呼ばれたと思います。
「ハ」は「口」の事であり、また口から出る物(言葉を含む)を表します。
「ハキ」「ハハキ」「ハバキ」はどれも、「話す木」と言うような意味になります。
木霊(コダマ)の事です。
私がむりやり漢字を当て字すると…
「吐木」「葉吐木」「葉吐」などになるかな

木霊(コダマ)は、どこの山にも存在するため、縄文からの慣習を色濃く残した地域ではアラハバキが土地神様として祭られていたのだと思います。
アラハバキはその名前から、木霊(コダマ)であったと思います。
ツクヨミの原型も古い神様だと思いますが…
それよりももっと古い神様だと思います。

アラハバキは、縄文の木霊(コダマ)で土地神様であった
また縄文人にとって「木(キ)」の神様は祖先神であったような気もします。

これをもってアラハバキに関してはもう考えることも無いかもしれません。

次に時代が下り、弥生時代になり渡来人によって位置づけられた木霊(コダマ)が「槻(ツキ)」だと思います。
この槻(ツキ)は、「吐木(ツキ)」が原型になる物だと思います。
縄文系の人達にとって「木(キ)」は至高の存在でしたが、
渡来系の人達にとって「木(キ)」はただの木でしかありません。

同化した縄文系の人達が「木(キ)」を大切にしていたその名残りが「吐木(ツキ)」となったものだと思います。
「槻(ツキ)」は飽くまでも木であり、神様にはなれなかったのかもしれません。

「槻(ツキ)」は飛鳥の地で神聖な木とされます。
日本書紀においても、「槻(ツキ)」の木のある所で何度も約束が交わされ、要人を持て成す場所などにも使われます。
この事は「槻(ツキ)」に言霊(コトダマ)としての性格が備わっていた表れでは無いかと思います。

今日は別の記事を書きたかったのだけど…
その前にこの記事書いたほうがいいかな?
って考えて…
そういう訳でだらだらしてしまいました


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ブログ王

とりとめもないことかな…

2013年10月28日 | 日記
アマテラスのお食事の記事は、しらばらお休みしようか…
「ウ」「ユ」「ユウ」「ヨウ」の意味が分かった今となっては、
穀物神・食物神の謎も解けたと思うかな…
急いで書くほどの内容も無いよう

古事記以外に少し興味が…
ブログの引越しや…いろは歌や…etc.

gooブログの「gooブログ検索」では…
「迷子の古事記」とその記事がまるで検索してもらえないのだ…
ちゃんと、ping送信もしてますよ
このブログは、gooのブログなのに何で検索してもらえないのだ~
一ヶ月以上前に、改善してもらえるように、gooへ問い合わせしたのですが…

理由が分からない…

と言うような内容…
最初の問い合わせから一ヶ月後に、問い合わせたのですが…

まだ理由が分からない…

と言うような内容…
まじですか

そういう訳で、他のブログへ引越ししようかと思い…
新しくfc2でブログ作ってみたのです。

うーん、色々コンテンツが豊富
でも、絵文字はこっちのほうがいい
でもやっぱり向こうは、コンテンツが豊富で自由度が高い
なやむ~
記事書くだけならこっちの方が慣れたし絵文字も好きだし楽なのだ

まあいっか…
とりあえず今までの記事は写してあるけど…
こっちでもうしばらく記事書こうか…
楽だし…

もう一つの興味の対象も古事記から少し離れるかな…
いろは歌
古事記の神様を説明するのに少しだけ関係あるっちゃーあるような気はするけど…

最近ふとした拍子に、いろは歌の歌詞を眺めて自分なりに考えてみることがありました。
そして私は、いろは歌の歌詞の中に二人の主人公の影の様なものを見たのです。

そしてその人物を割り出すために、歌から得たヒントを元に検索すると…
それらしい人物が出てくるではありませんか…
いろは歌は古い歌だし、私が今更…
って最初は思ってたのです。
でも…
私が見つけたいろは歌の主人公は、どうやら誰も今まで手をつけてない人物の様なのです。

なぜだろう?
結構いい感じの推理の様な気がするのだけど…
近いうちにこの話はするかもしれません…

そんなことより…
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ブログ王

アマテラスのお食事④「ウ」「ユ」「ユウ」「ヨウ」

2013年10月27日 | 古事記
前回、アマテラスの食事③「ウ」で、「ウ」と「ユ」の関係について答えが出ませんでした
古代において「ウ」には「首」「中が空ろ(ウツロ)な形」、「ユ」は「弓(ユ)の形」「曲がる」を意味する様な気がしています。
そして、「ウ」「ユ」はどちらも月を修飾する言葉として使用されています。
「ウ」と「ユ」は、どちらかの派生語か或いは同じ言葉では無いか、と考えていました。

前回の記事を書いた後、ちょっとしたヒントからこの答えを見つけた様な気がしています。
そしてそのヒントから、「ウ」と「ユ」そして「ユウ」「ヨウ」までも、元々ほぼ同じ言葉であったと確信を持つようになりました
「ウ」と「ユ」だけでなく、「ユウ」「ヨウ」までも同じと言う所が、アマテラスのお食事である穀物神・食物神を考える上で凄く大事なキーワードとなってきます。
これで穀物神・食物神の名前の意味は、ほぼ解明出来たかもしれません

