遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

トイレ美術館1 芹沢銈介『型絵染 トリカボチャ』

2023年10月27日 | 絵画

先のブログで、トイレのステンドグラスを紹介しました。

このトイレ、手ごろな大きさの絵画をいくつか掛けてあります。

言わば、トイレ美術館(^.^)

同じように、トイレを美術品で飾ろうのコンセプト(大げさ(^^;)は、ブログ初期に紹介した、故玩館2階のトイレでも生きています(^.^)

例によって天邪鬼の虫がむくむくとわき、明治の和風建築の意表をついて、西洋の雰囲気を演出してみました。

 

今回のトイレ美術館は、故玩館2階のトイレに先立つこと7年、改修前の故玩館と住まいを繋ぐ通路脇に作ったトイレの名称です(勝手に呼んでいる(^^;)

ドアを開けると、

小さな額絵が目に入ってきます。

男性の場合、その間、じっと向かい合うことになります(^.^)

何ものか、不明です。

近寄ってみると、

6.0㎝x7.5㎝。昭和。

芹沢銈介の小さな型絵染です。

何を表しているのか、わかりません。

『無題』では淋しい。

ここでハタと閃きました。

これは、鳥兜に似ていないか?

なるほど似ています。

『鳥兜』・・・うーん、どうも堅すぎて絵にそぐわない。

そういえば、兜の頭の部分、ひょうきんなカボチャを思わせます・・・・

そうだ、『トリカボチャ』

今年のハロウィーンは、これで行きましょう(^.^)

コメント (6)
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