福岡タワーとの対話

タワーと出会い早30年。動画制作にも意欲を持つ令和版高齢者!

山本一力著「長兵衛天眼帳」読了

2019年08月27日 06時39分38秒 | 積読、音読、心読
2019年8月27日火曜日、天候雨。午前6時10分現在時外気温24.3℃湿度93%、東南東の風2.8m/s。
夜明け前から降り始めた雨、止む気配無く時おり篠突く様にも。
今週は秋雨前線?の影響もあり、ずっと雨模様だ。
今日から長崎へ。前回(先月)も雨だった。
初日の今日はリュック背負い、傘を手にしバッグも提げるため、
両手が塞がって厄介この上ないが、
それも致し方なかろう。

さて、山本一力著「長兵衛天眼帳」読了

江戸時代の日本橋、眼鏡屋店主の村田長兵衛と目明かし新蔵。
一力作品初登場の二人だが、日本橋と言う舞台も珍しい。
これまでのほとんどが深川だった。
一部・二部の構成だが、その二つは流れとして繋がっている。
発行元でのインタビューに著者は、新たなシリーズとして取り組みたい旨を語っていた。

結構なペースで作品を量産する傾向だが、中には長期休載中?の作品(竜馬奔る、等)もあり、
著者が目指そうとしているものが何なのか不明瞭でもある。

本作品でクローズアップされた目明かしと言う職業。
決して歓迎されない職のイメージも有り、思い切った構成が必要だったのだろう。
再読した上で読後感を述べたいが、著者作品特有のサクサク読める内容なので、
苦にはならない。

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