それでも、まぁ、生きていますよ。

ずっと放置してしまっていました。
その間に老後に差し掛かりました。
元気になれるように日記を書こうと思います。

通勤

2016-05-05 20:01:50 | 生活
毎日の通勤経路は今まで知らなかった道です。
職場から、最初は結構広い道路(歩道もついていて楽勝)を通っているのだけれど、
途中でやや狭くなり(歩道なし)、
そのうち、車一台しか通れない道幅になります。
その道の側に田んぼがあるところがあるのだけれど、
ほとんどいつも、鷲なのか、鷹なのか、足の太い、どうみても猛禽類の鳥が一羽居るのを見ます。
いつも同じところ。
そこがテリトリーなんだろうなと思います。
先日は、田んぼを耕運機で耕しているおじいさんの10メートル位離れたところで、
その鳥が、静かにおじいさんの作業を見守っていました。
あまりにも近かったので、驚きました。
何か、もぐらでも出てくるのを狙っていたのかな。

通勤路は、その細いところを過ぎて暫くいくと、採石場に出ます。
こんなところに採石場!
知りませんでした。

最初見たときはビックリしたよ。
ジブリアニメの世界かと思いました。

ここを過ぎると日常に戻ります。
私が幼いころから知っている道路に出るから。

今ではこの通勤経路がとても気に入っています。
途中にコンビニの1つもない。
シンプルな道です。
道中には一面の藤の花が咲いている場所もあります。
去年、木蓮をレスキューした経験から、
さばり着かれている木たちの苦労が忍ばれるけど、
一面の藤の花はとってもきれいです。

毎朝、茶色いワンコを散歩させているおじいさんを見かけるのも最高。
ワンコが甘えているのも、すごくほほえましいです。

そして、私のふるさとの昭和の時代の基幹産業だった工場が取り壊されつつある、そんなところも通ります。
とても、切ない気持ちになる。
私たちが幼いころにはなく、それ以後どんどん建った工場です。
それが今や、、、、。
かつての夢や希望の残骸を毎日見ながら通勤です。
切ないけれど、知らないよりはよかった。
とにかく、そこを通りたいと思える通勤路。頑張って通います。


チップ



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