  《ウエ(上)》

前回の記事を書いた後、「ウ」を構成分子に持つ「ウエ(上)」について少し考えていました。
自分自身を中心にした方向を表す、「ウエ」「シタ」「マエ」「ウシロ」「ミギ」「ヒダリ」の「ウエ(上)」です。

以前から「ウエ(上)」については考えていたのですが、少し複雑に考えすぎて方向を見誤っていました。
「ウエ」「シタ」「マエ」「ウシロ」「ミギ」「ヒダリ」の中では、「ウ」と「マ」だけが「」が付きます。
また、表と裏を表す「ウラ(裏)」「ツラ(面)」が対義語である事を考慮に入れ、「ウエ」と「マエ」が元々対義語ではなかったのか?と考えていました。
その為混乱していたのです

今回素直に、「ウエ」は「上」、「マエ」は「前」として、もう一度「ウエ」について考えることにしました。
そうすると…
「ウエ」は「ウ」の「エ」。
  「エ」は多分「枝(エ)」の意味だと思います。
  「枝(エ)」の生い茂る方向に使われたのではないでしょうか。

「エ」が「~の方向」と言う意味だとすると…
「ウ」は自分から見て「上」の方向にある物だと言う事になります。
自分自身から見て「上」には何があるでしょうか?
「上」にある物は「そら」だと思いました。

そこで漢和辞典で、「そら」を調べてみました。
そうすると全ての謎が解けてしまいました。

空…(呉)ク (意味)そら。中身の無いさま。

穹…(呉)ク (漢)キュウ (意味)そら。中央に高くなりになったさま。

霄…(呉)ショウ (意味)そら。

弓…(呉)ク・クウ (漢)キュウ (意味)ゆみ。

  (呉)は呉音です。奈良時代以前から日本に入っていた漢字の読みです。
  (漢)は漢音です。奈良時代以降に日本に入ってきた漢字の読みです。

呉音は弥生時代初期に日本に渡ってきた渡来人が使っていた言葉に近いと考えられます。
また呉音と言うことから考えてもその人達は中国の江南の人達なのでしょう。

呉音の「ク(空・穹)」に「そら」と言う意味があります。
弥生時代初期に日本に流入してきた江南の人達は、「そら」を表すのに「ク」よりももっと「ウ」に近い言葉を使っていた、或いは日本に伝わる時に、「ク(ku)」の子音の「k」が脱落して「ウ(u)」となったのかもしれません。
またその人達は「そら」に、「中央に高く弓になったさま」をイメージしていた事も、「ク(穹)」と「ク(弓)」からわかります。
天空を、半球状・半円状の弓の形に見立てていたのです。

この様に考えてくると…
「ウ」には、「そら」「中身の無いさま」「弓の形」、と言う意味がある事がわかります
この事は前回、アマテラスのお食事③「ウ」で、日本語から考察した「ウ」の意味とも重なってきます。

次に漢音の「キュウ(穹)」について考えて見ましょう
漢音は奈良時代以降日本に入ってきた漢字の読みです。
と言うことは…
奈良時代以前には既に中国で使われていた読み方だと言う事です。
奈良時代以降に使われ始めた言葉ではありません。
そうすると「キュウ(穹)」は弥生時代後期には使われていたと考えても問題ないかもしれません。
「穹」「弓」ともに、「ク」から「キュウ」へ音が変化しています。
ku」から「kyuu」に音が変化しています。
また日本に「ク(ku)」が伝わる時には「ウ(u)」として伝わっています。
子音の「k」の音が消えていますね
「穹(キュウ)」「弓(キュウ)」に対応する日本語には、「弓(ユ・ユウ)」と言う言葉があります。

これらの事を考え合わせると…
子音の「k」の文字は消え「yuu(ユウ)」として伝わったと考えることが出来ます。

最後に呉音の「ショウ(霄)」について考えて見ましょう
この「ショウ」に関しても子音が消えて伝わったのでは無いかと思います。
「syou(ショウ)」→「you(ヨウ)」

この事を表していると思われるのが、トヨウケヒメでは無いか、と思います
トヨウケヒメには若干の音の変化があります。

ヨウケヒメ  トユウケヒメ  トケヒメ

それぞれに漢字の当て字は若干異なるのですが、「ヨウ」「ユウ」「ユ」を除けば、あとは同じ音となります。
この違いは、今回ここで取り上げた「穹(ユウ)」「弓(ユ・ユウ)」「霄(ヨウ)」の違いだけで、全く同じ意味なのではないでしょうか。
「ヨウ」「ユウ」「ユ」の違いは、中国での出身地域の差や日本へ移住してきた時期、日本での言葉の混乱にあったのではないか、と思います。

「空」「穹」「霄」は同じ「そら」と言う意味を表します。
原住日本人には多少の混乱はあったことでしょう

まとめ
「ウ」「ユ」「ユウ」「ヨウ」には「そら」と言う意味がある。
「ウ」には「中身の無い形」という意味もある。
「ウ」「ユ」「ユウ」には、「弓の形」と言う意味もある。
トヨウケヒメに使われる言葉の混乱をみると、「ヨウ」にも「ウ」「ユ」「ユウ」と言う言葉と同じ意味が付加されたかもしれない。

今回すごい内容ではないだろうか?
と自分で自分を褒めてみる
トヨウケヒメに対する今までの常識を打ち破り真の姿が見えたかもしれない

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