旅の途中 FM銀河「てんがらもん」の毎日

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悪性皮膚がんの診断から手術まで 2024年4月9日手術 退院まで

2024-05-29 | 日記

2024年5月29日(水)

悪性皮膚がんの診断から手術まで

「川柳 つばさ誌6月号『自由席』より

自由席 ハードルを越えた向こうに青い空

2月に左目目の下のまつ毛みたいな塊が「皮膚悪性腫瘍―基底

細胞癌」と診断され4月9日に手術しました。

昨年夏ごろから気になっていましたが、一度剥がれたので

又剥がれるのではと思いほっておきました。

1月 両眼ドライアイ症状で眼科を受診、皮膚科への

受診を勧められ、皮膚科でも、一見してすぐ医療センターへの

紹介状を出されました。この成り行きで一抹の不安がよぎりました。

 

「最期かも身辺整理考える」 

診断から 2ケ月後の入院、悪性とはいえ、手術で100%近い

治癒率 転移も極めてまれと説明を受けて、かなり楽観的に受け止めていました。

しかし「もしかしたら?」の不安は「悪性」だから過ります。

手術までの2ケ月間、万が一を考えて身辺整理、主に生活空間の整理

をしました。次女が帰省してくれることも考えて 台所の使い勝手

夫の身の回りの衣類や寝具の調整、等々。

024年5月29日(水)

「包丁は乾いたふきんで拭くように」「ふきんはすぐ洗って干す」

等も書いて貼りました。

自分の城はたびたび使い勝手がよいように整理してきたので、

万が一まとめて廃棄されるとしても、無関心を装っている家族が、

私のやっていることを垣間見てくれるかも?など思いました。

 点滴に明日の命を託す夜

度胸決め医師に託した手術台

終章へつなぐ手術へ覚悟決め 

覚悟して入った手術室、テレビなどで見るそのままの光景。

ベテランの主治医を囲む数人の若い医師、麻酔のDr 看護師

さん、実に多くのスタッフが一つの命に向き合ってくれている

安ど感がありました。「終わりましたよ」「今何時ですか」

「12時です」手術室入りして3時間、深い眠りから覚めました。

麻酔冷め尊い命抱きしめる 

託されて命を救った医師眩し

明日退院という4月12日 早朝5時すぎあじさいの仲間から

「南日掲載おめでとう」のラインが入りました。

ハードルを越えた向こうに青い空 

入院中にいち早く報せてくれた仲間に感謝しました。

この日のために詠んだような句。入院前に送った句です。

4月の火のしま定例会で詠んで特選をいただいた

句読点打って4月の靴を履く

と合わせて、一行詩で自分を鼓舞し、青い空へとつなげ

られた川柳、こうして報告記も川柳を交えて伝えられる、

川柳との出会いに感謝しています。

 

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