●エリートを養成した陸軍大学校の教育とは?
●参謀という仕事の中身
●参謀本部の特権意識
●石原莞爾が満洲事変で火をつけた「下克上」
●作戦指導の中枢・服部卓四郎たちの再軍備計画
●「作戦の神様」辻政信の孤立
●瀬島龍三がシベリア抑留で得た人生観
●統制派の経済参謀・池田純久の「国づくり」
●「台湾沖航空戦」の内実を見抜いた情報参謀・堀栄三
●八原博通の合理主義が情緒的な精神主義に敗れた沖縄戦
●戦後社会はなぜ参謀を受け入れたか
序章 参謀とは
第1章 石原莞爾―満洲事変という「下克上」
第2章 服部卓四郎―作戦指導の中枢と再軍備
第3章 辻政信―幕僚統帥の孤高と孤独
第4章 瀬島龍三―シベリア抑留、そして商社へ
第5章 池田純久―経済参謀の「国づくり」池田純久 - Wikipedia
第6章 堀栄三―反骨の情報参謀
第7章 八原博通―合理主義者の戦いと沈黙八原博通 - Wikipedia
終章 戦後社会と参謀
戦前日本が英知を尽くして作った「参謀」たちの生き方とは?(前田 啓介)
あなたの人生を問う。『昭和の参謀』 - HONZ
半藤一利さんの時代は本人たちにインタビューしたり、集合をかけて大座談会なんかも挙行したりなんか。
保阪正康さんも、ぎりぎり本人や部下等への直接取材かな。
なお、このお二人は、明仁・美智子両陛下に召し出されて懇談しているんだよね(2013年2月~16年6月)
「楽勝だと思ったら……」上皇陛下と美智子さまが自ら語った「軽井沢テニスコートの恋」 | 文春オンライン
膨大なインタビュー実績を誇る保阪氏は、元軍人などの被取材者の誇張や捏造もわかると書いておられたな。
著者の世代になると、諸先輩の時代のようなことはもうできないので、書物等から拾いまくり、参謀たちの息子・娘らにインタビューして回る。
ので、提供された家族の秘蔵(たぶんこれまで未公開だった)写真がばんばん紹介される。
誠実な取材者として遺族たちの信頼を得ることができたので可能になったことなのだろう、と感じさせる。
堀栄三の、村長時代の事績は知らなかったが、本書で詳細に知れてよかった。
沖縄戦を戦った合理主義者、八原博通はどんな戦後を送ったのか? (前田 啓介)
いつまで残るかわからんが、一応貼るね
「あの時代の感情」伝わってくる肉声…「昭和史の天皇」取材テープ公開
沖縄戦の証人 高級参謀 八原博通①「持久戦か攻勢か」
沖縄戦の証人 高級参謀 八原博通②「肉弾戦から首里放棄へ」
沖縄戦の証人 高級参謀 八原博通③「持久論者の精神」
沖縄決戦 -八原博通 著|文庫|中央公論新社
長男が語る『沖縄決戦 高級参謀の手記』著者、八原博通大佐の「戦後」 - 中公文庫プレミアム 編集部だより
長男を長勇と空目してはいかんぞ!