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きっかけは可愛かったから・・

中国語を始めたきっかけは発音が可愛かったから。あれから33年。寄り道もしたけどやっぱり中国語に戻ってくるんだよね

2学期の日本語指導終了

2013年12月19日 | 日本語指導
久しぶりにC-POPを聞きながらブログを書いてる


王心凌の不哭を聞きながら・・


って、終わっちゃった(もう1回聞こうっと)



さてさて、明日で子供達も二学期が終了。


私は人足早く今日で2学期の日本語指導の仕事が終わりましたぁ


でも、明日、明後日とがん検診の通訳があるのでまだ終わった感がないんだけどね


今、小中学校で4名の生徒に日本語を教えてるんだけど、この仕事って楽なようでそうじゃないんだよね~


というのも、1対1だから必ずその子のレベルに合わせて授業を進めていかないといけないってこと


そして、厄介なのは、その子供たちが自分がやりたくて日本語の授業を受けてるわけじゃないってこと


だから、やる気のない子、向上心のない子が多い


とりあえず、日本語授業の時間だから授業を受けにやってくるという態度の子が多いんだよねぇ


●生徒AとB

 学習歴1年5カ月  AとBは年子の姉妹なので家庭環境もレベルもほぼ同じ  親が教育熱心なこともあって家でも


 日本語の勉強はしている。日本語のヒアリングはほぼできているが、姉は失敗を恐れているようであまり話そうとはしない 

 課題は会話  なので教科書をすべて終えたらシャドーイングを取り入れようと思う。 妹は度胸があるので積極的に

 
 会話をしてくれるけど、間違いが多い。ひとつひとつ直していこう


●生徒C

 学習歴1年2カ月  今、持ってる生徒のなかでは一番厄介な子。 日本語はほぼマスターしてる。覚える力はある。
 

 ただ、じっと座ってられない。「勉強」が大嫌い。遅刻は平気でしてくる。いわゆる、学校でも厄介な子のようで


 先生も困ってる様子。少し考えなければいけない状況になると「めんどくさい」の一言。毎回、校長や担任とCについて


 話し合ってきた。日本語も上手だから正直もうやめて普通の授業にはいったほうがいいと何回も言ったが、普通の授業を


 まともに受けたがらないから日本語授業の場がCにとって逃げ場になってるらしい。C自信、別に日本語授業を受けたい

 
 わけじゃないけど、普通の授業に出るよりは私のところに来たほうが気が楽、といった具合。それが私には嫌でたまらん


 私は問題児の面倒を見に行ってるわけじゃないっつーの  二学期最後の授業で、教科書を持ってくるのをまた、


 忘れたから注意をした。ここに何をしにきてるのか? 日本語の勉強を続けたいのか? もう日本語はほとんとできるから


 普通の授業じゃおもしろくないだろうからどんなことを学びたいか教えてくれ ということを1時間ずっと話し合ったが


 ずっと無言やった  普段、余計なことをペラペラしゃべるくせに注意されると黙り込む。唯一口を開いたのが 私が


 続けたいかどうかを聞いたときに、「友達に聞きに行ってもいいですか?」の一言。はぁ  

 
 なんで友達が関係あんねん  


 担任もCの日本語指導はいらないと思うくらい意思疎通もとれている。


 こういうことが1年と少しずっとだ


 正直、Cの授業日は行きたくなくて、行きたくなくて・・・ ほんと鬱間近ってなくらい


 懇談で親と話しますって担任が言ってたけど、きっと続けるんだろうなぁ


●生徒D

 一番新しい生徒 学習歴は4カ月  小学1年生の甘えっ子の男の子

 
 Dはとにかく覚えられない。3つの単語を覚えるのに1時間はかかる。


 Dも「勉強」となると全く駄目で、遊びの中でなら覚えられる子なので、最近は勉強をやめて、トランプをしたり


 折り紙をしたり・・  幼稚園児を教えるようにゆっくりていねいに日本語を話し続ける、というやり方に変えた


 そしたら、話せなくても聞くのは上手になってきた。 


まともに教科書通りやっていけるのは生徒AとBの姉妹だけ


なぜだろう?  女の子は真面目な子が多いけど、男の子は手のかかる子がほんとに多い


私もまだまだ未熟なのかな?


3学期も四苦八苦しながらがんばりましょ


 

