遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

故玩館のトイレ

2019年01月09日 | 故玩館日記
故玩館のトイレ

 9年前、母屋を全面改修して、故玩館をオープンしました。リフォームの泣き笑いは、いずれまたブログで。


 さて、いよいよ、各部屋をどう使っていくかですが、まずは、インテリアでしょう。特に、女性には重要です。
 故玩館の場合、江戸以来の黒い梁と白い漆喰の効果が抜群で、インテリアの類は不要でした。
 むしろ、どっさりとある骨董、アンティークをどう配置し、ディスプレイするかが難しい。つい、あれもこれもと欲張り、ゴチャゴチャした部屋になってしまいます(現実にゴチャゴチャ(笑))。
 一階、二階の部屋は、品物で全部ふさがり、つれ合いによれば、「インテリアなど考える余地もない」というわけです。

西洋銅版画、ピアーズの出番
 そこで、空いている部屋を探したところ、唯一トイレがありました。2階の端っこに新たに作った小さなトイレです。設計の段階では、こんなところにトイレができるのだろうかと不安でした。そこが、設計士の腕のみせどころ。りっぱな小空間が完成しました。
 何よりもこのトイレは、つれ合いが設計士に細かく要望を出して出来上がったものです。
 で、おそるおそる聞いてみました。
 「ここに、銅版画を飾ってみたら?」
 意外にも、ふたつ返事でOK。
 早速、西洋銅版画の2婦人をこちらへ引っ越しさせ、ついでにピアーズも掛けました。
 その結果が、この写真です。
うーーーん、やっぱり、ゴチャゴチャしてしまった(笑)。
でも、このトイレ、女性には、好評です。













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