瀬戸内海に残る生物多様性のホット・スポット田ノ浦。世界が認めた海域です。この海を殺す原発の建設工事が進んでいます。私は世間知らずで全く知りませんでした。上関に温泉があります。
私は釣りもダイビングもカヤックもできません。「この地で楽しめることはなさそう」と思っていました。海に突き出したような温泉ホテルがありました。夕食は田ノ浦でとれた海の幸がいっぱいです。部屋からは瀬戸内海の夕日を楽しめます。夜は波音を聞きながら遠くの漁火(いさりび)をみながら過ごせます。一生に何度も味わえないかもしれません。しかし庶民にとっては至福の時ですね。
上関に原発ができて確かに一部の人はもうかります… 放射能に汚染された海の幸。アナタは食べる気になる? イカはいなくなります。ですから漁火なんてありませんよ。それでもお金を払ってまで宿泊したくなりますか?
<付記>
上記で「上関シーサイドホテル」をリンクしました。「このホテルに宿泊してくれ」という意味じゃないよ。他を調べるのが面倒だったダケです。
PS 祝島(いわいしま)の文化・練塀(ねりへい)を知っていますか? 瀬戸内海の祝島。原発建設で知られています。500人のジジババが住む小島です。日本ではここにしか見られない「練塀(ねりへい)」という建築文化が存在しています。この動画の1巻(15分ほど)を見るだけでカネ・カネ・カネの日本に人間の絆(きずな)が残っていることを知ります。美しい練塀が感動的です。 「持続可能な世界へ」のblogより・練塀(ねりへい)