66歳で迎えた令和元年の終戦記念日

2019年8月25日日曜日、天候小雨。午後3時現在時外気温24.2℃湿度74％、南東の風1.3m/s。
今朝から涼しい気温となる。最低気温は深夜1時25分の20.4℃。
お盆過ぎると涼しくなるの先人の言葉通り、あの酷暑の日々が嘘のようだ。

今年で66歳を迎え、すでに父の歳を6年生き永らえております。
先の大戦を経験した父。
生前、当時の戦友に会いたいと言い漏らしておりましたが、
その願いが叶ったか否かは定かでは有りません。
しかし、数々の苦難を乗り越え子を育て家族を守ってくれたお陰で、
今日の私達家族があることを、夢々忘れてはいけない。

同様に、戦争も。

過日のこと。
誕生日を迎えた夜、
長女家族と家内に誕生日祝の宴に招かれ、
ひとときを愉しみました。
父逝って37年、私は父の歳を6年、生き永らえました。
還暦で逝った父、
66歳の誕生日を3人の孫とともに祝ってもらう私、

長生きしたものは喜びも悲しみもその分、背負うのだろうか。

先日長崎で、17年ぶりに知人と再開。
三年前にご主人を亡くされたとのこと。
先日大分で、8年ぶりに知人と再開。
二年前にご主人を亡くされたとのこと。

全員が元気な我が家で当たり前のことが、
知人宅では非日常であったようだ。

“Is Paris Burning”(パリは燃えているか)
https://www.youtube.com/watch?v=6QdCsxw16Tg
映像の世紀と題されたNHKの企画番組。
この曲を聴くとなんとも言い難い気持ちになる。

平和が当たり前の日本に住み、
日常の出来事に一喜一憂する。
玄界灘の向こうにある隣国と、なにやら雲行きが怪しくなってきましたが、
余りにも平和過ぎると逆に、平和の尊さを実感しなくなるのでしょうか。

先の大戦から74年、私達日本人が学んだことと言えば、何だろう。
他国の領土となるのを避けた上に、言論・思想・信教などの自由を謳歌し、
各々の家族の幸せを願って、自分の役割を果たそうと努力する。

戦前の日本を知らない私にとって、弾圧や自由を制限した軍国主義は、
想像を絶する世界であったでしょう。

日本は二度と軍国主義の昔に戻ってはいけない。
平和憲法を決して改悪してはならない。
平和の尊さを余りにも軽く見られ過ぎております。

今一度、平和国家日本を更に堅固な恒久平和国家へと為すために
一人ひとりが出来ることから、成して参りたい。