旅の途中 FM銀河「てんがらもん」の毎日

FM銀河「てんがらもん」のパーソナリティが管理人。地域の情報が溢れ・リスナーさんも発信できる建設的な番組に。全国区。

西伊敷民児協・研修視察で「麦の芽福祉会」など訪問・大迫先生との出会いなど。

2015-06-12 | 日記

6月12日(金)曇り 11849歩

4羽の燕が生まれたと確認したようです。(29棟の方の話)

空になっていることがあるので巣立ちの日も近いのか

 

 

麦の芽福祉会 

ゆりかごから墓場までーついにお墓も準備できました。

小学校も近い将来、障害者が安心して障害を過ごせる

町をつくっていきます。温泉も始めました。

 

子ども療育センター  夢のまち  福祉会本部  視察研修

(西伊敷民児協 17名参加)

30年前無認可で誕生した子ども療育センタ―(その後認可を)

たくさんの子どもたちに療育の機会を保障し障害者とその家族に

希望と勇気を与え続けてきました。

 

全ての障碍児に0歳からの療育の場を保証をすることをめざします。

の理念のもと 科学的な発達観、  障碍児観に立ち 子どもの人格全体

の発達を促す療育の実践と理論を創造することを目指します。        

       

 

  

 

療育は可能性を探る、療育は宝。

わずか300gで誕生したAちゃん 療育はAちゃんをこんなにもたくましく育てました。

桜島遠泳に挑戦見事完泳したのです。

 

ここで育つのは子供だけでない、母親も父親もこどもと共に育ってきたのです。

親たちの、感想文を紹介しながら胸を詰まらせる場面も。

 

1時間半にわたる大迫先生の実践報告は、聞くものに大きな感動と勇気を与えてくれました。

 

本部にある作業所。古紙の整理、クッキーづくり、陶器などの作品つくり。

他いくつかの部屋がありました。

ほんの一部だけ紹介します。

 自らもここで作業に参加しているメンバーがここの仕事内容など語ってくれます。

 

私は全盲です。全く見えていません。毎年その年の干支を作り、バザールで販売しています。

今は来年のお猿さんをつくっています。(しまった、それを写していません) (真ん中の女性)

80歳です。お化粧は?「自分で塗ったくっただけです。60歳で見えなくなりました。

この部屋は、作業所でなく、癒しのためにゆっくりする場所。重度の脳性まひの

青年がパズルを楽しんでいました。サポートの方も本人も一つのパズルを見つけるのに

気の遠くなるような時間をかけての挑戦…でした。

 

また夢の町には、生活する場所、研究のための施設、デイケア、パン工場、

多目的ホール、他訪問の度色々な部屋が増えていました。

私も合唱団時代はルンルン大学の名前で「合唱するサークル」があり 

アコ持参で月2回通いました。

 

 

 

 途中で吉野のふくふくで昼食  

30数年前、

私のちいさな認可外保育所(当時は無認可保育所と呼んでいました)

当時小学校で特別学級や障碍児の子どもたちに関わっていた

大迫よりこさんが訪ねてきました。

「障害のある子どもの相談する場所を作りたいのです」

そのスタートは、自分が出会った子どものお母さんからいったいこの子を

どう育てていけばよいのか」と悩んでいるお母さんを見て閃いた自分の

やらねばならない仕事、という動機だったのです。

私の保育園開設の動機は

「働きたくても預かってもらう保育園がたりない」駆け込み寺的な保育園

がたりない高度経済成長時代でした。

私も障碍児保育も受け入れていたので、大迫さんの熱い思いと共通

のものがあると相談に見えたのでした。

 

私は33年続けた「よいこの家」を13年前保育園 を閉園しました。

それに比べて、私の100倍も1000倍も大きなことに繋げて発展し続け

る麦の芽福祉会、今日も大迫先生に「実は私は始める前村永先生に

相談に行きました」と言われたのが恥ずかしくて、…

でも全国にも類を見ない大仕事をされたスタートで

多少なりとも、縁があったことを誇りに思いました。

 