卒業

2011年03月17日 | 日本語指導
日本語を指導していた生徒二人が無事に中学校を卒業し、今日、最後の授業をしてきました


一人の子は無事に門真にある某高校に入学が決まり、


もう一人は就職先を探すということになりました


就職したいと言っていた男の子は中国に一時帰国するという話だったので特に何もしなかったのですが、3月に入って


急に中国には帰らず日本で仕事を探すと言い出して


私の住む町にはボランティアで日本語を教えてくれるところがあり、そこへ通いながらハローワークに行く、ということに


なりました


今日は最後の授業ということで履歴書の書き方を教えました


人に頼るところがあり、面倒くさがりやの彼なのでこの後、本当にハローワークに行き、日本語の授業を受けるか


心配ですが、それは彼自身が決めること


いつまでも私が手助けしては彼は成長しないでしょう


一年と少し彼に日本語を教えてきましたが、聞き取りは少しできるようになったものの日本人と話す勇気が持てず


話すことに関しては全くと言ってもいいくらい・・


5年後、彼がどうなっているのか気になるところです


日本語が上達し、コックになりたいという夢に少しでも近づいていたらいいなと思います



仕事始め

2011年01月07日 | 日本語指導
今日から本格始動


子供たちも幼稚園&保育園が始まったし、私も仕事再開です。


2週間も保育園を休んだ長女は絶対泣くと思っていたのに意外や意外


全く泣かずどころか、自分でかばんを持ち、自分で用意をし、私ともあっさりバイバイでした


で、今日は私は中学校で日本語指導のお仕事


今日は予定を変更してもらって1時間目からだったので朝からバタバタで行ってきました



さて、日本語指導ですが、


今、二人教えておりまして、そのうちの一人が二年目ということで今年から週一回になります


そして中学三年生なので3月上旬で終了です


彼は出会ったころに比べるともちろん日本語も理解しているんですが、とにかくしゃべらない


2学期は10月に結膜炎で2週間以上休み、11月、12月も何度となく休んでいて、ほとんどやったという実感がありません


最初に私が甘やかしてしまったのがいけなかったのか、すぐ中国語を使うし、私以外の日本人とは全く口をきこうとはしないし、


これはヤバイと思って2学期後半から会話を取り入れ、作文を書かせて・・・


だけど、辞書は持ってこないので会話にならない・・・


宿題が増えるだけ


私がその場ですぐに日本語を教えてもいいのかもしれないんだけど、それじゃ、彼のためにならないし、彼の性格なら甘えてくる


でしょう・・・


というわけで、今は厳しく、授業中は日本語を使うようにしています。


日本語指導の仕事を始めて1年半ですが、毎回試行錯誤しながらやってます


きちんと日本語教師の勉強をしたわけでもないので手探り状態です


今年は日本語指導員としてもう少し勉強をしようと思います


って、今決めました


やる気のない子を教えることはとっても大変ですね~

夏休みが終わりまして

2010年08月26日 | 日本語指導
我が家の子供たちも昨日から2学期が始まりました

と言っても夏季保育を申し込んでいたのでずーっと幼稚園に通ってたんです

その間、私はのんびりさせてもらいました


そして今日から中学校も2学期が始まるということで私の日本語指導のお仕事も再開です


たっ1回2時間の授業が4回という大したお仕事ではないのですがすっごい気が重くて・・


はぁ


とため息をついても時は来るのです



今日は2時間目と3時間目


少しは早めに言ったら教頭先生が「あぁ」と低い声が


時間間違えたか? 今日からじゃなかった?


と一瞬の間にいろいろ考えましたが予想は外れ


彼女、一旦お家に帰ったと


なんでだ?


髪を染め直しに自宅へ戻ったと


夏休みに、すこーし髪を染めたらしいです


それをみた担任が怒って注意し、染め直してきなさいと自宅へ戻したんだとか・・・


えーーーー


それ今じゃなくてもいいじゃん


別に夜に染め直してもいいんじゃないの



で、2時間近くもぼーっと待ってましたよ


初日からこんなんだなんて・・・


結局おまけで4時間目終了まですることにしました


明日はもう一人の子の授業です


二人とも受験を控えている3年生


これからは日本語と勉強もしていかなければならなくて


って勉強みれるのかなぁ・・




なぜキャリーバックは駄目なのか?

2010年05月30日 | 日本語指導
私の生徒は先週水曜日から金曜日まで修学旅行

おかげで少しのんびり過ごせたよん


修学旅行直前の火曜日、大きなボストンバックがないからキャリーバックで行こうと思うんだけど、いいか?って


担任に聞いてほしいと言われ


だって無いんでしょ? じゃ、いいんじゃないの? と私は思ってたんだけど念のため聞いてみると


「ぜーーーーーったいに駄目」ってキツく言われちゃいました


彼が転校して来たのは去年の年末


なので、制服も前の学校のものだし、かばんも自前


他の生徒は学校指定のかばんもボストンバックも持っているが彼は持っていない


だから自分で用意しなければいけなったようです。


彼は修学旅行に持って行くものを頭に浮かべキャリーバックなら十分に入ると思っていたようです。


が、結局担任に駄目と言われ、学校にあるふるいボストンバックを借りることになったのですが


これじゃ、入らないとご不満の様子


しかし、先生は「みんなボストンバックなのに、あなただけキャリーバックなんて絶対駄目」とキッパリ。


そしてこうも言いました


「日本はみんな足並みを揃える文化なの」と





そして、その日の午後、もう一人の生徒のところへ。


授業が始まる前、彼女が私に質問


「どうして、日本の学校はキャリーバックは駄目なの?」






さらに



「どうしてスーパーで売っているお弁当は駄目で、スーパーで売ってるパンはいいのか?」



「どうして紙パックのジュースはいいけど、ペットボトルのジュースはだめなのか?」




どうしてだろう・・・・



パンのときって親が忙しくて作られなかったから今日はパン、こんな感じじゃなかったっけ?


だったらお弁当でもいいような気もするんだけどなぁ


ジュースはゴミの問題?


ペットボトルの方が飲まないときはふたもできてこぼれないから便利なのに・・・



二人の話を聞いていると中国って自由なんだろうねぇ


日本って戦争中の「軍隊」様式が残っているのかなぁ


みんなが残業してるから自分も残業しないといけないとか


レストランで私はAランチでって言ったら、じゃ私も、私も とか



それでも、今の学校はマシになったんだろうね


だって、私の時代は靴下は白 だったし


スカートの丈は膝下とか、ヘアゴムは黒か茶色かだったし、


コートは着たら駄目だったし


もうちょっと前なんて髪型まで決められてたもんねぇ



中国人には理解しがたい日本文化


説明も難しいです