博士の愛した数式 完読

で、昨日やっとこさ夜１２時頃になって読む時間が出来ていざ読みはじめました。
私ってどんなに楽しみな本でも必ず睡魔が襲ってくるのです。

本の最後に向かってどのような展開があるのか楽しみだったんですけど
でも眠い。
須磨と戦いながら読みすすめるのに
で、調子に乗ってくるまで相当時間がかかる。

で、お話は期待通りというか、良かったなあという終わり方でした。

博士の記憶には残らないだろうけど皆心からの優しさに溢れている様子が伝わってきて、こちらも満ち足りた気分になりました。

ただ、不遇な環境のもと一人で早くに子供を産み育てた彼女の息子の健やかな成長もすばらしかったが、よき伴侶になる人は現われなかったんだろうか。
女性としての幸せは？と思ってしまう。
でもそれ以上に家族愛が彼女にとって最優先だったのか。
博士と息子と過ごす時間に家族を見つけていたんだろうな。
そうすると人間として一番欲しい愛は家族の愛なのか。
私も子供らにどのような表現ができるのだろうかと考えさせられ、
子供らと楽しい時間が送れることを優先しよう。とも思いました。

小川洋子さん。他のも読んでみたくなりました。