民生委員になって毎年いろんな施設や、関係の場所に視察に

出かけますがおそらく今日のような、研修は初めてだった気がします。

何処が違うのか、それは大迫先生の描かれた理念。

それに賛同する人を結集できたこと。

障害者と、その家族はもちろんの事、賛同、協力される団体、個人

皆が主人公であり、みんなが経営者であるという、

民主的全員参加の手創りの共同体をめざしていること

ではないかと思います。

親たちをはじめ、子どもを取り巻くすべての大人たちが子どもたちから

学び、ともに教え合い、育ちあう場「麦の芽福祉会」に、私も支えるひとり

として今日入会させてもらいました。 

 

出会ったお花さんやお友達です。

    

     

     

      

 

久しぶりの夕焼けを撮れました。

      

 

 

 

 

 

 

 

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
頑張っているのですね。みんな。 (鈴音)
2015-06-12 23:18:28
素晴らしいお話しを伺いました。
信念を持って行きるってそうできることではありません。
孫の将来を思えばこういう場所が近ければなぁと・・・
思いました。
なにかお力になれることがあれば教えてください。
この夕日に心を静めてもらいましたよ。
ありがとうございます。
返信する
お早う。そして有難う (chidori)
2015-06-13 05:30:14
鈴音さんへ
あなたのお部屋にお邪魔したのですが意味不明でした。まだ途中でしょうか?
シンデレラのお部屋だったのでしょうね。
今週は毎日バタバタして、今日も多分夜まで家を空けます。早々ありがとう。今から温泉スタートです。雨かな?
今日もお元気でね。ありがとう。
返信する
お早うございます。 (延岡の山歩人K)
2015-06-13 06:28:14
美しい夕日ですね
とても上手く撮れてます\(^o^)/

特にラストの写真 お見事でした
心が洗われる様です。

返信する
おはようございます (chidori)
2015-06-13 08:37:23
延岡山歩人K様
 ありがとうございます。久しぶりに西の空は見れましたが、東の桜島は全く姿を見せてくれませんでした。
明日は雨の予報でも日南海岸です。雨の日の山歩きばかり経験させてもらっています。
返信する
遅くなり・・すみません (屋根裏人のワイコマです)
2015-06-13 19:11:41
いろんな障害〔不自由〕を持った人たちが大勢いますが
彼らは意外と、世間の隅っこでひっそりと暮らし射てます
冷酷な私ならいつも・・自分の力量で社会に参加して
無理なところは、その部分だけ助けを求めること
決して欲をかかずに自分の力量の範囲・・です
行政や周りの人は、余計なおせっかいが多いので
不要なものは拒否してください・・自分の力量と
夢と 希望をゴチャマゼにしないことだと・・
授産施設で話したことがあり・・その後の評判は
最低と評価されました。                                     
返信する
それに準ずるコメント記憶あります (chidori)
2015-06-13 21:16:56
ワイコマさんへ
 いろんな方の思いに触れる中で人は変わってきます。
家族や身内に一人でもそのような方がいると、おそらくそのような考え方はできないと思います。
私の個人的な感想かも知れませんが、ワイコマさんの中で、いろいろ変化してきているのではないかと思います。最低と評価された皆さんの勇気に拍手。
それをここに書いたワイコマさんに拍手。
自身が経験された見えない恐怖も、どこかで自分を変えることに?
てんがらもんで、いろいろゲストが語ってくださったお話も何らかのヒントになっていないでしょうか?

私もてんがらもんでたくさんの方の思いに触れて、自分の未成熟や、まだまだ知らない世界を教えてもらえることが、何より続けていてよかったと思います。
返信する
Unknown (chidoriーt)
2015-06-14 22:28:56
これはテストです
返信する

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