キミは『清流』を知っているか～『ニュース一人旅』徳岡孝夫

例によって（笑）ワシは知らなかったんだが、その雑誌の連載をまとめたものである由。 . . . 本文を読む

気になる作家が気になる本を語る～『博士の本棚』小川 洋子

あー、彼女に語られてしまうと弱いぞ。引力が強いんだもん。 . . . 本文を読む

‘歴史探偵’が本業でナマの証言を集めたものを再提供～『私の「昭和の戦争」』

私の「昭和の戦争」半藤一利2007年 インタビューや座談会などで半藤氏に語った当事者は既に彼岸へ。 1970年の文藝春秋臨時増刊誌上の座談会、なんてのもあるからな。 著作権継承者に連絡が付かないケースもあるようで、出版社が連絡を求めている、という記載が巻末にある。 一部専門家筋からは「安直な編集」とのご指摘もあるようだが、シロウトには価値があるからええぢゃないかと思うけどな。 20～30余年前 . . . 本文を読む

特異な戦記もの～『従軍看護婦たちの大東亜戦争―私たちは何を見たか』

『従軍看護婦たちの大東亜戦争―私たちは何を見たか』2006年 強烈！苛烈！悲惨！慟哭！ ～語彙の乏しさが暴露されてしまうぢゃんか。 日本赤十字社が纏めた手記の再編集復刊。 部隊と行動を共にするわけだから、餓えながら敗走もするし、捕虜にもなるし、シベリア抑留まで一緒にされてしまっていたのだね。 . . . 本文を読む

南伸坊さんの偉業「歴史上の本人」の発想は伊丹十三だったのか！

以前、南伸坊さんの偉業を称えたことがあった（4/20付参照）が、あの、歴史上の人物に‘なってみる’という試みは、伊丹十三さんの発想をいただいたものだったと容疑者が白状、じゃない南氏がTV番組で語っていた。 そうだったのね。 「知るを楽しむ－私のこだわり人物伝」 伊丹十三 カメレオン男のトリック “歴史ドキュメンタリー「天皇の世紀」では、伊丹自身が侍姿でパリの凱旋門を歩き、過去と現在を交差させ . . . 本文を読む

吉村昭さんの初の本格評伝を読んでみる

取り上げられていた吉村作品から、全く無関係の鉄道事故を思い出してしまうのはなぜ？ . . . 本文を読む

24歳でガールと称するのは違和感あるけど、日本語だからいいか～プリズン・ガール

名前だけは聞いていたのだが、文庫化されてまたも書評などが出ているので、読んでみたもの。 . . . 本文を読む

お食事中にはちょっと、だけど～東方見便録

『東方見便録 「もの出す人々」から見たアジア考現学』1998年 斉藤政喜（文）内澤旬子（イラスト） . . . 本文を読む

どうぶつの きもちが わかる～『動物感覚―アニマル・マインドを読み解く』

9/12付『世界屠畜紀行』からの連想で読んでみる。目からウロコがぱらぱらぼろぼろ... . . . 本文を読む

彼はアナフィラキシーを知ってて発言したとは思えないが～本当は怖いハチ刺され

結果として「本当は怖いハチ刺され」にならんと良いのだが... . . . 本文を読む

いま解ける「エト緊」のひみつ～『わが夕張わがエトロフ』佐々木譲 2008/09

遙かなる故郷エトロフへ；色丹、択捉を訪ねて . . . 本文を読む

古典的名著～日本語を流暢に話す外国人が有利である（かもしれない）こと

『代議士の誕生』1971年、『永田町政治の興亡』2001年 ～9／10付「政治と秋刀魚」の続き . . . 本文を読む

元旋盤工・作家

小関智弘『働くことは生きること』2002年を読む。 . . . 本文を読む

ドルメンじゃ～『鳥居龍蔵伝 －アジアを走破した人類学者－』

徳島から出た巨人 . . . 本文を読む

昭和史１４の謎

なぜ１４かというと、『昭和史七つの謎』＋『同　ｐａｒｔ２』なので、７＋７っつことで計１４にしてみたのよね（笑） . . . 本文を読む