真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

翻訳出版編集後記 常盤新平 2016年5月

2023-07-17 | 読書-エッセイ/小説etc
翻訳出版編集後記
「出版ニュース」にて1977年から1979年まで連載されたものだという。

翻訳出版編集後記

早川書房における十年間の編集者生活。英米のエンターテインメント小説やノンフィクションを刊行し、出版界に新たな道を拓いた著者が、自らの体験を基に翻訳出版のあり方を...

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一九六七年十一月―初めてのアメリカ
ポール・レイノルズとトーランド
ノヴェライゼーション出版への疑問
「ホリデイ」の失敗
「PW」誌の思い出
ニューヨークで出会った人々
わずかな部数を大切にした時代
敗者をいつも理解した人
楽しさ、面白さを味わう
HAYAKAWA BOOKS〔ほか〕

星野智幸さん評
「翻訳出版編集後記」書評 読者得る喜びも失敗も哀歓こめ|好書好日

冬木糸一さん評
翻訳出版が冒険であった時代──『翻訳出版編集後記』 - 基本読書

写真多数が嬉しい。
著者が早川書房で働いていた1959年〜1969年は、ニクソンショック前(オイルショック前)の物価水準なので、くらくらする。
1ドルが360円、著者の年収は30万円とか。
南面堂の父親(著者とほぼ同世代)が就職した当時は占領下だった。
業界は全然違うけどね。
アメリカが輝いていた。
町田で直木賞作家・常盤新平展-「アメリカへの憧れ」探る

週刊NY生活ウェブ版

あの人に会いたい|NHKアーカイブス

早川書房 - Wikipediaの創業者が陣頭指揮して、著者たち若手編集者が頑張っていた。
著者初のアメリカ出張は創業者早川清に同行した旅で、NYの大学留学中だった、後の2代目トップ早川浩が通訳などで活躍したなど。
ふむ。
早川書房社長・早川浩が、ロンドン・ブックフェア「国際生涯功労賞」を受賞しました。
お、話題の人じゃん。
早川浩:アジア初、ロンドン・ブックフェア「国際生涯功労賞」を受賞|話題の人|三田評論ONLINE

それにしても、編集者の集合離散というか、誰かを排斥にかかったりするエネルギーは凄いな。

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