高校数学に「不等式」を扱う問題がありました。別に1章が与えられている訳でもありません。ところどころに出現するマイナーそのものでしたネ。不等式の証明は思い出すだけでも
1. 式変形で不等式を証明する
(実数)^2+(実数)^2≧0 などを用いたりしたかな
2. 特殊な不等式を持ち出す(相加・相乗の関係とかシュワルツの関係とか,特に三角不等式が重要だったとは…)
3. 微分法などを用いてグラフ化(可視化)して証明する
4. 2文字を含んだ不等式を領域で考察する
……
大学で数学書を読み始めて価値観が目一杯かわるコトがあります。不等式はその典型です。大学初年度の数学(特に微積分学)では「不等式のてんこ盛り」です。 ε・δ(ユプシロン・デルタ) と不等式のオンパレードでビビリます。 ここまで重要なのに何で高校数学での扱いは軽いのか? ちょっとウランじゃう筆頭でしたネ。
<付記>
ということで理工系に進学が決まっているアナタ。授業が始まるまでに「不等式」の復習をしておくことは意義深いですヨ(数十年前に理工系を卒業した先輩から後輩への伝言です)
PS 核発電(原発)が無いと電気不足を生じると権力のウソを信じているアナタへ → 政府が出しているこのdataは必見です
年次ごとの電力総需要量のグラフです → 原発無しで電気は足りています
(権力がこのグラフを見せたく無いタメかアクセスしにくいです 20秒ガマンです)
グラフを見れば歴然。「イノチ(健康)を犠牲にしてまで原発が必要」という思考にはなりません。義務教育の教科書に このグラフがノレバ日本人の考えはずいぶん変わるのですが…